2023年10月22日

人生で2度目

「長崎にちゃんぽんを食べに行く感覚で海外に行ってしまう人」と言われました。そこまで気軽に旅に出ているわけではありませんが、周りから見たら気軽に見えるのかもしれません。
さて。
インド映画を見過ぎてアホになった私は、なぜかインド旅行に行くことにしました。それもテルグ映画のメッカ・ハイデラバードへ。
ニューデリーに着いた後、国内線に乗らなければなりません。ニューデリーには19時ごろに着き、それからハイデラバードへ移動するのはきつかったので、空港近くのホテルで一泊し、翌朝、国内線に乗りました。
日本の国内線は、わりとすんなり乗れるので、出発1時間前に空港に到着しても余裕がある感じですが、ニューデリー空港は「出発の2時間前までに空港に来てね」となってます。
なんでかなぁと思いつつ、1時間半前に空港に到着した私は、痛い目にあいました。
まず、ターミナルに入る前に行列が。
インドの空港は飛行機に乗る人以外はターミナルに入れません。入り口前に機械が並んでいて、搭乗券を発券し、セキュリティのお兄ちゃんに顔写真付きID(日本人だとパスポート)を提示して、「中に入っていいよ」と言われてからターミナルの中へ。
ターミナルの中では、今度は荷物を預ける人たちの行列が。…マジか。
搭乗手続き終了間近に滑り込み、チェックイン完了。
今度は手荷物検査場。ここも行列。
係員がうまく捌いてくれないので、すっごい混雑してし混乱してる。そしてブラのワイヤーまでチェックされる。笑。
やったー!検査終了!と思って搭乗ゲートに行くと、すでにFinal Call の文字が。…マジか。
よくわからんまま、バタバタと飛行機に乗り込む。
けど、乗った後にだいぶ待たされる。
インド人は飛行機の中でもずっと喋ってるし、誰かと電話してる。なにを喋ってるかわからないけど、日本のフライトではなかなか見かけない光景。

そんなこんなで(日本人から見ると)大混乱の国内線で無事にハイデラバードに着きました!
ハイデラバード空港(正式名称はラジーヴ・ガンディー国際空港)はとてもきれいで、良い空港でした。

観光のことはまたあとで。
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2021年11月06日

北斗に乗って

北海道に来ている。
大切なたったひとりの人以外、行き先は告げていない。

札幌から列車に乗り、函館にいる懐かしい人に会いに行ってきた。
列車で4時間。往復8時間。福岡県在住の人間からすると、とんでもない乗車時間である。福岡県から鹿児島県まで、新幹線で1時間20分もあればついてしまう。4時間も列車に乗っているのに、他県にすら出ていない。なんたる広さ!

札幌から函館まで、列車は牧草地を抜け、海沿いの漁師町を走り、火山の近くを通り、そして街へとたどり着く。4時間の旅の間、私は牧草地で家畜の世話をする人、農業を営む人、毎日漁に出る人、それぞれの生活を思わずにはいられなかった。酪農家も農家も漁師も、自然を相手に生活の糧を得ているのだ。彼らは日々何を願い、何を思い、何に幸せを感じているのだろうか。彼らにとって「自然」とは、ただの福祉屋である私が感じる「自然」よりももっと大きな意味を持っているのではないか。私は何も知らないまま、福祉の仕事の一翼をただ担ってしまっているだけではないのか。

福祉の世界では、「伴奏型」「寄り添い型」の支援がスタンダードになった。しかし、何をもって「伴奏している」「寄り添っている」と言うのだろうか。
憐れむとは何なのか。
端的にいうと、「あなたの苦しみを、私も担いますという思い」がどれだけ相手に伝わっているかということだと思う。実際に苦しみ全部や問題の解決の全てを引き受けることではない。
その違いを理解せず、ケース会議で「わー、大変な家庭ですねー」としか発言しない職員など、会議に参加する意味がない。その職員に学ぶ意思があるなら、会議に参加する意味があるだろうが。

この土地での日々の生活を理解すること。
個別的な意味でも、町全体、市全体という意味でも。
福祉は個別にも、全体にも作用するものでなければ。

そんなことを考えていたら、函館に着いていた。正確には五稜郭駅である。「懐かしい人」とそのご家族が迎えに来てくれていた。

せっかく北斗6号に乗ったのだから、十津川さんや亀さんに会いたかった。洞爺あたりでサングラスにつばの広い赤い帽子をかぶった髪の長い女性があたりをうかがいながら下車するんじゃないかと期待していたのに。
十津川さんたちに会えなかったのが残念で仕方ない。
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2018年08月02日

4度目の里帰り

2018年7月16日(月)〜7月24日(火)、4度目の里帰りと称して英国に行ってきました。
今まではひとり旅でしたが、今回は妹、姪、甥も一緒でした。彼女たちは初めてのロンドン滞在だったので、いかにもロンドンな観光スポットを巡りました。
彼女たちが2泊3日でドイツに行っている間、私はようやく1人になり、好きなように芸術鑑賞に時間を費やすことができました。
今回は、Royal Shakespeare CompanyのRomeo and Juliet、BBC PromsのProgramme 9&11を鑑賞。
9は第九、11はマーラーの千人の交響曲でした。
第九は年末になればアマからプロまで日本全国どこででも演奏してるから別にいいんだけど、海外の第九も聞いてみたいやん。
で、千人の交響曲は、日本ではめったなことでは聴けないので、これまたお祭り的な感じで聴いとこーと思って。

Promsは、プロムナード(散歩道)のコンサートの意味らしく、このお祭り騒ぎ的な演奏会が約2ヶ月間続くわけです。
毎晩お客さんめっちゃ入ってるし。
芸術にお金をかける余裕がある人が多いのかもしれないし、芸術が日本人よりももっと身近にあるのだろうなと感じました。

千人の交響曲の時は、隣りのおじちゃんが「この曲、聴いたことある?」と話しかけてきてくれて、「初めて聴くので楽しみです」とお伝えしたら、曲の解説をしてくれました。
おじちゃん曰く、「とてもロマンチックな曲」って。マーラーのどこをどうしたらロマンチックになるんだろう?私の中では、マーラーは理解し難く、狂気と正気の間にいて、時々現実に帰ってくる。そんなイメージだったので。
でも、演奏を聴いて、おじちゃんが言ってたことがなんとなく理解できました。マーラーを聴いて涙が出そうになったのは初めてやったかもしれん。

今回の滞在も、いつも泊まらせてもらってるおばあちゃんちに滞在させてもらいました。
おばあちゃんはニューヨークに行ってて不在だったんだけど、最終日に帰国なさってて、再会できたのがすごくうれしかった。
第2の我が家のように使わせてもらってます。
Kathy, thank you for having us!

