2016年02月22日

尋ね人

本屋でブラブラしていて目に入ったので買った本、「尋ね人」。
末期ガンの母に頼まれて、消息不明の昔の彼氏を探す娘の話。

谷村志穂さんの著作で、私は彼女の本は「海猫」しか読んだことがないんだけど、函館での生活感が伝わってくる言葉の選び方が心地よいなといつも思う。

自分に残された時間がもうほとんどないってわかった時、私は何を遺したいって思うのかな。何か心残りなことがあるのかな。


私は時々ふらりと一人で旅に出るのが好きで、自分が何者で、どんな仕事をしていて、どんな生活をしているのか、そんな些細なことを誰も気にも留めないような場所に行って、非日常的な時間を送りたいと思っている。
たぶん、次の行き先は函館。
幕末から明治にかけて開拓され、ロシア正教会の流れを組む教会が建っている場所。
海を越えれば本州なのに、その越えられそうにない海を眺めながら、函館に住む人たちはどんなことを思いながら生活をしてるのだろうか。

だいたい私が本を読みたがる時というのは、今の自分の中に渦巻いている感情を言語化したくてもぴったりの言葉が見つからない時で、だから私はいつもとはちがう感情が芽生えていることは理解できているけれど、結局のところ言語化するための言語がみつからず、途方にくれるだけだったりする。
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2013年02月28日

古代ギリシャのいいとこ図鑑

先日、姪っ子が「出る杭は打たれるの杭ってどんなの?打たれるって、どうやって打たれるの?鉄砲みたいのでうたれるの?」と聞いてきたので、妹と相談して「ことわざ事典」のような本を探しに本屋さんに行きました。
お目当ての本はすぐ見つかったのですが、偶然、おもしろそうな本に出くわしました。
『古代ギリシャのいいとこ図鑑』という本。
ゼウス、ヴィーナス、円盤を投げる人などの彫刻をゼウスご本人やヴィーナスご本人が紹介するという形を取りながら、「この彫刻のこんなところを見てみると楽しいと思いますよ」というポイントを説明してあります。
中にはツボに描かれたヘラクレスやアキレスも登場しているページもあり、ヘラクレスのページはヘラクレスがナルシストっぽいキャラになっていて、読んでいて吹き出しそうになりました。

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最近は田舎に住んでいても芸術鑑賞の機会のある生活を送っていますが、音楽はとっつきやすくても絵画や彫刻はいまちわからないなと思うことがあります。子ども向けの絵本かもしれませんが、こんな本を姪や甥と一緒に楽しみながら、私も少しずつ、絵画や彫刻の良さに触れていけるようになれたらいいなと思っているところです。
このシリーズの本の2冊目が出ていて、2冊目のテーマは古代エジプトなのだそうです。これまた、興味があってもいまいち理解しがたい文明の国、エジプト。買って読んでみよう。
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2010年08月14日

Sweet little lies

久々、声にハマる俳優に出会いました。

大森南朋(ナオ)さん。

ちゃんと名前を覚えたのは、武市ハンペン太@龍馬伝からなんですが。
先日、ジブリ特集みたいのをNHKがやってて、そのナレーションが南朋さんで。
この声いいわ〜
と、ドツボにハマりました。

どうでもいいのだけど、私は映画の舞台裏を表に出すということにはあまり賛成ではなくて、ましてや監督の個人的な感情に密着した舞台裏なんか見せられた日には 映画自体への興味を失います。
映画は、細部までこだわってナンボ。
その細部は、映画を見る人が五感でキャッチすればいいだけ。
五感に届かなければ、その程度の表現しかできなかったということ。
ジブリ作品から学ぶことは多いけれど、そのプロモーション手段には疑問が残る。
そんなことを思ったジブリ特集でした。


はい、本題に戻ります。

南朋さん。
いいですよ、彼の声。
今でも武市ハンペン太の三文字切腹シーンが蘇る。
介錯人が刀を振り下ろそうとするのを「待ちや!」と制する。

南朋さんの声=「待ちや!」

昨夜、新たに南朋さんの声が追加されました。


「腕に入る?」


鼻血出ました。

映画「スイートリトルライズ」のセリフです。

「スイートリトルライズ」は江國香織さん原作らしく。
南朋さんの「腕に入る?」を妄想するべく、本屋に走って原作入手。

映画のDVDをレンタルしろよ、という話なんですが、江國香織作品を映像化したものにはハズレが多いような気がして。
行間を映像化するのは難しいというか、江國香織作品の主人公はどこか浮き世離れしてるから…。

