2016年09月26日

Star Trek Beyond

映画ガラパゴスな日本ではなく、旅先(英国)の映画館でスタートレックを鑑賞。
米英では6月にすでに公開されていた映画なのに、日本では10月公開なのだそうです。

今回のストーリーは、
ある日物資補給で立ち寄った宇宙基地ヨークタウンで、救助を求めている難破船(宇宙船)に遭遇して助けてみたところ、「故郷が大変なの」みたいなことをかわいい子が言うから、星図にもまだ乗ってないその惑星ネビュラまでほいほい行っちゃうカーク以下エンタープライズ号の乗組員たち。
ネビュラに着く前に敵(イメージ、スズメバチみたいに襲ってくる)にエンタープライズ号を切り刻まれてネビュラに不時着。
まー、たいへん!
という内容。

字幕なしで見てるから(当たり前なんだけどさ)、細かいところは聞き逃してるけど、ヨークタウンでの出会いと別れにホロリ。
まず、ヒカル・スールーがパートナーの男性と再会するシーンがさらりと描かれていたところ。彼を同性愛者として描くことについては、オリジナルキャストのジョージ・タケイが当初は反対していたそうな。まぁ、でも、ほんと、セリフのないシーンで男性同士で肩組んで歩くだけだし、それと気付かない人もいるかもね。スタートレックらしい「多様性」の描き方だと思う。
それからスポックさんがバルカン人から何やら受け取り、それが老スポックさんの遺品だったシーン。
始まって数分なのに、ここで涙腺が緩む。
オリジナルキャストのレナード・ニモイが亡くなったからねぇ。てか、オリジナルキャストの大半が亡くなってるもんね、もう。
この死を受けて、スポックさんは論理的に考えたらしく、「老スポックの意志を継いで、バルカン再建に尽力したい。だから退職する」とか言うわけね。
“Fear of death is illogical.”というスポックにむかって、ドクター・マッコイが“Fear of death is what keeps us alive.”とひとこと。オリジナルシリーズの時から論理的なスポックにくってかかるドクター、という構図はあったけど、でも彼らの間に信頼関係はあった。今回も、信頼関係を匂わせるシーンが挟み込まれてて、またもや涙腺崩壊気味(笑)。
スポックさんが老スポックの遺品の中からオリジナルキャスト全員集合の写真を見つけて眺めるシーンがあるんだけど、あぁ、もう涙がぁぁぁぁぁ…

細かいことは省くけど、「こんなのスタートレックじゃない」と思う人もいるかもしれない。だけど、ジーン・ロッデンベリーが創造したスタートレックの世界観を壊していないから、この映画は間違いなくスタートレックであると言えるはず。
とにかく良い映画でした。
To boldly go where no one has gone before!!
We will find hope in impossible.
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2013年10月05日

ウルヴァリン

映画見て気付いたけど、ウルヴァリンのあとにわざわざ SAMURAI って付いてるの、日本だけなんだね(爆)。

そんなフィーチャリングSAMURAIでJAPANな映画、なんてゆーか、笑わずにはいられない。
ストーリーは大したことないんです。原爆の時に命を救った相手がなぜかウルヴァリンの“自己治癒能力”を求めてわけわからん行動に出て、ウルヴァリンが止めに入るってだけの話。で、舞台は日本。むしろ架空の日本。

ウルヴァリンが命を救った矢志田さんという方は、東京の崖の上(んなとこあるか!)に豪邸を構え、700年もの間忍者に守られて生きてきた一族で、日本有数の会社の代表だということですが、だいたいそんな家柄なら戦時中にあんな前線に行くか?という初期設定からアポンな感じ。
矢志田さんの葬儀はヤクザに襲われ、孫がヤクザに連れ去られようとするのですが、葬儀場である寺の庭園がどう見ても中国風。
東京を逃げ惑う矢志田の孫・マリコとウルヴァリン。高田馬場から上野駅まで徒歩でワープ!
新幹線で博多まで行くはずが、ヤクザに襲われ途中下車してラブホへ。回転ベッドがあるラブホ(爆)。
次の日、高速バスで長崎へ。どうみても路線バス的なバスに“高速 長崎”と表示してあり、ついたところは漁村(撮影地は広島の鞆の裏)。そんなとこに高速バス行きませんって!
長崎から山越えたら東京だったり、さらに山越えたら雪国だったり…。