いつも9月に行っていたロンドンですが、今回は7月。英国も夏休みで、どこに行っても親子連れが多かった。それはそれでおもしろかったからいいんだけど。

ありがとう、英国の皆さん。
また里帰りするので、遊んでください!
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2017年05月09日

ベルリン

2017年5月3日から7日。
連休だし、弾丸で行けないこともないや…と思ってベルリンへ。
ウィーンフィルの演奏会を聴きに行って、次はベルリンフィルを聴きたい!と思ったことがきっかけです。…のわりに、ベルリンフィルのチケット取り損ねてしまったんだけどね。

今回の旅は、フィンエアーで福岡→ヘルシンキ→ベルリンと移動。ベルリンってドイツの首都なのに、日本からの直行便がない。ちょっとビックリしましたよ。

さて。初日はほぼ移動のみであんまり観光はせず、2日目から観光しまくり。
・カイザーヴィルヘルム記念教会
・ベルリン大聖堂
・博物館
・スパイ博物館
・ブランデンブルグ門
・ブッフヴァルド(バウムクーヘン屋さん)

カイザー・ヴィルヘルム記念教会の新礼拝堂は、青のステンドグラスがとても美しくて、いやー、もう、ここは行ってよかったと思いました。パイプオルガンの音色もよかったしね。
あと、なんとなく入ったスパイ博物館も、スパイの歴史に始まって最後はなぜかミッション・インポッシブルとかジェームズ・ボンドとか出てきて面白かった。どこまで本気で作った博物館なのかわかんないんだけど、スパイをテーマに博物館作っちゃうって…ドイツもなかなかやるわね!

3日目
朝からヴィッテンベルク旧市街へ。
ここは、宗教改革を起こしたルターが大学で教鞭をとった街として有名で、ルターの生家があるアイスレーベンとともに世界遺産登録されてます。
ベルリンから列車(ドイツ鉄道)で約2時間。
ドイツらしい風景を眺めながら、ヴィッテンベルク旧市街駅へ。
城の教会、町の教会、ルターハウスなど見てまわりました。
ちなみに今年は宗教改革500周年。
町のあらゆるところでマスコット化したルターさんが迎えてくれるのですが、ルターもまさかこんな風に扱われるようになるなんて思ってもなかっただろうなー
3時半頃の電車でベルリンに戻り、今回の旅の最大のイベント、ベルリンフィルのコンサートへ。

コンサートチケットを入手し損ねていたので、前日にホールに行って、ホールでしか売ってないチケット(合唱席とか)のチケットを手に入れておきました。
ホールに入った後、ホワイエがとても広くて歴代指揮者の写真が展示されてたりしたのでフラフラと見てまわってたのですが、カラヤンの写真の前で思わず「カラヤンさん、はじめまして。ついにここまで来ました!」って話しかけてしまったり。
ラトル指揮のブルックナー8番、この世のものとは思えない、荘厳な響きのある演奏でした。ベルリンフィルが世界最高峰である理由がよくわかる。
演奏会自体は20時スタートで、前プロとメインが続けて演奏され、アンコールもなくサクッと終了。拍手が鳴り止まないのでラトルさんが再び出てきてくれました。ありがとう、ラトルさん。
ホテル近くの駅まで戻ったのが23時前だったのだけど、カリーブルストのお店がまだ空いてたので、カリーブルスト買ってベルリンっ子に混じってテントで立ち食いしたのがいい思い出。

4日目。
ヘルシンキ行きの飛行機が9時半発なので、8時半には飛行場にいなきゃねー。
みんな勘違いしてるけど、ベルリン→ヘルシンキは国際線ではないのです。いや、国際線だけど、シェンゲン協定加盟国内での移動なので、ベルリンからヘルシンキに行っても出国にはならないのです。
そしてベルリンのテーゲル空港はとても小さいので、チェックインカウンター→手荷物検査→搭乗口が徒歩10歩圏内。冗談抜きで。
旅行会社から「飛行機の出発時間の2時間前に集合」などと言われても、テーゲル空港は1時間前に行っても余裕ぶっこけることを記しておきます。

ドイツもいい国だった。
列車の乗り心地もよかった。
バスが2両編成でおもしろかった。
ソーセージがおいしかった。

そういう旅でした。
次はどこに行こうかな…
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2016年09月27日

里帰り4日目

里帰り4日目は、日曜日。
どこに行くかも決めてなくて。
おばあちゃん宅の前から出ているバスに乗れば、Trafalgar Square まで行けることは知ってたし、そこまで行けばNational Gallery も目の前。よし、美術鑑賞しよう!
というわけで、バスでおでかけ。
去年お散歩しまくって1時間歩いてビッグベンまで行ったけどさ、このバスに乗ったらビッグベンまでもすぐに行ってしまうのね!知らないって罪ね!

Trafalgar Square に着くと、ちょうどJapan MATSURI というイベントが開催されていて、焼きそば、イカ焼き、おでん、お好み焼き、なんと博多のうどんまで出店していました。
日本のお祭りでよく見るサイコロ投げができるコーナー、折り紙コーナーなんかもあって、「海外から見ると、こーゆーのがクール・ジャパンなんだなぁ」という感じ。

ひと通り見てまわった後は、ナショナルズ・ギャラリーへ。
私は絵画はよくわからないけれど、馴染みのある宗教画をたくさん見て回ることができました。
このギャラリーは年代別に展示してあるので、各時代の特徴がなんとなくわかるような気がしました。
ダヴィンチの「岩窟の聖母」はナショナル・ギャラリーにもあるけどルーブルにもあるんだよね?謎だわ。


ギャラリーを出て今度はレスター・スクエアへ。
おばあちゃん宅で会った方から、レスター・スクエアでミュージカルのチケットを買ったらいいよ!と教えてもらってたので、ミュージカルを観るのもいいかもと思ったの。
でも見たいミュージカルがなくて(日曜日はだいたい上映してない)、まわりの映画館をぶらぶらして、Star Trek とBridget Jones's Babyを鑑賞。

ロンドンに来てまでそんな過ごし方しなくても…と思うだろうけど、いいのだ。だって里帰りだから。
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2016年09月26日

里帰り3日目

里帰り3日目はチェルトナムからロンドンに移動。
ロンドンでは、昨年もお世話になったテムズ川沿いのおばあちゃん宅にお世話になりました。
今年は予約するのが遅かったせいで、おばあちゃん宅は満室だったのです。でもおばあちゃんのご厚意で、シッティングルームにエキストラベッドを入れてくださり、そこを使わせていただきました。

チェルトナムからロンドンまではコーチ(長距離バス)で移動。コーチ・ステーションはヴィクトリア・ステーションのそばにあるのだけど、滞在先のおばあちゃん宅はそこからバスに乗り換えてすぐのところ。
もう、ほんと、懐かしい風景が目の前に広がってねー。

おばあちゃん宅に荷物を置いて、バスでちょっとだけ駅の方に戻って、レストランでFish & chipsをいただきました。あ、晩ご飯ね。
やたら魚が大きかったのだけど…ロンドンでは普通サイズかしらね?
お店の近くにあるスーパーマーケットでお土産用の紅茶やショートブレッドを物色したりして、おばあちゃん宅に帰宅。

…明日はどこに行こうかなー
posted by Deanna at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月25日