読書しながらかなり妄想しました(あぶない)。

南朋さんの声。オススメです。

携帯の待ち受け画像は南朋さん@ハゲタカです。
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2008年01月15日

くりにかる・さいころじすと

 所用で実家に戻ったところ、「臨床心理士 聖徳太一」という漫画を発見。何年か前にうちの臨床心理士がおもしろいっちゃ〜おもしろいような…と言っていた漫画です。
主人公は自身もトラウマと刺青を背負う臨床心理士 聖徳太一。彼のもとに来談するクライエントの“治療”をするわけですが…
 セッション、今からが展開部ってとこで切っていいのかなぁ?
 こんなに読みがあたるもんかなぁ?
など、疑問に思いつつ。
セッションの区切り方が独特なので笑ったり。
 まぁ、別に臨床心理士が刺青してようが、人間として微妙にアレでも私はかまいませんけどね、仕事してくれれば。

のだめの次の次くらいにオススメかもしれない漫画です。全5巻で短いしね。


 私、腹黒色白氏の命令で、新年会に突撃かました某タンバリン男さんにブラックメールを送信しましたの。そしたら、送信者が腹黒色白氏ではなく私だったので、メールの内容をすっかり信じて凹んでいたそうです。騙してごめん、と思う反面、凹まなくていいくらいに普段から仕事をしてほしいと思いました。
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2007年10月31日

あらしのよるに

学校の図書室と大学図書館、大好き。学校の音楽室も大好き。高校の図書室はあんまり面白くなかった。僻地まで行かないといけなかったし、僻地まで行くヒマもなかったし。
最近、図書室&図書館で読書する機会が多いので、かたっぱしから本を読んでます。最近読んだのは
マチルダは小さな天才
あらしのよるにシリーズ全7巻
バザールでござーるのバナナ裁判

「マチルダは小さな天才」は「チャーリーのチョコレート工場」の作者ロアルド・ダール氏の作品。これでもか!って思うくらい大人社会をするどく風刺していて、子どもらしい視点で大人をやりこめてました。イギリスのブラックジョークっていうのかなぁ。あれ、日本だったら虐待だよなぁ。
「あらしのよるに」はアニメにもなってますが、私は観てません。絵本7冊、一気に読んでみました。狼と山羊の友情の物語と言えばそれまでなんだけど、婚外恋愛カップルの経過報告を聞いているような感じもありました。二人(2匹?)の関係がしだいに周囲にバレて、仲間から「あいつは敵だ!(別れた方が身のためだ)」って言われて逃避行するあたりなんか、特に。逃避行後の展開がなかなか良かったので、ちょいとホロリ…。
「バザールでござーるのバナナ裁判」は、よくわからんけど「協力・NEC」ってとこにウケた。バザールがバナナ泥棒に間違えられ、裁判にかけられそうになるところから話が始まります。真犯人は誰だexclamation&questionそしてバザールの運命やいかにexclamation&question…というドキドキ系の話かと思いきや、けっこう家族思いの素敵なお話になってました。
んー。今から何を読もう?


どーでもいいけど、音楽室にサン・サーンスの絵が貼ってあって、「サン・サーンス、ベルサイユ派」って説明してありました。…ロマン派でいいんでない?ベルサイユ派って何?サン・サーンスの「死の舞踏」の怪しさが好き。
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2007年03月22日

小さい“つ”が消えた日

 ドイツ人のステファノさん(語学堪能らしい)が日本語で書いた本。

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日本語ネイティブじゃない人にとっては、小さい「つ」はやっかいものなんだってね。発音しないのになんで書かなきゃいけないんだ?って。
…という、いわゆる「語学」関係の本かと思いきや、50音に性格を持たせ、日本語ネイティブが見落としがちな ちいさい「つ」の役割についてユニークな視点で物語は進む。
音を出さないものが重要な役割を担っている。
音を出さないけれど、存在に意味がある。
無駄な物なんてない。

 『いじめ』という視点でこの本を読んでみたら、すばらしいメッセージを伝えてると思うんだけどな。
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2007年03月18日

どろぼうがっこう

 仕事が終わってから同僚数名とともに焼肉を食べに行きました。日曜日の夜、焼肉を食べに来ているご家庭はけっこう多くて、待ち時間も長かった。その長い長い待ち時間の中、同僚が子ども用に揃えてある絵本を1冊手に取りました。目の前には全然知らない子どもが2人。同僚はそのまま子ども2名に読み聞かせをはじめました。そのまま話に聞き入る子どもとそれを取り巻く大人達。
不思議な空間でした。