海外からみた日本の不思議を詰め込んだコメディ・アクションとして割り切って鑑賞すれば問題はないかと思います。
ピカード艦長とガンダルフを久しぶりに見れたのは嬉しかった。
真田広之さん、日本人キャストとしてよい仕事をされてました。たたずまいが美しい。
ただ、あの矢志田のじいさんのせいで日本人が悪いやつだと思われないか、心配です。
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2013年08月24日

Star Trek Into Darkness

昨日から本公開のスタトレ。先行上映で2回鑑賞、昨日は3回目の鑑賞に出かけました。
ぶっちゃけ、2009年にリブート映画が公開され、何が新時間軸だよ このやろう!と思っていたわけです。まぁ、見ることは見たけどね。こんなカークイヤだ!ただのわがままボーイじゃん!って思ったし。ただ、老スポックとエンタープライズ号のワープシーンに萌え萌えではありましたよ。
で、今回も「うーん、あのカークかぁ…」と思ってたのですが、悪役が英国俳優のBenedict Cumberbatchなので、気合いを入れて見てきたわけです。
Benedictと言えば、BBCドラマシャーロックでのシャーロック・ホームズ役だとか、ホビットでのスマウグ(竜)の声だとかが有名みたいですが、彼の魅力はなんと言っても声ですよ、声!!
深くて低い声。
今回の悪役ではさらに深い声を出しておられ、スポックやカークをねじ伏せて完全に彼一人の独壇場では?とすら思える存在感。「悪役」で片付けようにも片付けられない存在でした。
相変わらず、ロングコートがよく似合う。

映画の方は。
JJエイブラムス監督の才能なんだろうけど、フツーの展開をスタイリッシュかつテンポよく見せてくれるので、飽きることがない。
カーク役のクリス・パインの仕草が、どんどんWilliam Shatnerに似てきている気がする。
映画ではエンタープライズ号が使い物にならないくらいまでコテンパンにならない叩きのめされるのもお約束。
なんと今回は、旧シリーズ2作目の映画と同じ悪役が出ているからでしょうが、「カーンの逆襲」のラストを彷彿とさせる展開に。旧作では宇宙船の危機をスポックが犠牲になって救ったのだけど、今回は…。
あれは旧作知ってなきゃ萌えられないね。


よくわかんないけど、今回の映画はかっこよかった!おもしろかった!あと2回は観たい☆
posted by Deanna at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月26日

on stranger tides

昨日は朝っぱらから頭にくることがあって、ぶちきれてました。
ほんと、もう、いい加減にしとけって思ったし、あんたがグダグダしてるからこういう状況なんだろうむかっ(怒り)って思ったし、仕事が仕事になりませんでしたよ。
でも、こういうことではいけないと思いまして、気分転換に映画館へ突撃。
こういう時はジョニーに会うしかない!!ジョニーがきっと私を元気にしてくれる!!
そんな思い込みも激しく、上映1分前に劇場入り。

で、観てきたのはやっぱり『パイレーツ・オブ・カリビアン』です。
カリブ海の海賊なのに、世界の果てに行ってみたり生命の泉を探してみたり、なんともお忙しい海賊、ジャック・スパロウ船長さま。
前作から今まで一体何があったのか知りませんが、ブラック・パール号はバルボッサに乗っ取られたあげくに黒ひげの餌食になり、ジャックは船なし海賊らしい。
別に、ジャックで元気になったからいいんだけど、ストーリーはお粗末だし、ぶっちゃけあんな宣教師とか人魚とかいらんし、バルボッサが意外といいおっちゃんになってしまったのが嬉しいやら悲しいやらで、あぁ、3Dで観なくてよかった…。とまぁ、その程度です。
まぁねー。監督かわったからねー。
シカゴとかSAYURIとかNINEとか撮っちゃってる監督さんだからねー。
海賊でも命かけてます的な前シリーズよりもただのドタバタコメディなっちゃってても仕方ないねー。
ところで皆さん、しれ〜っとジュディ・デンチさんが出てたの、気付かれました?
あたしゃそこだけでおなか一杯でした。

そんでもって、もう1本観てやる!と思って選んだのが『ブラックスワン』。
はっきり言う。
観なければよかった。
逆に落ち込んでしまったではないか。
いや,悪い映画じゃないのよ。
正気と狂気の区別がつかないような映画ばっかり撮ってる監督さんの作品だからね。そういうもんだろうと思えばそれでいいのよ。
何が落ち込んだって、ブラックスワンの上映に間に合わないからと思って、パイカリのエンドロールの途中で席を立ったのです。
やられたよ。
エンドロール後のおまけ、見損ねた。
あぁぁぁぁ、パイカリはいつもおまけがあるのにぃぃぃぃ!!!!