里帰り2日目

Day 2 in Cheltenham
時差ボケではあったけど、朝、小鳥のさえずりで目覚めました。
朝ごはんの時間まで私の部屋に付いている専用のお庭から裏の丘を眺めたりして、朝食へ。
宿のご主人(しぶくてジェントルマン)が朝ごはんを作ってくれました。滞在した宿は4種類の朝ごはんを準備してくれていて、Full English Breakfastか、パンケーキか、軽めのもの(スクランブルエッグとサーモン)か、フルーツとサラダだけか…
お腹空いてたし、調子こいてFullを選んだのですよ。
目玉焼き2つ、ベーコン2枚、トマト、マッシュルームに豆のケチャップ煮。これにトースト2枚目ついてきました…
ぎゃあ!多いようっ(泣)
けど、ご主人がイケメソなので頑張って食べました(なんか違う)。
やはり、英国の食べ物はどれも素朴な味がしますねぇ。あと、バターの風味が違う。日本のバターよりも濃厚。

朝ごはんのあと、とりあえず街に出ようとは思っていたものの、行き方がわからん。てか、バス乗ればいいのはわかるけど乗り方がわからん。
宿のご主人前にバス停があったのでなんとなくそこで待ってみた。バス、来ない。
日本人的には、バス停にはバスの時刻表があるもんだと思ってたのだけど、このバス停には時刻表もない。停留所の名前もよーわからん。なんなんだー‼︎
仕方ないので、もう一つ先の停留所まで5分ほど歩いてみると、ここには時刻表がありましたよ。1時間に1本しかない、学校が休みの日には運行しないバスがある、日曜日はそもそもバスなんかないぜ!ってことがわかりました。
他にもバス待ちの乗客らしき人がいて、あ、ここで間違いないんだなってことがわかる。
バスが来た。
問題は乗り方。
ロンドンはオイスターカードを機会にかざすだけなんだけど、田舎の路線バスはオイスターカードなんか使えないし…。
迷ってたら運転手さんが「おはよー。どこまで?終点まで?片道?往復?」って聞いてきて、行き先を告げたら料金を言ってくれて、そこでお支払い。
会話型って初体験だよ‼︎

丘をずいぶん下って、チェルトナムの街中へ。
インフォメーションで地図を買い(30pence)、ホルスト生家への行き方も教えてもらい、いざ、ホルスト生家へ‼︎
確か入場料£5だったはずと思ってお金を準備してたけど、案内係のおじいちゃんが2人出てきて、「驚かせて悪いがね、今は入場料取っとらんのじゃよ。なんせ、雨漏りがひどくて上の階の展示はしとらんからねぇ」と。
あ、そうなんですか…
そこからしばしおじいちゃん達と会話。
他にお客さんいないし、アジア人が1人で来てるってのも珍しかったみたいで、「なんで来たん?」とか聞かれ。
3月に「惑星」弾いたんよね、などと話し。
おじいちゃんが、ホルストの人生を少し説明してくれ、彼が「惑星」を作曲したというピアノも見せてくれました。写真も撮らせてくれたよ。
その後は2階のオーディオルームでしばらくDVD鑑賞。ホルストの娘さん(作曲家)が父について語っていたり、英国の作曲家数名がホルストの音楽について分析していたり…という内容でした。

今度はチェルトナムのプロムナード(久留米的に言うと、アーケードのないちょっと高級ショッピング街)をウロウロ。
その先にある公園で休んだり、またプロムナードをウロウロしてベンチで休んでお茶したり、コーチの出発場所、帰りのバス停の場所を確認したり…を繰り返していたけど眠くなってきたので宿に戻ることに。もう15時近かったけど。
バスって、普通、同じルートを逆に帰っていくもんだと思ってたんですけどね。どうもチェルトナムのバスは違うらしい。
バスの運転手さんに「どこに行くねん?」って聞かれたから「クリーブヒルの宿に戻りたい」つったのね。そしたら、「行きのバスとは違うルートを通るんだけど、近くで降ろしてあげるよ」と言われ。
は?近くで降ろす?
バス停の意味はなんじゃーい!
バスが出発して5分ほどで、いかん、これ、循環バスや…だけん、行きとは違うルートって言われたんや…(汗)と気付く。
なので、行きは15分くらいで街中に着いたのに、帰りは1時間かけて宿に戻るハメになりました。
似たような風景の中をグルグルまわるから、もう自分がどこにいるのか全然わかんない。でもバスの運転手さんがとっても親切で、Cleeve Hill の宿の前でちゃんと降ろしてくれました。

宿で少し休んだ後、せっかくだから丘に登ってみよっかなという気分になり、宿から丘に続く道に足を踏み入れたところ、宿のご主人からHave a nice walk!と声をかけられ、かなりウキウキした気分になりました(笑)。
丘の一番高いところまで登って周りを見渡すと、雲に手が届きそうなくらい空が近い。遠くにチェルトナムのこじんまりした街が見え、時々列車の汽笛の音がかすかに聞こえる。
おそらくもう二度と出会うことのない風景。
たぶんこの風景に出会うために私はここまで来たのだ。もう十分だ、と自然に思えたのでした。
それにしても、The hills are alive with the sound of music って、ホントですね。

そうそう、この日は朝ごはんが多すぎて、昼も夜も食べなくて大丈夫だった。どんだけ多かったんや、朝ごはん…(笑)

posted by Deanna at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月24日

里帰り1日目

私の中で勝手に「里帰り」と呼んでいるイギリス旅行。
昨年は英国王室関連、Benedict Cumberbatch、James Bond関連を巡りました。今回は、「そういえば、英国ってHolstさんが産まれた国じゃん」ってことに気付き、Holst Birthplace museum があるCheltenham に滞在し、その後LondonのおばあちゃまのB&Bに滞在することにしました。

さて。今回も仁川国際空港からHeathrow行きに乗り継いだのですが、隣りは「娘と2人旅」という85歳のおばあちゃん(娘さんは後ろの席)、もう一つ隣りは「息子が日本人女性と結婚して孫娘が産まれたから会いに行ってきた」というBrighton在住のレディというラインナップ。
日本人のおばあちゃんは、戦時中に育ったため英語は履修禁止になっており、Brightonの女性と意思の疎通を図りたくても図れない、と残念がっていました。それにしても、85歳なのにお若くて、「足腰が動くうちは娘にくっついて外国に行くの!」と言ってらっしゃいました。
Brightonの女性と少しお話してたところ、いきなりYour English is good!と言われ、ちょっとびっくり。だって私、留学とかしたことないもーん。話してる内容の大半は中学校で習う英語だもーん。

まぁいいや。
Heathrow Airport に着いたのが17時半。18時半過ぎにCheltenham行きのCoachが出るから間に合うといいなーと思ったけど、Passport Control で案の定 大渋滞。無事に入国するまでに飛行機到着後1時間はかかりますねぇ、やっぱり。
それから荷物をピックアップし、Heathrowconnect でターミナルを移動し、Heathrow ExpressでPaddinton Stationへ。
ほら、羽田空港から京急とかモノレールとかバンバン出てるやないですか。あの感覚でいたら、本数あんまりないのね。15分に1本ですよ。そのくせ片道£22も取るの。高い!Too expensive!
Hearhrowから市内に出るのはTubeが便利だ。安いし。
今回はPaddinton 発19時48分の列車に間に合わせないといけなかったから、高かったけどHeathrow Expressを使いました。けど、待ち時間考えたらTubeとあんまり変わらなかったかもしれないなぁ。