 うちの職場にはボランティアで絵本の読み聞かせに来て下さる方々がいます。いつも面白い本をたくさん準備してきてくださいます。この前 読んでいただいた本がそれまた面白かったので、ちょいとご紹介。

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 『どろぼうがっこう』という、タイトルからしておかしな絵本です。作者は加古里子さん。
 立派などろぼうになるための学校での出来事がおもしろおかしく書いてある上に、絵が歌舞伎のくまどりみたいな感じでとにかくおかしいのー。ツボにハマッたのねー。
 びみょーにブラックな絵本です☆ でも、楽しめます☆

…どろぼうがっこうの遠足は、夜10時集合らしいよ(笑)。
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2007年01月24日

I wish I could hold your hands

また本を買いました。買いすぎです。でも好きだからいいんです(自分に言い訳)。
 今日 購入したのは,米国の心理学者Pat Palmerの本。径(こみち)書房から『泣こう』というタイトルで和訳本も出版されておりますが,あまりに日本語的だったので原著購入に至りました。『泣こう』って直接的すぎない?原題は『手をつなげたらいいのに』だよ。その後の「悲しみや喪失への 子ども向けガイド」ってのが大切なんだけど。

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 この本は,大切な人や身近なペットが自分の元から去った時に体験する喪失体験をどう表現してどう昇華していくのか…という まぁ,Assertive Trainingみたいな内容です。
 彼女の本は,他にも「大人になる本」とか「夢をかなえる本」とか出版されてるみたいです。私は‘Teen Esteem’という本を購入しましたが,レファレンスにAnger Management等に詳しい団体や書籍の紹介がたくさん載っていたので,いまからちょっとずつ勉強していく予定(あくまで予定・笑)。
 あ。ちなみに,昨日の記事に出てきたbeingとかいう言葉は,Carl Rogers(超有名)という米国の心理学者の言葉を借りました。
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2007年01月12日

愛ルケ読みました。

勉強からの逃避。『愛の流刑地』を読みふけってみました。読み終えました。
・・・。
渡辺淳一作品は嫌いではないです。が,一昔前は「女性が,傷つけられてもそれを踏み台にしてステップアップする」系の話が多かったような気がする。最近のは不倫ばっかで,あげくに愛の究極の形としての死ってのが定番?
 お子ちゃまな私には想像しがたい世界です。
 死んだら元も子もないじゃん…と思っているので。
 不倫の,二人の逢瀬の場面ばかりを取り上げているから,二人はいかにも愛し合っているように感じてしまうけれど,でも会ってない時間 けっこうどす黒いものが二人の心の中に渦巻いてそうな気がする・・・。うまく表現できませんが。
 でも,長い長い物語を読み終わった後,どんな困難が立ちはだかっても,どんなに世間から理解してもらえなくても,この主人公が納得した場所こそが『愛の流刑地』だったんだと自然に思えました。これが究極の形だとしたら,人間はいろんなものに縛られてるから 失うものもその代償も大きいのね,きっと。


最近,どーにもこーにもおかしくて。いや,普段からおかしいんですけど。
会いたいくせに,会ったら何を話せばいいのかわからなくて無口になって,何かを漠然と期待していた分 期待が外れたときのショックが大きくて淋しくなって,そして自己嫌悪。・・・会わなければよかったのかな?
I would rather hold hands with you than waiting for a miracle would happen.
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2007年01月11日

Harry Potter and the Deathly Hallows

Harry Potter and the Philosopher's Stoneのころは,まだまだかわいらしい児童文学って感じだったのに,最新刊のタイトル ― Harry Potter and the Deathly Hallows ― を観てそーとー恐ろしくなった。
 Deathly Hallowsとは何事か。死人のような聖人?ヴォルデモート卿のこと?