そういうわけで(どういうわけ?)、市民オケのサマコンでパイカリ演奏します。きっと海賊になりたくなります(いや、ならない)。

昨日ね、ジャック・スパロウTシャツを着たまま幼稚園に姪っ子と甥っ子を迎えに行ったんです。そしたら、知らない園児が「ジャックだー」「ぱいれーつおぶかりびあんだー」と寄って来たんです。
幼稚園児までとりこにしちゃってるとは。
恐るべし、ジャック!!
Savvy??
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2010年03月18日

SHERLOCK HOLMES

19世紀末のロンドン。若い女性が次々と不気味な儀式を思わせる手口で殺される連続殺人事件が発生。ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)も捜査に手こずる中、名探偵シャーロック・ホームズがこの難事件解決に立ち上がる。はたして、持ち前の超人的な観察力や記憶力、推理力でたちまち犯人の居所を突き止めるのだった。だがその犯人、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿は、巨大な闇の力とのつながりをほのめかし、すぐ復活すると言い残して処刑される。するとやがて、ブラックウッドが本当に甦ったとの報せが。そしてブラックウッドは、ある秘密組織の頂点に立ち、全世界を支配するという野望の実現へ暴走し始める。ホームズはその邪悪な陰謀を食い止めるべく、相棒ジョン・ワトソンとの名コンビぶりを発揮しながら、ブラックウッドを追跡するのだが…。


どうなんですかね,こーゆーホームズって…。
私の中のホームズは ばいよりん弾いてて「ワトソン君」って言っててちっちゃなことでも見逃さなくて推理力に長けててパイプくわえてなんとか帽をかぶっていかにも英国紳士…だったんですけど。
なんだよ,こいつ。
やたらと素手で戦う。
名探偵コナン君も真っ青,黒の組織以上の組織に立ち向かう(修道会?フリーメイソン?)。
名探偵コナン君もスケボーとは思えないスピードがでるスケボーで犯人追跡するけど(そしてその途中でいつも電池が切れる),ホームズも走りすぎじゃない?馬車でゆうゆうと現場に登場して現場検証し終えたとたんに名推理を披露するのだと思ってました。
でも,やたら走り回って 探偵の依頼がないときは自堕落なホームズってのが原作に忠実なんだってね。そういや,モリアーティと対決して滝に落ちちゃうくらいだから…。

犯人の名前はブラックウッド。めんどくさいから黒森君と呼んであげよう。だいたい黒森君が甦っちゃうことくらい,映画の最初からお見通しだよ,ワトソン君。
もう何も語りません。
これはアクション映画なんですよ。ミステリーでも何でもない。
シャーロック・ホームズ(TV版)のイメージは捨てましょう。はい。
監督はマドンナの元夫です。

それにしても,ロバート・ダウニー・Jr.とヒュー・ジャックマンって似てないか?まぁ,どうせホームズ撮るならちゃんと英国人使ってほしかったけどね。
映画の予告編を見ていて,「タイタンの戦い」が気になった。私の大好きな英国2大俳優(レイフ様とリーアム様)が出演なさっている。ギリシャ神話のお話ね。ペルセウスとか出てくるし。でもCGがいかにもCGっぽかったから…。観ることはきっとないだろうな。
それよりも今週末公開の“NINE”が気になる。ミュージカルっぽいんだけど,ジュディ・デンチ出てるよ。ジュディ・デンチ踊るのかな?それはそれで怖いよ〜(汗)。
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2010年03月02日

PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF

ピーター・ジャクソン監督とオリンポスの神々?・・・違う。ピーター・ジャクソンならホビットと遊ぶはずだ。
「豆様(Sean Bean)がゼウス役」っていう理由だけで観てきた「パーシー・ジャクソンと稲妻泥棒」。
監督がクリス・コロンパスってだけで,あーもう子ども向けのご都合主義映画なんだろうなと勝手に予想しちゃうんだけど,そのまんまな映画でした。