Paddintonから2時間14分かけて、Cheltenham Spa Stationへ。
22時過ぎてたけど、この駅で降りてタクシーに乗る人がわりといて、私も迷わずにタクシー乗り場に着き、親切なタクシー運転手さんに宿まで連れて行ってもらいました。
街中ではなく、少し離れたCleeve HillというところにあるB&Bに滞在してます。
到着した時は暗くてわからなかったけど、朝は小鳥のさえずりで目が覚め、丘には羊がたくさん。景色が良いところです。

続きは次回。
posted by Deanna at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月30日

Helsinki, Day4

ヘルシンキ最終日。
土曜日だし、昨日に引き続きお休みモードのフィンランド。こんな日に行ける場所は教会と公園くらいだろう。

近くのマーケットで買ったお土産をスーツケースに詰め込み、フロントに荷物を預けてトラムに乗り込む。
トラムを乗り換えながら、テンペリアウキオ教会を目指す。
この教会は岩盤をくり抜いて作ったとかいうすごい作りの教会で、元々は岩なので、教会の上にも登れてしまうという信じられない教会なのだ。
しかも、ルーテル教会だというから驚きである。

神の家の屋根に登り、ヘルシンキの晴れた空を見渡し、街の風景を激写し、建物の中に。
すでに観光客で溢れていたが、私は礼拝堂の後ろに座り、空間の広がりや音の響きの良さに浸ってみた。
いつかこの教会での礼拝に参加したい。


それからシベリウスのモニュメントがあるという公園へ。
地図を見る限り歩いて行けそうだったが、途中で道に迷ったらしい。地元の人(犬の散歩中)に聞いたら「あっちよ!」と全然違う方向を示された。
あっちか…と思いながらまたもやテクテク歩き、30分は歩いたかな、というところでようやくシベリウス公園に到着。
変なモニュメントになっちゃってたけど、シベリウスさんに会えました。
ここは公園というよりは、ほぼ観光地扱いなんだなという感じだったけど…。


クリスチャンになって4年目。私は一番好きな讃美歌にシベリウスが作曲した曲をあげています。讃美歌では“Be still, my soul”というタイトルがついています。
怒りっぽくて感情的で感情に振り回されている私には大切なメッセージが詰まった1曲です。
今回この旅に出る寸前まで、今思えばどうでもいい些細なことにもいちいち腹を立て、気持ちにゆとりのない生活を送っていました。
フィンランドに行くと決めたのは5月の初めで、まさかここまでゆとりがなくなるとは予想していなかったのですが、ちょうど堪忍袋の緒が切れまくっていた時期にいろんなことから逃げるようにしてフィンランドに行きました。
フィンランドでは、日本では体験できない白夜を過ごし、地球の大きさや自然の素晴らしさを感じました。
また、一番大切にしている讃美歌を作曲したシベリウスの国で、教会をめぐり、パイプオルガンの音色に触れ、日本で私が対面している小さな問題などほとんどどうでもいいことなのだと思えるようになったのでした。
うまくまとまらないけど
フィンランドに行ったのも、フィンランドで経験したことも、偶然のようで必然だったのだろうと思うのです。


大好きな英国がEUから離脱するとか、トルコで自爆テロが起こったとか、平和ボケな日本では考えられないことが毎日起こっています。どうか、また今日も一日 世界が平穏でありますように。
posted by Deanna at 02:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月26日

Helsinki, Day3 〜Seurasaari

エストニアからヘルシンキのホテルに戻ったのは19時頃。
セウラサーリ島の夏至祭に行く気ではいたが、携帯の充電は切れかけ、身体が冷えている。30分ほど休んでからセウラサーリ島に行くことにした。

さて、そのセウラサーリには、ヘルシンキの中心地にあるストックマン(デパート)近くの広場から出ているバスで行くことができる。トラムを降りるとちょうどバスが来たところで、そのバスでセウラサーリに行くことにした。
日本のお祭りのように何万人という人が集まるイベントで、バスは満員なんじゃないかと思っていたが、乗客は私だけだった。途中のバス停で何人か乗せたり降ろしたりしたけれど。

バスの終点からは、細い橋を渡って島に渡る。イベントなので20ユーロでチケットを購入。
ここは島全体が野外博物館。フィンランドの古き良き建築物、動物の鳴き声や小鳥のさえずりを楽しめる。
時々、鍛冶屋が登場したり、民族衣装のお姉さんとすれ違ったりする。
夏至祭のメインイベントはBonfireと呼ばれるもの。火を燃やして、太陽に力を与え、今から短くなっていく日照時間を少しでも長くしてほしいと願うためのものだとか。
フィンランドの夏は短い。
日本人ならもう秋なのではないかと思うくらい、雲が高いところにあるのだ。
夜の9時半。まだ明るい中燃やされる炎をあとにして、私はホテルに帰ることにした。フィンランド人は今から夜中まで踊り狂うらしい。


ホテルに戻ると、ジェントルマンなボスからメールが届いていた。
旅に出る前、私があまりにも「帰国したくない」と言い続けていたせいか、ボスから「何でもいいからヘルシンキから一度は連絡するように」と言われていたのだ。仕方がないので「大聖堂に行ったよ」とパイプオルガンの写真を送ったので、その返信をしてくれたらしい。
ジェントルマンなボスからのメールによると、職場は大雨の影響で避難所従事の仕事もあり、通常業務でも多忙を極めていた様子。「バーボンを少し飲んで寝るところ」とのこと。
また、「しぶしぶでもいいから戻ってきてね」と書いてあった。
なんとも、ジェントルマンらしい気遣いである。
が、そんなことよりも、ボス、バーボン飲むんですか‼︎ 


とにもかくにも、地元の人たちが楽しみにしている地元のお祭りに参加できたことが何よりも良かった。
森をのんびり歩いて、小鳥のさえずりを聴いて…すばらしい時間だった。

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2016年06月25日

Helsinki, Day3 〜Estonia

6月24日、フィンランドは夏至イブ?で官公庁もお店もほぼ休み。公共交通機関も休日ダイヤ。日本でいうお正月かと思うくらい、街中から人が消える。

今日はセウラサーリ島で行われるという夏至祭に行こうと思ってはいたのだけど、午後4時から午前1時までのイベント。ヘルシンキはどこに行ってもお休みモードだし、だったらお休みモードじゃない国に行こう!と思い、フェリーで2時間で行けるエストニア共和国に行くことに。
フェリーのターミナルでは、スーツケース片手に乗り込む人を多数発見。みんなエストニアに旅行に行くのね、私みたいに手ぶらで行く方がおかしいのね、と思いつつ乗船。
てゆーか、ターミナルから船まで500mってなんやねん!7分近く歩いたぞ!

