インポート(from UK)で購入したパイカリ2&3のサントラが届きました。別にンポートじゃなくてもよかったんだけど、インポートもののジャケットの方が好みだっただけ(笑)。まぁ、何気にUK Importの方が音質が良かったりするんだけどね。
パイカリ3のサントラ聴きまくりなんですが、良いです。もう、全てが、良いです。聴いていると、Flying Dutchmanが潜行したり海の中から戻ってくる時の緑の閃光がぺかーって脳みその中で光ります。Black PearlとFlying Dutchmanで敵をはさみ込むとこなんか、むきゃー!!!って鼻血が出そうになりますよ。
パイカリ3には9人の海賊長が出てきます(余談ですが、この前テレビで『英漢字』というのを見て「海賊」とPirateを足した字を書きたくなって、習字の時間に書きました)。
世界の海って7つじゃないのか? まぁ、パイカリに出てくる9人のクセモノ海賊長を紹介しましょう。
アマンド(Ammand):トルコ人:黒海の海賊長
ヘクター・バルボッサ(Barbossa):カスピ海の海賊長
チェヴァラ(Chevalle):フランス人:地中海の海賊長
マダム・チン(Ching):中国人:太平洋の海賊長
ジョカード(Jocard):アフリカ人:大西洋の海賊長
ジャック・スパロウ(Jack Sparrow):カリブ海の海賊長
スンバジ(Sumbhajee):インド人:インド洋の海賊長
サオ・フェン(Sao Feng):中国人:南シナ海の海賊長
ビジャヌエバ(Villanueava):スペイン人:アドリア海の海賊長
知らんかった−!バルボッサとスパロウは同じカリブ海の海賊だと思ってたー!!!っていうか、バルボッサのFirst NameがHectorってことをパイカリ3で初めて知った。他にも、こいつら海賊長が恐れる掟の番人ティーグ・スパロウ(ジャックのお父さん)もいるけど。
パイカリ3では、バルボッサのチョイ悪加減にクラッときてしまった私です(でも本命はきっと入浴経験のないCaptain Jack Sparrowですよ。Jackを呼ぶ時はCaptainを付けてあげないと、Jackが怒りますよ)。
バルボッサね、アステカの金貨で呪われてた過去を持つせいか「死ぬ日のために生きるんだ!」っていうセリフがかっこよすぎますよ。好きです、バルボッサ。パイカリ1では大嫌いだったのに。そしてバルボッサったら一応 船長だから、結婚式を執り行う権利を持ってるんですよ。かっこいいですよ、バルボッサ。「結婚させて!」って言われて「今はちょいと忙しい!!」って(笑)。そりゃ、周り敵だらけだしね(苦笑)。いま、ちょうどそこの音楽なのー
さて、本題。
パイカリのサントラ。
Composer Hans Zimmerはいつも登場人物それぞれのテーマを作って、それを展開したり重ね合わせたりする手法を使ってます。
パイカリ全作のサントラを聴いてみて、私が一番好きなのはDrink Up Me Heartisです。パイカリ3のラストの曲。ジャックの最後の後ろ姿から間髪入れずにエンドロールに移る、その絶妙のタイミングで例のHe's A Pirate(パイカリのメインテーマ)が流れ出す。鳥肌たちます。音の厚みが迫ってくるんです。凄いとしか言い様がないです。
その1曲前のOne Dayも好きです。邦題は「また会う日まで」ですが。Willが10年を海で生きるために、たった1日だけ陸に上がれる。その「1日」の曲。切ないです。
What Shall We Die Forなんかも血が騒ぎますねぇ。この音楽にあわせて、どわーって海賊旗があがるんですよ。‘Hoist the Colours!’って。colorじゃなくてcoloursなところが英国(東インド会社とか英国海軍とかが出てくる)だよね(笑)。
他にも、タコオヤジのテーマDavy Jonesも良いですよ(パイカリ2より)。あのタコオヤジがオルゴール聴いて涙流すんですよ。キモイでしょ。でも素敵な音楽なんです。
なんかね、海賊業界では船を盗むことを「船をちょうだいする」って言うそうですよ。あはは〜。ジャックはまた「船をちょうだい」しに旅立ったのかしらねぇ。