未だ父親の存在を知らずに母親サリーと暮らしてきた17歳のパーシー・ジャクソンは、学校に溶け込めない落ちこぼれ。そんな彼も何故か水の中にいる時だけは心を落ち着かせることが出来た。だがある日、パーシーは、“ゼウスの稲妻”を返せ!と叫ぶ恐ろしいクリーチャーに襲われ、母がさらわれる信じがたい事態に遭遇する。また、学校のブルナー先生や親友グローバーらがそれぞれ“デミゴッド”というギリシャ神話の神々と人間のハーフであること、そして自分自身も海の支配者ポセイドンを父に持つデミゴッドだという衝撃の事実を知らされるパーシー。さらに彼は、全能の神ゼウスから何者にも勝るパワーを秘めた最強の武器である“稲妻”を盗んだ犯人と見なされてしまっていた。“稲妻”を2週間後の夏至までにゼウスのもとへ戻さなければオリンポスの神々が決裂し、地上は破滅の危機に追い込まれることから、パーシーは一刻も早く真犯人を突き止めて母を救い、“稲妻”をゼウスに返すため、仲間と共に重大な使命を背負う旅へ出るのだが…。


 ギリシャ神話を現代に持ち込むのは仕方ないとして,オリンポス山への入り口がエンパイア・ステートビルディングなのは何故なんだ?とか,そもそも盗んでもいない稲妻を盗んだって勝手に疑われて,あげくに「あんたのお父さん,ポセイドンだから」って言われて「はい,そうですか」って納得しちゃうのも はぁ?だし,だいたい 稲妻を盗まれて気付かないゼウス!! あなたが一番アホなんじゃないですかね? そして勝手に「お前の息子が盗んだ」って言いがかりをつけて,戦争をおっぱじめようとする…。
ゼウスとポセイドンとハデスは兄弟で,くじ引きでどの世界を治めるかを決めたんだって。くじ引きの結果,ゼウスは陸と空を,ポセイドンは海を,ハデスは冥界を統治。
まぁ,オリンポスの12神も好き勝手にやってて,自分のことしか考えてなくて,「えーい!戦争じゃ〜!!!」って・・・
あんた達,ホントに神さまなんですか?
まぁね〜,ゼウスの嫁さんってば嫉妬深いヘラーなのに,ゼウスはあっちゃこっちゃで女に手を出しては子どもを作ってヘラヘラしてたからね〜。
聖書に出てくる神さまより好き勝手…というか 人間くさい(爆)。

4代目だか5代目だか忘れたけど,ジェームス・ボンド役をやってたピアース・ブロスナンが出演してて,彼が「危険が迫ったらこのペンを使え!」ってパーシーに渡すのね。
たいして危険でもないシーンでペンを使うので,「もう使うのかよ!」と思ったら,ペンが剣に早変わり。
さすが,ジェームス・ボンドの飛び道具は一味違う(え?)。

そんで,稲妻泥棒の真犯人も最後にわかるんだけど(っていうか,2時間サスペンス劇場なみに登場した瞬間に怪しげな匂いがしたけどね),盗んだ理由も「はぁ?」だし,ゼウスも盗まれてあんだけ怒って戦争始めるぞ!って怒鳴ってたわりには何のお咎めもないし。
それでいいんですか!?

あたくし的にはメデューサ役のユマ・サーマンがいろんな意味でかわいそうでした。後半 首だけの出演(怖)。
彼女のお屋敷に停まっていた車はプリウスでしたね〜(関係ない)。


突っ込みどころ満載な映画でしたが,豆様がかっこよかったので許します。あぁ。豆様。あなたになら怒られてお星様にされて天に昇らされてもかまいません(泣)。
posted by Deanna at 13:53| Comment(4) | TrackBack(0) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