船の中では、追いかけてくるカモメの撮影に夢中になるアホな日本人ツアー客をみかけたりもしたけど、ぼんやりしている間にエストニアの首都タリンに到着。
…が、ここでも雨。
しつこく降り続く雨。
昨日スオメンリンナで雨に降られた経験から折り畳み傘を持参してはいたけれど、折り畳み傘レベルでは太刀打ちできない雨量。
せっかく来たから…と思って、観光地化してるっぽい旧市街に向けて歩き出す。もう元には戻れない。
旧市街地の入り口には、古い時代のヨーロッパを彷彿とさせる造りの城門があり、古い町並みの色合いは落ち着いた雰囲気を演出していた。
だけど石畳がひたすら歩きにくい。
雨も強くなってきたし、寒いし、教会で雨宿りしようと思って目の前の教会に飛び込もうとしたら「ナショナルホリデーでお休みですでーす」って張り紙が。
神の家が雨宿りさせてくれんかった…(泣)
気落ちしてしまい、寒さにも耐えられなくなったし、ナンパしてくれた人力車(つか、自転車タクシー)のにいちゃんに7ユーロでフェリーターミナルまで送ってもろた。10ユーロ札を出したらにいちゃんが釣りがないつって4ユーロお釣りくれたから、ちょっとラッキーだった。
帰りのフェリーではバーラウンジに席を取り、温かい飲み物を飲まないとやってられなかったので紅茶をひたすら飲んだ。とても居心地のいい空間だったのに、近くの席にツアー客と思われる日本人おばさま方の集団が陣取ってしまった。彼女らの話す話題といえば「私はすでに何ヶ国行ったわ」「あの国はよかった。あなたまだ行ってないの?行きなさいよ」という、なんとも中身のない話題だ。しかもそれを有閑マダムぶって話すのだ。
基本的に群れて行動するのが嫌いで、訪問国数を競うことに何の価値も見出せない私が一番嫌いな話題を延々と話し始めたのである。
私は日本人ではないふりをして、やりすごすことにした。
そのうちバーラウンジのステージではクラブ歌手らしきお姉さまの歌が始まった。欧州の演歌っぽい曲、クラシカルな曲、ジャズっぽい曲…  1時間ほど歌ってくれ、その歌声にかき消されて日本人おばさま連中のどうでもいい話が聞こえなくなったのはよかった。

そうこうするうちに、船はヘルシンキの港に到着。
往路、何も荷物を乗せていないカート引きや大きなスーツケースを持った人々をたくさん見かけたが、いよいよ船を降りるときに周囲の荷物を持って納得した。彼らはエストニアに爆買いに行ったのだ、と。
周囲から聞こえてくる話をまとめると、フィンランドで酒類などを買うと消費税がかかる。税率も高い。
エストニアへは、EU加入国のシェンゲン協定により出入国審査なしで往復することができ、エストニアの方が物価が安い。
なので、エストニアに爆買いしに行く。
事実、彼らの荷物の大半は、酒であった。

エストニアのチョコなど買って満足気に帰ってきた私など、彼らから見ると愚の骨頂だったに違いない。
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Helsinki, Day2

ヘルシンキ2日目。
相変わらずノープランな私は、友人にマリメッコの紙ナプキンがほしいと言われていたことを思い出し、マリメッコ本社に行ってみることにした。
お腹の調子は昨日よりはいいので、朝ごはんも食べれた。シナモンロールがおいしかった。

とりあえずヘルシンキ中央駅に戻り、メトロに乗り換え、そこから本社最寄駅まで行けば良さそうである。最寄駅からは徒歩15分くらいらしい。
トラムもメトロも外国人には不親切で、フィンランド語とスウェーデン語で表示するくせに、なぜか英語表記がない。
海外に行くようになって、英語表記や英語でのアナウンスがないと何もわからないというのがこんなにも不便なんだということがわかるようになった。日本は海外からの旅行者に対して親切な表記になっているのだろうか…?と時々気になったり。
地図を片手に、最寄駅の表示と思われる駅で降り(メトロもやっぱり改札がない)、マリメッコ本社へ。
晴れていて、でも爽やかな風が吹いていて散歩にはいい天気だった。
マリメッコ本社には思ったよりもすぐに着いた。
マリメッコはおしゃれなデザインで有名らしいが、アートが不得手な私には何がどうおしゃれなのかよくわからない。とりあえず、友人やボスへのお土産になりそうなものを購入。
社員食堂でご飯でも食べようかと思ったが、まだ11時だというのに社員がごっそり食事に来ているのと、日本人が何人かいたので、「ここまで来て日本語を聞くのも…」と思って退散。
駅までのんびり歩き、駅のそばのスーパーマーケットでバラマキ用お土産のお菓子を大量に購入。
荷物が重たくなったので、いったんホテルへ帰り、少し休憩。


その後はマーケット広場から出ているフェリーでスオメンリンナ島とやらに行ってみることにしたので、トラムを乗り継いでマーケット広場へ。
途中、気になる教会があったので、駅名もわからないような駅でトラムを降りて、教会内部へ。
カトリックの教会らしく、マリア像があったり、イエス様の受難の様子が描かれた13枚の絵が壁に飾られていたり…
誰もいない教会で、ステンドグラスから漏れてくる柔らかな光に包まれて、満たされたひと時を過ごすことができた。

そしてまたトラムでマーケット広場へ。
広場を歩き回っていて、なんとなくスオメンリンナ島行きのフェリーを見つけてしまったので乗り込む。スオメンリンナ島まではフェリーで10分程度。
到着するとあいにくの雨模様だったが、地図を見ていると島の中に教会があることに気付く。
入ってみるとごくごくシンプルな作りで、イエス様やマリア様の像もなく、十字架のみが飾られてることからプロテスタントの教会であることがすぐにわかる。説明書きを探して読んでみると、ルーテル教会とのこと。
このスオメンリンナ島は、島全体が要塞である。砲台も残っている。
そんな要塞の中に、ルーテル教会がある。
信仰が根付いていることを実感した。
…あ、そういえば軍艦島にも神社があったなぁ。寺はなかったような気がするけど。

再びマーケット広場に戻り、市庁舎、元老院広場を抜けて、ヘルシンキ大聖堂へ。
真っ白な、ネオ・クラシック様式の建築物で、屋根の上には人(像)が乗っている。
人だか天使だか乗ってるし、大聖堂だし、こりゃカトリックやねと思って中に入ると、聖壇はいたってシンプル。聖堂の中もシンプル。あれ?カトリックっぽくないぞ…。
中を見渡すと、3人の像が飾られていて、その内の1人の足元に「ルター」と書いてあったので、そこでようやくこの大聖堂がルーテル系であることに気付く。
この大聖堂には大きなパイプオルガンがあり、ずっと演奏してくださっていたので、荘厳な響きにずっと浸ってみたり。


スオメンリンナでは少し雨に降られたりもしたけど、教会や大聖堂を巡り、信仰が救ってくれるってこのことかなと思えるような1日を過ごしました。
寝る前にボスに「ちゃんと生きてます」っていう意味で報告メールを写真付きで送って、2日目終了。
posted by Deanna at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月24日

Helsinki, Day 1

June 22 to 26, 2016
Visiting to Helsinki, Finland

フィンエアーに乗って約10時間かけてフィンランドに到着しました。
おなかの調子が朝から悪くて、福岡空港で胃薬買って飲んだりしたけど全然良くならない。胃じゃなくておなかだっつーの!とツッコミを入れつつマリメッコ機に搭乗。
機内食が運ばれてきてもあんまり食べる気になれなかったけど、運んできてくれたキャビンクルーのお兄ちゃんがイケメンだったので頑張って食べた。
隣の席の見知らぬおじちゃんから「あんた1人ね?」といきなり声をかけられ、暇つぶしに話を聞いたところによると、
すでに仕事は退職しており、しかも独身で、退職金を使うところがないので年に何度か海外旅行をしている。
今回は10日間のツアーで4ヶ国行く。
一度に4ヶ国くらい回らんと、全部の国に行かれんやん!
とのことでした。
ひとり旅で、ヘルシンキ周辺以外に行く予定がない私のことを不思議がっておられました。
まぁ、行った国の数を重要視するか、旅の目的を重要視するかの差なんじゃないのかなと思いますけどね。