 だいたい,私は『指輪物語』や『ナルニア国物語』と同じレベルでハリー・ポッターシリーズを語ることには違和感を感じている人間であって,昨年末あたりに公開されたエラゴンとかいう映画が「指輪物語,ハリー・ポッターに続く世界最高文学の・・・」みたいな宣伝文句で語られるのは許せないのである(だから,エラゴンは観てません)。世界最高文学と言っていいのは指輪物語だと思うんだけどねー。
 エラゴンの作者って,15歳から小説を書き始めたんだってね。というニュースを妹が聞いて「ふーん。ゴーストライター?」みたいなこと言ってた。15歳でどれだけの文才があるってんだ,このやろう。と文句を言うくせに,読む気にはならない。

 そんな私は,勉強から現実逃避するために『愛の流刑地 by渡辺淳一』買いました。買っちゃったよ,愛ルケ(笑)。
私の寝る場所の周りには,のだめと愛ルケと勉強用の本と英字新聞と辞書が散乱している。
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2006年11月23日

Not My Fault

人の気持ちを受け止めることと 自分の気持ちを受け止めてもらえないことのはざ間で,「人の気持ちとは?こころとは?」という答えの出ない問いにぶつかった数日間。

職場の同僚に勧められた本を手にとってみた。「わたしのせいじゃないよ」とかいてある。

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Leif Kristiansson (著), Dick Stenberg (イラスト)


 簡単に言えば,集団で1人をいじめる時の集団の心理について書いてある絵本だった。「だって,他の人も同じことしてるもん」「だって,私が最初にいじめたんじゃないもん」「いじめられる方だって,どこかおかしいんだもん」「いじめられる方も,助けてって言えばよかったんだ」「だから,わたしのせいじゃない」と。
 
そんな理屈が通じるか!!
でも,みんな「自分に関係ないことだもん」って
心のどこかで思ってるもんね。
ヒトって・・・


 私が読んだのは洋書ですが,日本語版も出版されているようです。絵本の最後に写真が数枚載っていました。とてもショッキングな写真でしたが,人にはそんな残酷な一面もあるのだろうし,状況が変われば私も同じことをしてしまうのではないかと思うとおそろしくなりました。と同時に,昔 スタンフォード大学(だったはず)で行われた「刑務所の刑務官と囚人役の役割実験」を思い出しました。それはまた別の話・・・
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2006年11月15日

The Coloring

 書店に行くと,やたらと目に付く『大人のぬり絵』。私,ぬり絵は嫌いではないんですよ。嫌いではないんだけど,子ども用のぬり絵に手を出すのも変だし,だからと言って『大人のぬり絵』を見ても自分にしっくりこないし…。なんかね,嫌だったのよ。印象派の絵画を自分で塗ってみるとか性に合わないような気がして。決められた色を塗ることが性に合わない気がして。

 そんな私がついに出逢った究極(?)のぬり絵がこれ!!
『マンダラ塗り絵』
スザンヌ・F.フィンチャー, 正木 晃 / 春秋社
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 今日 1枚ぬってみました。んー。癒されます揺れるハート
 今日のマンダラ図のセレクトを同僚にお願いしました。「私のイメージで,1枚選んで」と依頼したところ,72枚の原画の中から彼女が選んでくれたのは曲線にあふれたシンプルなマンダラ図でした。「どうしてこれにしたの?」と尋ねたところ,「んっとねぇ。情熱系に見えて,実は繊細かなぁと思ったから」と彼女は言ってましたが,私にはよくわかりません。
 マンダラ図を塗っていると 時間が予想以上に早く過ぎ去っていて,「ただの幾何学模様のクセに,私をここまで夢中にさせるとは…」と1人でぬり絵につっこみ入れてみた(笑)。
 ぬってて このぬり絵がぴったりくる理由がわかった。ただのぬり絵じゃない,アカデミックなぬり絵だからだ。

 これからの季節,週に1度,こたつの中でマンダラ図をぬるも良し(基本的に,セラピーは週1回)。
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2006年05月29日

Feel it with your heart!

 今日、中学生の女の子に‘What color do you like?’と尋ねられたので、私は‘Hmmm, I like blue and green. How about you?’と返してみた。彼女は一瞬迷った後 ‘I am blue!’と元気に答えてくれた。
 間違ってはないような気がする。「私は、青よ」
 ただ、いきなり‘I am blue.’と言われたら戸惑うと思う。

と、いうことで。今日の1冊(ホントは2冊)はコレ。

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NHK教育で放送されていた『ハートで感じる英文法』が本になりました〜☆ この番組、めっちゃハマッて観てました。講師の大西泰斗先生が、マジであやしい。彼のあやしさがたまらない。
 お受験英語で頭につめこんだ知識をアッと覆してくれる『ハートで感じる英文法』。しこたまススメたい。