STAR TREK

トレッキーなもんですから。映画は公開初日レイトショーで観るって決めてたもんですから。観てきました。

いやぁ。
スタートレックらしからぬスタートレックでしたよたらーっ(汗)面白かったけどね。
勧善懲悪な話ではなく,宇宙探索でもなく,若きカークとスポック、その他エンタープライズ号クルーのお話なんですが。
しょっぱなから変なロミュラン人が出てきて,その時点で時間軸が歪んでしまっていて,正史と言われているものは全て無視(おいっ)。なんでもあり〜な世界観が広がってしまい,あの,オリジナルのスポックさんまで登場。他のオリジナルクルーは,大半が亡くなっているので出演不可能だっつの。オリジナルのスポックさんの登場は嬉しかったのよ。大ファンだもの。でもあなた,その展開はないんじゃなくて?と思うこともあったりなかったり。
私ね,オリジナルシリーズ(いわゆる,宇宙大作戦ね)は映画版しか観てませんの。でも,今回の映画のキャストさんは,どこかしら仕草がオリジナルシリーズのキャストに似ていて,懐かしく思いました。チェコフのロシア訛りとか,最高に笑える。
あの有名なコバヤシマル・テスト,実際に映像で観ることができてやや感動。
コバヤシマル・テストってのは,敵艦から攻撃を受けている危機的な状況下でコバヤシマルから艦隊士官を救出するシュミレーションで,元々 どんな救出作戦を立てようとも勝ち目がないようプログラムされているテスト。カークはプログラム自体を書き換えてテストをパスした人物なのですよ。…どうでもいいね。

久留米の片田舎の映画館で観たけど,お客さん多めだったし,最前列に米国人がずらっと陣取ってたし,滑り出しは順調なんじゃないのかなぁ。
では皆さん
Live long and prosper.
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2009年04月29日

赤壁 part2

『天使と悪魔』『スタートレック』の予告編だけで よだれが出そうだったけど(笑)。レッドクリフ part2を観てきました。

火攻めまでが長い!
火攻めからも長い!
横のおばちゃん うるさいし!
でも,火攻めは迫力満点で,観ていてスカーッとしました。盾はあのように使うと効果的なのだな,とか,トニー・レオンかっこいー黒ハートぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)とか,赤壁とはあまり関係ないところで興奮状態にありましたが(笑)。
久しぶりの映画でした。次は何を観ようかなぁ…
posted by Deanna at 22:28| Comment(3) | TrackBack(0) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

観たわよ!

劇場で見損なった『レッドクリフ Part1』。地上波で観たわ〜。
咳が出まくって,喉も頭も痛かったけど,観たわ〜。
まぁ,毎回 中国の歴史物を観ると,ハンパない人の多さに,思わず国民総生産を考えてしまう。何十万という兵士はどこから湧いてくるのだろうか…。戦法がどうとか,なんでそこに獅童がいるんだとかいう前に,あの人数は史実なんでせうか?

監督のジョン・ウーさん,今回は控えめに鳩飛ばしを披露。後半でもっとガンガン飛ばしてほしい。ジョン・ウーにしては,スローモーションも少ないし,あたし的に『男の美学』をもっと見たかった!
part2は劇場で見て来よーっと黒ハート
あぁ…火攻めまでまだ長い…
posted by Deanna at 23:42| Comment(2) | TrackBack(0) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

Shooter(2007,U.S.)

ザ・シューター/極大射程
アフリカの小国エリトリアで相棒のドニーと偵察任務に就いていた米海兵隊の敏腕狙撃手ボブ・リー・スワガー(Mark Wahlberg)。しかし、両軍の衝突が拡大、不測の事態に司令部は敵陣に取り残された2人を見捨てて撤収、混乱の中でドニーは命を落とす。3年後、スワガーは一線を退き、愛犬サムとワイオミングの山中で隠遁生活を送っていた。そんなある日、彼の元に退役したアイザック・ジョンソン大佐(Danny Glover)とその部下たちが訪ねてくる。そして、遊説を予定している大統領の暗殺が企てられていると語り、スワガーの経験から犯人が狙撃を計画している都市を特定してほしい、と要請してくるのだった。やがて、その都市をフィラデルフィアに絞り、演説の当日、現場で監視にあたるスワガーだったが…。


 何よ、この日本語タイトル。極大射程って何?
 原題‘Shooter’を見て、そういえば「氷の微笑」でマイケル・ダグラスがシャロン・ストーンに「Shooter(早撃ちさん☆)」って呼ばれてたなぁと思い出しました。

 孤高のスナイパーを演じるマーク・ウォールバーグさんは、The Departedで うだつのあがらない捜査官(あんまり印象に残らない捜査官)役だった人。まぁ、あれは周りのキャラがみんな濃かったと言えば濃かっただけなんだけど。ジャック・ニコルソン爺とかディカプリオとか。あれ?意外と印象に残ってるやん、マークったら(笑)。
私の中で、マーク・ウォールバーグはスナイパーに向いていない印象の人だったので、そうとう心配でした。スナイパーのくせに外すんじゃないかって。
 でも、今回のマークはとっても冴えていて、冒頭から神がかり的狙撃を次々とこなしていきます。
かっこいい(ジャック・スパロウほどではない)。
 んで、お約束。
危機に陥る。命からがら逃げる。仲間が増える。逆転する。
 こういう映画のさらなるお約束。
だいたい、身内が悪者。上院議員が悪者。実は大統領が一番悪者だが、そこは見て見ぬふり。FBIもCIAも一枚噛んでるくせに、我関せず。