そんなこんなで体調は最悪な中、ヘルシンキヴァンター国際空港に到着。
ヒースローみたいな1時間近い入国審査待ちを覚悟してたんだけど、待ってる時間なんかほぼなかった(大半の人がトランジットだったのかも)。
入国審査のお兄ちゃんは、もう1人の係官が後ろでベラベラ喋ってるのを聞き流しながら「ひとり旅?出張?…出張じゃないのにひとり旅なの?…ふーん。気をつけてね」と私に質問しつつ話しかけてくれましたけれども。いいのか、そんなゆるい審査で!ヒースローはもっと厳しかったし、ベトナムはもっと無愛想だったぞ‼︎

とりあえず初・北欧、初・フィンランドに入国バンザイ!
荷物を引き取って、電車の駅を探す。
到着した第2ターミナルではなく、第1ターミナルの方に行け、と表示されているのでそれに従ってひたすら歩く。歩いていたら、電車のホームに着いちゃった!
…あれ?改札はどこ?切符は買わなくていいの?と焦ったけど、ホームにある自動券売機で4日間分のデイチケットを購入。てか、紙切れしか出てこんかったんやけど、これでええのん?
けど、改札のおじちゃんみたいな人もいないし、電車来たし。乗っちゃうもんね!
乗って、いくつかの駅を通過していて気付いたのだけど、どうもこの国には改札がないらしい。なぜないのかはわからない。でも、ホームとそこらへんの道路が普通に続いてる。信じられん…
ヘルシンキ中央駅に着いて、ここも改札がないからそのまま外に出ることができて、トラムに乗ってホテルへ。

ホテルに着いた途端、もう本当にぐったりしちゃって、まだ16時とかだったけどずーっと寝てた。頭痛もしてたから、頭冷やしながら。

そんなこんなで体調不良な1日目終了。
というか、体調不良のまま旅に出るって初めてだった。長時間の移動がこんなにきついとは知らなかった。


posted by Deanna at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月10日

まりめっこ!

福岡からヘルシンキ(フィンランド)への直行便(フィンランド航空)が就航しましたよ。昨年度まではスキポール空港(オランダ)への直行便(KLM)が就航してたのだけど…
昨年 英国に行くと決めた時も、オランダ経由での航路も考えたのです。
でもねー、行きはともかく帰りがねー。
英国を早朝に発たないと乗り継げないというトラップが…。
なので、オランダ経由案はボツになりました。
そういうわけで、KLMに乗る機会がないまま、次のヨーロッパ便であるフィンランド航空が就航。

オランダって聞いても「え?わざわざオランダに行かなくてもハウステンボスに行けば風車とチューリップあるじゃん」と思っていたのだけど、フィンランドは「白夜!白樺!ムーミン!シベリウス!」って感じでやや興奮気味になってしまいます。
4月中の激務でムカついてたこと、5月中はたくさんの行事でスケジュールが埋まっていて身動き取れないこともあって、6月は絶対好きなところに行くもん!と決めていました。そんな時にシベリウスの交響曲を聴いちゃったりとか、フィンランド航空就航記念のニュースを見たりしたもんだから、よし、6月はフィンランド!と単純に決定。
6月のフィンランドは白夜の時期で、スケジュールによっては夏至祭も楽しめそう…ということで、夏至のあたりの数日間、フィンランドに滞在することにしました。
そそくさと航空券を押さえたところ、往復で10万円かからず、「北欧、めっちゃ近いし安いやん!」と勝手に自己満足してます。

とりあえず飛行機押さえただけで満足してるけどさ。
ホテル決めたりとか。
観光スポット検索したりとか。
やらなきゃいけないことは盛りだくさん!

でね、本屋で旅行雑誌見てて思ったんだけど、フィンランドに特化した雑誌ってないのね。「北欧」で一括り。
せっかくフィンランド航空が就航したんだから、フィンランド特化型の旅行情報誌がほしいところです。
シベリウス公園と、テンペリアウキオ教会には絶対行こうと思ってます。

旅行のこと考えられるような時間ができてきたことに感謝です。

明日も平和な1日でありますように。
posted by Deanna at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月11日

Hoi An, Day 3

ホイアンに来て2日目。
ベトナムに来て3日目。
1日目、2日目は移動と観光で疲れたので、3日目は何もしない。ホテルから出ない。何もしないことを楽しむ。そう決めた私。

朝ごはんを食べた後、お風呂に入り、庭を眺めていたら眠くなったので一寝入り。
起きたらお昼近くになっていて、でもたいして空腹でもなかったので、そのまま本を一冊だけ持って、ホテルのプライベートビーチへ。
プライベートビーチだから誰からも邪魔されないかと思いきや、数十メートル先には明らかにプライベートではないビーチがあって、春節を理由に押し寄せているチャイニーズとタイ人らしきご一行様(タイは春節ではないだろうから、タイ人はただの家族旅行と思われる)がプライベートビーチにまで侵入しまくり!
うるさい!
うるさくて本読めない!
ホテルのおじちゃんが頑張って追い払ってくれたけど、また違うチャイニーズがやってきて、いたちごっこ。
アジアのビーチらしくて、ま、いっか。と思いながら読書してたけど、波の音も飽きてきたし、ちょっと肌寒くなってきたし…と思って、ホテルのプールサイドへ移動。
プールサイドには初老のフランス人夫婦がいて、旦那さんはビール飲みながら読書、奥様は日光浴をなさってました。
こっちの方が静かでいいじゃん!と思い、私もソファに腰掛けて(むしろ寝そべって)読書の続きを。
ほんと、気持ち良く読書できました。
今日は安部公房の「他人の顔」という難解というかなんというか、リゾート地で読む題材か?とでも言いたくなるような本を読んでいたのだけど、プールサイドの静かで落ち着いた空間と、少し離れた道路から聞こえてくる車のクラクションの音と、本の内容が醸し出すどす黒さと、チグハグな感じがまた面白くもあったのでした。

「他人の顔」は、事故で顔を失った主人公が他人の顔を仮面にして…というストーリーで、己とは一体何者なのか、顔がないと自分は自分ではないのか、といった永遠に答えなんか出そうにない命題を考え続けてるものだから、私も「はて。私はなぜ誕生日休暇など取ったのか。なぜ誕生日には仕事をしないなどと決めたのか」と、わりとどうでもいいことを考え始めたり。
何もしないということは、普段は気付かない(または気付かないふりをしている)自分に気付くことなのかもしれないなぁ。

夕方、だいぶ涼しくなってきたのと、米国人ご一行様が世界の経済状態について大声で語り始めて騒がしくなってきたので、明日のエステの予約を入れて部屋に戻り、庭から夕暮れを眺めたりして、今日も終了。