それではみなさん、以下の文を書き換えてみてください。
<冷蔵庫をあけたら牛乳がないことに旦那さんが気付き、奥さんにそれを告げました。奥さんの返事は以下の二通り>
1. I will buy a milk.
2. I ( ) ( ) ( ) buy a milk.
間違いなく99.9%の人が am going to と書き換えたはず。でも、willとbe going to 〜 には、もんのすごいニュアンスの違いがあるんですね。簡単に言えば確定してるかしてないかの違いなんだけど、そういうニュアンスをわかりやすく説明しているこの本。目からウロコです。
 *ちなみに、I will buy a milk.だと「え?牛乳なかったの?だったら買ってくるわ」というニュアンス。I am going to buy a milk.だと「牛乳がないことくらい、知ってたわ。買いに行くわよ!」というニュアンス。後者の答え方だと「知ってたんだったら、さっさと買っておけ!」と夫婦喧嘩のタネになるかも。

 他にもHe gave me the present.とHe gave the present to me.の違いとか、It's difficult to study English.とTo study English is difficult.の違いとか、「おぉぉぉ!」と感じる説明の数々。
ええ、丸暗記なんかやめて、この本を読みなさい。言葉はハートだってよくわかるはず。そして、お受験英語がいかに役立たないものなのかがわかるはず(それは言い過ぎ?)。
 『ハートで感じる英文法 −会話編−』もオススメです。
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2006年05月19日

ハリー・ポッターと謎のプリンス

平成17年8月の初め、Harry Potter and the Half-Blood Princeを読み終えた。あれから9ケ月と2週間強。今度は日本語版を読み終えた。
 英語版を読んだ時は、私の英語読解力不足で理解できてないんだろうと思った。衝撃的なシーンが、あまりにもさらっと流されていたから。それに、そんな展開は信じたくなかった。あまりにも辛い展開の中で、ダンブルドア校長先生の何気ないユーモアや「愛」があまりにも温かすぎて、最後の5章くらいは涙無しには読めなかった。日本語版を読み、また同じところで涙を流してしまった。

 たかがハリーポッターですよ。でも、ハリーポッターなんですよ。
お子ちゃま向けの本だと思っているそこのあなた、大間違いですよ。
 ダークなものがじわじわと迫っていながら そこに当たり前のようにある友情や家族愛がいかに素晴らしいものか、押し付けがましくなく 当たり前のようにそこ静かにあるpositiveなものにどんなに支えられているか…。
ハリーと闇の帝王の根本的な違いはどこにあるのか。その違いがその後の人生にどれだけの影響を与えているのか。

 確かに、ハリーポッターシリーズは英国伝承話のいいとこ取りな部分もあります。例えば、英国伝承では「魔女はほうきに乗って飛ぶけど、魔法使いは飛ばない」というのが通常の認識です。しかし、ハリーはほうきに乗って飛びまくり、おまけにクィディッチなんていうゲームまでやってます。
でもね。そんなこたーどーだっていいんです。


 さて。巷では「ダンブルドアは蘇るのか!?」「スネイプはどっちの見方なのか!?」といった論争が巻き起こっていますが、英国文学最高峰と言われる『指輪物語』を引き合いにだして、私なりの推論を述べたいと思います。
『指輪物語』における 灰色のガンダルフと『ハリー・ポッター』におけるダンブルドア校長先生の存在は 「賢者である」「謎めいたことを言いながらみんなを引っ張っていく」という点で かなり似ていると思われます。『指輪物語』では、ガンダルフはバルログとの戦いでカサド=ドゥムの橋から落ちた後「そなたの役目は終わってはおらぬ」ということで 再び肉体に命が宿り白のガンダルフとして蘇ります。
 物語の登場人物には それぞれの役割がありますし、その役目を終えてから去っていくわけですが、ダンブルドア校長先生が役目を終えたようにも思えるし、役目を終えてないようにも思えるのですよ。まぁ、ダンブルドア自身は「ハリーなら任せられる」みたいなセリフを吐いてますから、役目を終えたと考えた方がいいでしょうね。なので、ダンブルドアは蘇らないほうに1票。