 どうにもこうにも、あーゆーラストで良かったんだろうかとしか思えないんですが。撃てば終わるあたり、大雑把な米国を象徴していると言えば象徴しているのかもしれないけれど。


 長距離の狙撃には地球の自転までもが影響を及ぼすそうですよ。そんなことまで考えて狙撃してるんですねぇ。さすがです、マーク。そして、ナポレオンの時代には 怪我の治療に砂糖を使ってたなんていうエグい情報まで知っているニック・メンフィス捜査官。さすが、新人でもFBI捜査官だけありますねぇ。
 何にせよ、あめりか〜ん な映画でした。良い意味でも、悪い意味でも。
posted by Deanna at 01:07| Comment(2) | TrackBack(1) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

The White Countess(2005,U.K./U.S./Germany/China)

Ralph Fiennes様ご出演中にもかかわらず,なんと超単館系上映の『上海の伯爵夫人』。Ralph様 英国人なのに,今回の役は米国人 元外交官。もうねー,久しぶりにシネコンじゃない映画館で映画を観たわよ。

上海の伯爵夫人
1936年、頽廃のムード漂う上海。ロシアから亡命してきた美しき伯爵夫人ソフィア(Natasha Richardson)は、一家の家計を支えるために夜総会(クラブ)でホステスとして働いていた。一方、不条理な暴力で愛する家族と視力を奪われた元外交官のジャクソン(Ralph Fiennes)は、絶望の淵で上海の街を彷徨っていた。やがて2人は出会い、これをきっかけにジャクソンは夢に抱いていたバー“白い伯爵夫人”をオープンさせることを決意、彼女を“店の華”として招き入れる。2人は相手への想いを深めていくが、節度を持った関係を続けていく。そんな中、ジャクソンは謎を秘めた日本人、マツダ(Hiroyuki Sanada)とも友情を深めていくが…。


 んで。Natasha Richardsonの旦那ってLiam Neesonだったのね…。全く知りませんで。申し訳ございません。彼女は『レッドグレーヴ家』という映画一家のご出身だそうです。彼女の叔母さんとかもこの映画に出てました。すげーな,レッドグレーヴ一家…。
 
 すごいと言えば。レイフ様ですよ。盲目の役をさらりと演じてるんですぅ。やたらめったら「目が見えません」的な演技をするわけでもなく,ホントに見えてないんじゃなかろうかと思ってしまうような目の動かし方や視点の定め方。さすがです,レイフ様。

 お話のほうは,やたら台詞が多いわりに主人公二人が迷路みたいな会話をしているので,真意を掴みかねたりものすごーく想像力を働かせないといけなかったり…で,ちょっと大変(これで字幕がトダナさんだったら,台詞の大半が勝手な解釈で訳され,映画が違う雰囲気になったであろう)。
 なんかねー,こういう雰囲気で勝負する系の映画って感想を書きにくいのよねー。まぁ,レイフ様ばんざいってことで。 
posted by Deanna at 23:31| Comment(2) | TrackBack(3) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

Perfume: The story of a murderer(2006,Germany/France/Spain)

天才と奇人は紙一重。

パフューム
18世紀のパリ。悪臭立ちこめる魚市場で一人の赤ん坊が産み落とされる。危うく捨てられかけた赤ん坊は、間一髪で拾われ、グルヌイユ(Ben Whishaw)と名付けられて育児所に引き取られる。グルヌイユは友だちもいない孤独な子どもだったが、何キロも先の匂いを嗅ぎ分ける超人的な嗅覚の持ち主だった。やがて青年となったグルヌイユは、ある時運命の香りと出会った。それは赤毛の少女の体から匂い立っていた。しかし彼は、怯えて悲鳴を上げようとした少女の口をふさぎ、誤って殺してしまう。以来、彼は少女の香りを再現することに執着し、香水調合師バルディーニ(Dustin Hoffman)に弟子入りするのだが…。