ねぇ。米国人って、なんであんなに「おれ、世界情勢詳しいんだぜ」みたいな顔してるんだろうね?
あの人たちの話題ときたら、「香港は物価が高い」「今は円高」「旅行に行くなら物価が安いところがいいぜ!」ばっかり。
別に、米国人のために世界経済が回ってるわけじゃありませんから!と言いたくなる。
物価が高かろうが安かろうが、その土地の人たちの生活に干渉しすぎず、その土地の人々の文化を体験できればそれでいいと私は思ってます。

先ほどホテルのフロントから電話がかかってきて、「明日は何時にチェックアウトする予定?」と尋ねられたので、12時にチェックアウトして、午後はエステに行って、ここを8時くらいに発つ予定だからタクシー呼んでもらっていい?と伝えたら、「ホテルの送迎サービスの方がタクシーより安いよ」と上手にご提案いただきました。
ここのホテルの方、みなさん優しい。
困らないように先回りしていろいろ聞いてくれる。
いいホテルだわー。


もう20年くらい前になるんだけど、Star Trek The next generation のとあるエピソードで、ピカード艦長が惑星ライサで休暇を取る(結局冒険に巻き込まれて休暇にはならなかったんだけど)というのがあって。
ピカード艦長が「太陽の下で読書する。それだけで十分だよ」とプールサイドらしき場所で言っておられてね。
やっと私もそんな過ごし方をしましたよ、ピカード艦長‼︎
posted by Deanna at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Hoi an, Day 2, afternoon

ダナンからホイアンに移動し(タクシー代は2000円くらい)、そこから旧市街散策へ。

日本人がかけた橋とか、なんとかさんの家だとか、そういうとこに入るには5枚綴りのチケットを買わないといけない(日本円で約700円)と聞いていたので、インフォメーションで「チケットください」って言ったんだけどね。
すんげーベトナム語訛りの英語で「今日は休日だから、タダだよ!」と説明され、旧市街の地図を渡されました。
なんだよ!手持ちのVND少なくなってきたからわざわざ両替したのに!全然使わんやん!

行く先々で寄ってくる物売りのおじちゃん、おばちゃんの誘惑に負けず、一人でひたすら歩き回りました。
シルクの布のお店、バインミー(ハンバーガー)の屋台、チェー(かき氷みたいなもの)の屋台、フルーツを売るおばちゃん、バイクに乗れと声をかけてくるおじちゃん…
私は一人でのんびりしたいの!
そう思った時、偶然目についた“Secret Garden → 150m”の小さな看板。
絶対これ隠れ家カフェやん!と直感で感じた私は、怪しげな路地裏へと入って行きました。路地には犬が気だるそうに寝そべり、さらにその路地裏では盥で洗濯をするおばちゃんの姿がありました。
その先にあったSecret Garden。
ホワイトローズと、ベトナムコーヒーをいただきました。
客も少なく、何の干渉もされず、ほんと、ボーッとホワイトローズをいただくことができました。
ベトナムコーヒーはよくわかんないけど濃かった&甘めだった。
ここ、どうやって行ったかわからないから二度と行けないと思うの。
でもいいお店でした。

シャトルバスでホテルに戻り、ベランダで読書したり夕暮れ時を写真に撮ったりしながら1日を終えました。
晩ご飯はホテルのレストランでカオ・ラウというつけ麺を食べました。
カオ・ラウとお茶を頼んで、800円くらい。
なんて安いんだ!

1日目、2日目とあちこち動き回って疲れたので、あと2日間はどこにも行かん!ひたすら何もしないことを楽しもうと決意したのでした。
posted by Deanna at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Da Nang to Hoi An, Day2

Day1で書き忘れてたこと。
ハノイのノイバイ国際空港には、ベトナムの国旗と日本の国旗が仲良くはためいていました。
空港が日本からの援助で建設されたからだろうけど…

さて。
ベトナム2日目。
とりあえず、ダナン市内をうろうろしようかなと思い、タクシーを呼んでもらって、ハン市場の近くのチョコレートショップへ。
ベトナムがフランス領だったこともあり、フランスで修業したとかいうオーナーさんのお店です。
お土産用にいくつか購入。
イケメンのオーナーさん、英語も通じるし単語であれば日本語もイケる。
12個入りで450円くらいのかわいいチョコボックスを、たくさん買い込みました。中のチョコは自分でセレクトできます。

その後、ドラゴンブリッジとかいう橋を見ておこうと思って、地図を見たのだけど…
どうも地図に載ってるチョコ屋の位置と現在地がズレているようなのです。
仕方ないのでお店の外にいた若者(ベトナム人)に、ドラゴンブリッジに行きたいんだけど、どっち?と英語で聞いてみました。
そしたらその青年が「そこ(そこの角)、右に曲がってください。大きな通りです」と日本語で答えてくれたのね〜
わぁお!ベトナム人、どんだけ親日なんよ‼︎

おかげで大通りに戻って迷わずにドラゴンブリッジまでたどり着いたのだけど、困ったのが、道路の横切り方。
横断歩道もなければ信号もない。
ひっきりなしにやってくる車とバイク。しかも車はクラクション鳴らしまくり。
やだ!車に轢かれて死んじゃう!って躊躇してたけど、こりゃいつまで経っても渡れんばい…と覚悟を決め、「私が渡ってるんだから、あなたたちこそ止まりなさい」くらいの勢いで優雅に横断してみました。意外とできるもんなのね(笑)。

どうも2月10日はベトナムの休日だったらしく、橋のあたりはめっちゃ人が多くて(休日だからハン市場もお休みでした)、変な風船を売りつけてくるおじちゃん、どこに行っても集団で喚いてる中国人などなど…アジアの縮図!って感じでした。
あとは、ダナン大聖堂を見たかなー。特筆するような場所ではなく、ピンク色のカトリック教会ってだけの建物。

そこからホテルに戻るタクシーを捕まえるのに一苦労したけど、目についたホテルに飛び込んで、フロントの人にタクシー呼んでもらいました。

ダナン、悪い場所ではないんだけど、「何もしないことを楽しみたい」という私の趣旨とはちょっと違う場所だったので、ホイアンに移動することにしました。

相変わらずタクシーのおじちゃんはクラクション鳴らしまくりで運転し、信号なんかどこにもないからスピード出しまくり。
これで交通事故が起きないベトナムって、おもしろいというか何というか…。

ホイアンのビーチ沿いのホテルに12時半に到着し、ホテルのお姉さんに「リゾート地に一人で来る日本人って珍しいわ」などと言われながらチェックイン。
そのままホテルのシャトルバスで旧市街散策に出かけてみました。

長くなってきたので続きはまた今度。

posted by Deanna at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

誕生日休暇(Da Nang, Day 1)

2月9日(火)から、ベトナム旅行中です。
本当は12日(誕生日)だけ年休を取って11日〜14日で旅に出ようと思っていたのだけど、13日、14日にとても大事な用事が入ってしまったので、前倒しして9日出発にしました。

9日出発で、12日の夜か13日の朝までに帰国できる 東南アジアのリゾート地という条件であれこれプランを検討した結果、ベトナムの中央部あたりにあるダナンとホイアンに行くことにしました。
福岡からハノイに飛んで、国内線乗り継いでダナンへ。ホイアンへは、そこからタクシーで1時間弱。
航空券は自分で手配し、ホテルもいろんなサイトを覗いて自分で手配。


今回の旅は、なぜか仕事が忙しい時期と重なり(予定では忙しくないはずだったのに)、出発直前まで何一つ準備できてない状態でしたが、パスポートとお金さえあればなんとかなるんじゃないのか、という意味不明な自信のもと、出発しました。
ハノイ行きの飛行機では、広島観光の帰りらしきベトナム人の隣りに座りました。
もみじ饅頭を大量に買い込んでて、誰にそんな配るんかいな…と思ったけど、ま、いっか。
そのベトナム人さんから、「旅行ですか?」と日本語で尋ねられ。おーっと、ベトナム人から日本語が出てきたよ!ってちょっとびっくりしたけど、「ダナンとホイアンに行く」と伝えたら、「今一番人気の場所。楽しんで」とのコメント。
すげーな、ベトナム!