 また、『指輪物語』では ビルボに情けをかけられたゴラムが最終的に指輪を捨てることに貢献しているわけで、その点 『ハリーポッター』でもハリーに情けをかけられたワームテール(ピーター・ペティグリュー)が何らかの形で闇の帝王を葬り去るのに役立つと考えていいかもしれないですね(ものすごい推測ですが)。
 で、問題はスネイプよ。スネイプ。
 「我が輩は…」という口調と、めくれあがった唇と、アブラギッシュな黒い髪と。
あのダンブルドアが「わしはスネイプ先生を信頼しておる」と言って憚らないスネイプさんですよ。その信頼の根拠は何なんだよ!?と時々問いつめたくもなりましたけど。死んでしまったから問いつめられないわよ。
 英語版を読んだ時は「2度とスネイプなんか信用せん!!」と怒ってました。今でも怒ってます。スネイプが許されざる呪文を口にするなんて。
 
 んで、R.A.B.とは誰なのか。B=Blackとしても、RとAがわからん。掛け言葉の上手い作者のことなのでAは人名と見せ掛けて実はandだったりする可能性あり。
日本語版翻訳者も、掛け言葉の遣い方や漢字の持つ意味を上手に遣っての翻訳がすばらしく上手な方だな、といつも感心してしまいます(トダナさんとはえらい違いだ)。
例えば第三章Will and Won'tのWillは「やるよ」という『意思』と、遺言という意味の『遺志』の掛け言葉になってます。なので、この章の日本語タイトルは『意思と遺志』。 すっげ〜。目からウロコだったよ、このタイトル。



  いろんな謎を残したまま、ハリーは魔法界での成人を迎えます。
         生き残った男の子に乾杯。
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2006年04月15日

クレーの絵本、クレーの天使

パウル・クレー
 1879年 スイス生まれ。音楽家である両親の長男として生まれ、4才で祖母から絵を習い始め、7才でバイオリンを習い始める。21才、ミュンヘン美術学校入学。21世紀前半のドイツで活躍。

 私は、クレーのことをよく知りません。彼の描く『天使』はステレオタイプな天使ではなく、泣いていたり怒っていたり、忘れっぽかったり醜かったり、悩んでいたり用心深かったり、どこか『人間』的なのです。そんな人間的な天使に憧れ、本を探していたら、クレーの絵と谷川俊太郎さんの詩のコラボレーションという不思議な本を見つけました。

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忘れっぽい天使、1939年の作品


 『クレーの天使』だけでなく、『クレーの絵本』という本も出版されています。クレーが天使を描いたのは、晩年 彼が皮膚硬化症という難病と闘っていた時で、『クレーの絵本』にはまだわりと若い頃のクレーの作品が収められています。絵だけでも何時間も眺めてしまうのですが、詩も何度も読み返してしまう上にきちんと解釈できてないので、まだ読破したぞ!という気分にはなれません。
 たくさんの詩の中で 私が一番好きだと感じた詩を載せておきたいと思います。




   黒い王様


 おなかをすかせたこどもは
 おなかがすいているのでかなしかった
 おなかがいっぱいのおうさまは
 おなかがいっぱいなのでかなしかった

 
 こどもはかぜのおとをきいた
 おうさまはおんがくをきいた
 ふたりともめになみだをうかべて
 おなじひとつのほしのうえで




どうしてこんな言葉の選び方ができるんだろうか。不思議です。
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2006年03月27日

The Dot

今日の1冊。


The Dot
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谷川俊太郎さんの和訳で日本語版『てん』も出版されています。
 主人公はお絵描きが大嫌いなワシテちゃん。お絵描きの時間に「絵なんか大嫌い!」とプリプリしています。そんなワシテちゃんが、「あれ?絵を描くのって意外と楽しいな」と思えるきっかけとなる出来事、そしてその後のワシテちゃんの変化が描かれている作品です。
 こんな声掛けができるCare-Workerでありたい。
 客観的でしかも冷静に状況を判断できるCare-Workerでありたい。
 そんなことを心の底から思いました。
絵本だけど、子どもと関わる仕事をしているすべての大人に読んでほしい。