 久しぶりに行きました、公開初日のレイトショー。ちょっとグロいシーンがあるよという話は聞いていたし、なんとなく想像もしていたけれど、冒頭から唖然…。
18世紀パリよ。ベルサイユのバラよ(いや、それはちょっと違う)。きらびやかな世界を想像していたのに、期待は裏切られ、悪臭放ちまくりな映像が次々と…。宮殿の外ってそんなもんだったんだろうけど。
 主人公ジャン=バティストは「超人的な嗅覚の持ち主」と言えば聞こえはいいだろうけど、5歳になってもほとんど喋らなかったとか(大人になってもほとんど喋ってないけど) 匂いにだけあそこまで執着するとか、「超人的」という表現はあまり適切ではないようにも思いますが。「超人」を超えてると思うな(変な日本語だけど)。育った環境が悪かったんでしょうかねぇ。運命の香りに出会って、その香りを持つ少女を追いかけるとこなんかストーカーもいいとこですよ。対人関係の築き方を学んでいれば、ストーカーまがいのことをしなくてもいいし、少女が悲鳴をあげそうになることもなかった。「あやまって人を殺した」って書いてあるけど、彼自身「誤って」人を殺してしまったという自覚があるのかどうかすら疑問。たまたま口をふさいでいたら…「あれ? 息が止まっちゃったよ?」くらいの感覚のような。さらに付け加えるならば、人の死を理解できてるのかどうか…。
 予告編からも想像がつくように、究極の香水のために彼は連続殺人を犯してしまうわけです。それすら罪の意識があるのかどうか…。殺した理由が「だって必要だったんだもん」と来た日には…以下略…。
 で、あのクライマックス。
 不思議だなぁ。あのクライマックスはとうてい理解しがたいんだけど…でも、「きっとこういうことなんだろうなぁ」と想像はできる。

 この映画、きっとグロテスクだろうから観るのどうしようかなと思っていたんだけど、私の好きな英国俳優Alan Rickman様ご出演中のため、鑑賞することにしました(そーゆー理由だったのか?)。Alan Rickmanの娘を心配するパパ役もなかなか良かったのだけど、Dustin Hoffmanの売れない香水屋役はもっと素敵だった!そのメイクは何だ!?そのメイクでいいのか、ダスティン!!

 映画の中で皆さん英語を喋られているのでアメリカ映画かと思っておりましたら、ドイツ映画なわけですね。そりゃー欧州映画のわけわからなさが漂うわけだ。嫌いじゃないけど。
私が一番好きだったのは、「香りを映像化できているところ」ではなく、サイモン・ラトル指揮,ベルリンフィル演奏の映画音楽でしょうか。コントラバスの低音が静かに鳴っているその上で、オーボエが不安定な要素を持つメロディーを奏でるあたり、ぞくぞくきました。ラストシーンの小さな不協和音も、映画のちょっとした無気味さを際立たせてますわね☆
 俳優の使い方もベルリンフィルの使い方も とても贅沢で、公開中のマリー・アントワネットとはまた違う贅沢感を味わえる映画なのではないかと思います。が、一度観ればまぁいっか、という感じも拭えない。
posted by Deanna at 23:46| Comment(4) | TrackBack(54) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

The Departed(2006,U.S.)

まっと・でぃも〜んもディカプリオもどーでもいいんですけどぉ。ちょっと前に「かっこよかった時期の」ジャック・ニコルソンの映画を観ちゃったので。ついでにインファナル・アフェア(香港版の第一部)は観たけど,あっちの言葉に抵抗があって二部・三部を観なかったものだから,「結局のところ,どういう話だったのだろうか」という興味から,鑑賞してまいりました。

ディパーテッド
マサチューセッツ州ボストン。犯罪組織との繋がりを持つ自らの生い立ちと決別すべく警察官を志したビリー・コスティガン(Leonardo DiCaprio)。一方、マフィアのボス、コステロ(Jack Nicholson)によって育てられ、スパイとなるべく警察に送り込まれたコリン・サリバン(Matt Damon)。同じ警察学校に学んだ2人は、互いの存在を知らぬまま、共に優秀な成績で卒業する。やがて、コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ特別捜査班に抜擢され、コステロを標的とした捜査活動に加わる。一方ビリーは、その優秀さを買われ、マフィアを内部から突き崩すべくコステロのもとへ潜入するという極秘任務を命じられるのだった。こうして、それぞれに緊張の二重生活を送るビリーとコリンだったが、ついに警察、マフィア双方ともに内通者の存在をかぎつけ、いよいよ2人は窮地に追い込まれていく…。