ハノイ(一応、ベトナムの首都)のノイバイ国際空港は、日本のODAで建設されたという、ガラス張りの明るい空港でした。いったん荷物をピックアップして(みんな日本で何をそんなに買ってきたの?って思うくらい、段ボールがゴンゴン回ってきてたけど)、国内線ターミナルへ。
無料のシャトルバスはどこだー?と探していたら、タクシーの客引きおじちゃんが近づいてくる。国内線に行きたいの!バス、どこ?と聞いて、シャトルバス乗り場を教えてもらう。

国際線は近代的なビルだったけど、国内線はちょっと暗めの建物。こじんまりしてて、迷わなくてよかったけど。福岡空港の第1ターミナルみたいな雰囲気。
ノイバイ国際空港から約1時間で、ダナン国際空港に到着。

空港から出てすぐ右側の銀行で両替して、緑色のタクシーはぼったくらないって聞いてたから緑色のタクシーのおじちゃんに声かけてホテルの住所を見せたんだけど、「ヴィナサンタクシーに行け」って違うタクシーを案内されました。
空港から近すぎたのか、ホテルと提携してるタクシー会社があるのか…

なんとかホテルに到着し、ウェルカムのドリンクまでいただき、チェックインして、ホテルの露天風呂へ。
ダナンではThe blossom Resort Da Nang というホテルに宿泊したのだけど、ここは日本人のスタッフがいて、露天風呂もあって、高級邸宅が立ち並ぶ川沿いの島みたいな場所にあって、なんだか雰囲気良さそうと思って選びました。
まぁ、行ってみたら向こう岸にテーマパークらしきものがあって、そこのジェットコースターの音が聞こえてきたりして、そーんなに静かではなかったけどね。
でも露天風呂はよかった!
ウェルカムドリンクとウェルカムフルーツも美味だった!

睡眠不足のままベトナム入りした私は、そのまんま眠り込んでしまったのでした。
1日目終了。
posted by Deanna at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月11日

沖縄で出逢った現地人

1月3日〜5日、沖縄に行ってました。

4日は、琉球グラスの体験
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美ら海水族館
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古宇利島
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など、北部の方を巡りました。
あいにくの天気だったけど、海はきれいだったし、すごしやすかったです。
美ら海水族館では、ジンベエザメがエサを食べる様子を観察しました。水流がすごいのね…。びっくりでしたよ。



そして最終日、5日。
この日は南部の方の戦跡と、ガンガラーの谷という洞窟?谷?の探索へ。

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ガンガラーの谷は、港川人という沖縄の原人?らしき人が生活してたんじゃないかと言われている場所なんだそうです。
採石場のフィッシャー(谷の割れ目)に挟まって骨になっちゃった人が発掘されて、その骨が世界中のなんちゃら原人とは違う特徴を持っているのだとか。
洞窟の中のカフェとか、ガジュマルの木とか、普段は絶対に見れない物をたくさん見て、古代人のことまで勉強できて。
私、たぶん、10歳くらいの時に同じ場所でハブとマングースの戦いを見たはずなんだよねー。
数十年の間に、ガラリと変わってしまってた。

あとは、摩文仁の丘やひめゆりの塔でお祈りを。
いつ命を奪われるかわからないような殺伐とした時代ではなく、こんなのんびり、好きな時に好きな場所に行ける時代に生きているって、奇跡なんだろうなぁ、やっぱり。先の時代の方たちの犠牲の上に成り立っている生活だということを忘れずに生きていかねば。
posted by Deanna at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月27日

London, Day4

妹からTyphooというブランドの紅茶を買ってきてくれと頼まれていたが、結局どのスーパーにも売ってなかった。
だめ押しでバスで行ける一番大きなマーケットにも行ったが、売ってなかった。
店員さんに聞いたら「あるよ!」と紅茶売り場に連れていってくれたが、やっぱりなかった。

紅茶は諦めて、まずはPiccadilly Circusへ。
Prestatというブランドのチョコを購入。
近くのSt. James Churchでひと休み。

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教会のパイプオルガン。荘厳でした。

そこから大英博物館へ。
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人、多すぎw
そして広すぎてまわりきれない。
こんなたくさんの所有物をタダで見せてくれるなんて、英国ってすごい!
説明書きなんかどーでもいいから、とりあえず見て回ろうと思ってダーっと一周してみたんだけど。
あの、ミイラがたくさんいる部屋、こわかったよぉぉぉぉぉ


見損なったタワーブリッジでも見てから帰るかーとか思ったけど、もう足がクタクタだったので、荷物を預けていたB&Bに戻る。
NYから来た画家のお姉さんから「わたし、日本大好きなの!いつも日本から刺激をもらってるわ!」と話しかけられ、そのまま1時間おしゃべりに付き合わされた(笑)。
Mrs. Halliganがいい人で、紅茶とケーキを出してくれたので、益々帰り辛い雰囲気になったが、16時になったので滞在のお礼とまた来年ここに滞在したいと伝えて帰路に着く。

ロンドンの地下鉄はものすごく地下深くを走っていて、そこまでたどり着くためのエスカレーターの長さがハンパないのだけど、B&Bの最寄駅は改札までは階段を降りなくてはいけない。
よっこらしょ、と荷物を抱えた時、
Excuse me, miss, can I help you?
と声をかけられた。
振り返ると英国紳士のイメージとは程遠い若者が立っていたが、彼は荷物を持って階段を降りていってくれた。
日本ではあんまり見ない光景かもしれなーい!
英国、バンザイ︎

そんなこんなで1時間かけてヒースローに着き、入国審査があんだけ長かったんだから出国も大変なんだろなーと思っていたのに、出国審査なんかない!
手荷物の検査だけ!
拍子抜けした。
19時35分のフライトの時間まで何して過ごせっちゅーねん︎という感じだったが、ぼんやり外を眺めてるだけでも楽しかったし、今はトランジットの仁川国際空港で福岡行きの便を待ってるとこ。

ロンドンの空気はすごく澄んでて、過ごしやすかったです。ロンドンでは一度も目薬をささずに済みました。PM2.5とか発生してないけんね!
ロンドンではいろいろ面白い習慣も発見しました。信号無視して道路渡っても誰も何も言わないとか、地下鉄内に落ちてる新聞は勝手に読んでいいし、読み終わったらそこに置いてていい(また次の人が拾って読むから)とか。

また思い出したら何か書こうかな。
いきなり1人で海外に行くとか言って、好きなように行かせてもらったけど、理解して送り出してくださった周りの方に感謝します。
posted by Deanna at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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