 この絵本は『絵』を媒介にした 大人と子どものやりとりがきっかけで、子どもがいかに自信を持つかといったことに焦点をあてた作品だと思います。
 私自身は、高校での芸術は書道を選択したので、義務教育中の「図画工作」「美術」の授業しか受けてません。はっきり言って、図画工作は苦痛な時間でしたし、美術も苦痛の極みでした。今思えば、「絵はこう描くべきなんだ」という先生の主観やクセが苦痛だったのでしょう。
 そんな私に、絵の楽しさを教えてくれた人物がいます。
 彼女はスイスのユング研究所研究員で、絵画療法を専門にしています。彼女は私の職場に来て、一室の壁に模造紙を貼りまくり、その上に画用紙を貼り(貼る場所は‘自分がしっくりくる場所’を選択できました)、部屋の真ん中に18色の絵の具と1色につき大小2本ずつの絵筆を準備し、そして一言「さぁ、好きなように 描いてごらんなさい」と言いました。「…」戸惑っている私に、彼女は「どの色が好き? そう、その色ね。筆を持って、絵の具をつけて…。線を描いてごらんなさい。縦でも横でも斜めでも、好きなように。筆の感触を味わってみて」と言ってきました。
試しに線を描いてみると、思いのほか筆の感触が気持ち良く、他の色も試してみたくなって カラフルな線だらけの1枚を仕上げてしまいました。
 学校で机や画板に向かって描く描き方をしてきましたが、「立って壁に向かって絵を描く」というのはそれが初めての体験でした。しかも、画用紙の下には模造紙が貼ってあるので、絵の具がはみだしてもいいのです。そのはみだした絵の具が重なりあって、それすらも芸術になるのです。
 この手法は、フランスの画家アルノ・シュテルン氏が彼のアトリエで使っている方法だそうです。彼が戦災孤児をアトリエに連れて来ては絵を描かせ、絵を見ているうちに「どんな子でも、絵を描かせると○△□といった図形に帰着する」という結論に達したのだとか。そして研究に研究を重ねて『絵の具18色』『ガチョウの羽で作った筆』に到達したみたいです。
 何の話だかわからなくなってきました。
 音楽にしても絵にしても、苦しむもんじゃないなと時々思います。それを職業にしている方々は別ですが。

アルノ・シュテルンのアトリエに興味を持たれた方はのぞいてみてください(英語です)。アトリエの雰囲気が伝わって来ます☆ → Arno Stern Web Site

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2006年03月13日

The Giving Tree

またまた絵本を読んでみました。

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The Giving Tree/おおきな木
Shel Shilverstein(著)
ほんだきいちろう(和訳)


 原著では‘The Giving Tree’、和訳では「おおきな木」となっています。和訳した方のセンスだでしょうが「大きな」ではなく「おおきな」と平仮名表記にしているところに この『木』の『何』が『おおきい』のかを感じてほしいのだと私は思います。「与える木」ではなく「おおきな木」なのです。
 和訳本は、日本人が何故か安心してしまう3、3、7のリズムで言葉を綴ってあり、読みやすくなっています。
 ストーリーは 少年と木(原著を読めばわかりますが、「木」は女性なのです)の関係を中心に展開していきます。少年は成長するにつれ、様々なものを欲しがります。木は無条件に少年に自分が与えることができるものを何でも与え続け、少年が幸せであればそれでいいと思う。これって明らかにアガペーよね、アガペー。
 少年は与えられ続けて何を感じたのか。
 木は与え続けて本当に幸せだったのか。
 giveって何なのか。無償ってどういうことなのか。母親像って…
そんなことを考えつつ、家族愛や親子間の愛情に思いを馳せてみたのでした。
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2006年02月28日

Michael Rosen's SAD BOOK

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 先日テレビで紹介されていた絵本です。ちょっと気になったので原書を購入。イラストはCharlie and the Chocolate Factoryの挿し絵も描いたQuentin Blakeです。谷川俊太郎さんの訳で日本語版の本もあります。
 SADだからって、社会不安障害ではありませんよ。日本語では『悲しい本』となっています。
 一見、手に取りたくないような本だとおもいません?絵本って、もっと楽しいこと・夢のあることがつまっている1冊だというイメージがあると思うのです。なぜに絵本で『悲しさ』を扱わなければならないのか。不思議でたまらない。
 不思議に思ったそこのあなた、是非 この本を手に取って読んでみて下さい。読んだ後、あなたの心に何が残るでしょうか?悲しみ?それとも別のもの?
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2006年02月15日

KISS KISS

今日は 亡き祖父の78回目の誕生日です。祖父はハイカラな人だったようで、当時の人にしては珍しくヴァイオリンなんぞ弾いておりました。でも日本の古典芸能にも詳しい人で、きっと若い頃はボンボンだったんだろうなと思います。実家には弓道場や馬場があったらしいので。

 数日前、TOEICの結果が郵送されてきました。目標点数に一歩及ばず。まぁ、英語を喋らない・使用しない環境にいるので、こんなもんか〜とも思いましたが。でもやっぱりちょっと悔しかったのです。最近英国の友人だけでなく、米国の友人(内科医でトレッキーでロスの大学の教授)ともメールのやりとり(英語)をすることが多いのですが、中学生みたいな表現しか思い浮かばないの〜。もうちょっとsmartな文章を書きたい。が、表現がわからなくて悔しい。辞書ひきまくって英文を書くので、一通しあげるのに1時間かかる(バカ)。マジ、隣でイビキかいて寝ている猫の手も借りたくなるよ(笑)。
 昨日、ヤボ用で近所の大学に行ってきました。ついでに学食でごはんを食べてみました。なぜか附属の高校の学生さんがたーくさん タムろってましたけど。試験中なんですかね、高校は。ついでに大学の中を散歩してみました。気分は学生に戻っていますが、身なりはどう見ても社会人です(笑)。ウロウロしていたら大学内の本屋にぶち当たりました。わりと広いんですね、この大学の本屋って。私の出身大学の本屋は「は?これが本屋?キオスクの間違いじゃないの?」みたいなレベルだったので、よその大学の本屋に衝撃を受けてしまう始末。ちなみに出身大学の本屋は、はっきり言って新学期始まった時くらいしかみんなテキストを買わないので、本屋のまわりがうるさくなるのは4月の始めだけ。あとは教授が時々電話で本を注文して、届いたら受け取りに行くくらいね。学生が本を買っていったのを見たことがない。
 で、本屋をウロウロしていたら洋書コーナーをみつけ、そこでRoald DahlKISS KISSという短編集を発見したので思わず購入。Roald Dahlと言えば、Charlie and the Chocolate Factoryの作者ですよ。早速 ‘The Landlady’という短編を読んでいるところです。

あ。チョコレートで思い出した。70%カカオのチョコレートを食べてみましたが、すでにビターすぎました。苦い。苦い。苦すぎる〜!!! 99%なんてどうなるんだろう…。一人で食べるのはどう考えてもキツイので、恨みのある同僚にでも分け与えてみよう(私は悪魔)。

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posted by Deanna at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | My Favourite Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

博士の愛した数式

博士の愛した数式 by 小川洋子、新潮社
家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に派遣される。彼は優秀な数学者であったが、17年前に交通事故に遭い、それ以来、80分しか記憶を維持することができなくなったという。数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるものだった。しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに、そのぎこちない関係に変化が訪れる。彼は、息子を笑顔で抱きしめると「ルート」と名づけ、「私」たちもいつしか彼を「博士」と呼ぶようになる。

 私自身は、数学大嫌いっ子です。中学校までの数学は完璧に理解していますが、高校数学は頭痛がします。指数とか対数とか、虚数とか、一体 何の話よ?社会に出て誰か使ったことある?って思うわけ。
 そんな私が 手にとって読んでみた本。映画化されたっていうのを知っていたので、「映画を観る前に本を読もう」と思ったわけです。
 この物語の中には、色んな要素が詰まっています。数式はもちろん、親子の愛情、博士と「私」と「ルート」の中に流れる愛情、コミュニケーションに記憶障害…と。
 偶然とという出会いが「ルート」の人生に与えた影響を思うと、教授はいつまでも教授だな と思うし、人との出会いって面白いって思いました。本との出会いも面白い。この本では、「完全数」について書いてある部分がありますが、「おぉ!数字ってなんておもしろいんだ!」と感動してしまいました。あまりの感動に、チビちゃん達を相手に完全数について講議(?)してしまったほどです(←おい!)

*完全数;自然数nの正の約数のうち、n自身を除いたものの総和がn自身に等しいとき、nを完全数と呼ぶ。
 ちなみに一番小さな完全数は6。じゃ、次の完全数は? わかった人はDeannaまで連絡してね〜☆ うちのチビは20分ほどかけて計算して答えを出してました。

 数学って、公式だけ見たらなんだか面白みがないわけですけれど、視点を変えたら面白いはずなんです。学校の授業では視点を変えて見た公式なんて誰も教えてくれないので、数字離れが進むんではないかと意地悪なおねーさんは思うわけです。小学校・中学校の時の算数&数学の先生は、ユニークな授業を展開してくださる先生達ばかりだったので、私は数学嫌いにならずにすみました。でも、高校の数学の授業は詰め込み形式だったので、大嫌いでした。
 
 数学は嫌いでも、数字の面白さを体験したい!って人へ。『博士の愛した数式』 オススメですよ。
 
 明日は循環小数について教えてみるか〜?などと思っている次第です。→ 人気blogランキング
posted by Deanna at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | My Favourite Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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