・・・正直に申し上げてもよろしいでしょうか?
 まっと・でぃも〜ん君は,やっぱりどーしても「ちょっぴり優等生のお坊ちゃん」なイメージが付きまとってしまいませんか?マフィア側の人間に見えないですぅ。それだけで話がウソっぽいです(おいおい・・・)。香港版ではアンディ・ラウがこの役を演じてましたが,もっと男臭かったし!!マフィア側の人間のクセに,いかにもキレ者の刑事ですっていう感じがもんのすごく出てたし!!!
 で。ディカプリオは,さすがディカプリオだなぁという感じ。自分の生い立ちと決別したいのに決別できない苦悩とか,正義感が強いのに潜入捜査しなきゃいけない苦悩とか,伝わってきまくりよ。
 そしてニコルソンは相変わらず意地汚いと言うか,顔がくちゃくちゃになるというか・・・。

 香港版は一部しか見てないけど,なんかもう少し潜入捜査の緊迫感みたいのが漲ってたよな気がするんです。比べても仕方ないですけど。二人が対峙する場面なんて,手に汗握って観てたような記憶があるんですよ。ところがなんですか,でぃも〜んちゃんの顔が甘ったれてるというか,どこまでいってもいいとこ育ちの坊ちゃんにしか見えないから,ディカプリオも愛想つかして対峙するのやめちゃったーみたいな感じ。
・・・そーゆー意味ではおもしろないっ(断言)

 タイトルの‘Departed’,字幕では『故人』のところにわざわざディパーテッドとルビがふってありました。確かに宗教的な意味合いといいますか,遠まわしな表現でまさか「死人を偲んで」とは言わないから「故人を偲んで」というような表現の時にdepartedと使うそうですけれど。
 拡大解釈すれば,自分が元々いるべき場所から離れざるを得なかった人。つまりマフィアに潜入した警官と,警察に潜入したマフィアと。彼らを意味してるんじゃないかなぁと勝手に思ってます。
 三部作を一気に詰め込んだせいだろうけど,死にすぎだよ,この映画。結局誰を信じていいかわからない。
 すっきりしたくて映画館にいく人にはちょっとオススメできない。モヤモヤしたまま帰宅する可能性80%の映画です(笑)。
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2007年01月19日

One Flew Over the Cuckoo's Nest(1975,U.S.)

ずーっと前に同僚が「これ,絶対 観て!」と半ば強引に押し付けていったDVDをやっと観た。

カッコーの巣の上で
刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィ(Jack Nicholson)は、そこで行われている管理体制に反発を感じる。彼は絶対権力を誇る婦長ラチェッド(Louise Fletcher)と対立しながら、入院患者たちの中に生きる気力を与えていくが……。


 舞台設定が1963年で,製作年が1975年なので,時代背景や偏見を考えながら観ました。物語の大半は,「30年位前の精神病院の実際」みたいな流れなんですが,最後のほうは人間の尊厳とかを漠然と考えてしまいましたねぇ。
 だいたい「精神異常を装ってる」(とわかっている)時点で措置入院させられるのもどうかっちゅー話なんですが,「装ってる」からこそ,病院の管理体制への反発という視点があるんでしょうけど。管理体制と人権と,その折り合いについて考えるきっかけになる映画です。
 何が正常で,何が異常で,どこからが性格の偏りなのか。狂気なのか正気なのか。そういうことを考えながら観ると,面白い(かもしれない)。
 けっこうびっくりしたのが,病院のスタッフで主人公マクマーフィーについてのケースカンファのシーンがありまして,カンファ中にスタッフがポンポン‘crazy’という単語を遣ってたこと。えー,患者の人権守ろうよ…みたいな。担当医師ですら「crazyではないが,何か病気ではあると思う」と言ってましたよ。
 で。有名な俳優さんの若かりし頃の姿を見ることが出来ます。私にこの映画を薦めてくれた同僚は,「ジャック・ニコルソンがかっこいい!」とやたらと興奮して言っていました。そんな言われても,生まれる前の映画だし。ジャック・ニコルソンってバットマンに出てて口が裂けてた変な人じゃないと?くらいのイメージだったんですが…(そのイメージも古いけどよ)。

 カッコーは,他の鳥の巣に自分の卵を産み落とすんですって。カッコーのヒナは短期間(10〜12日程度)で孵化して、巣の持ち主のヒナより早く生まれることが多く,先に生まれたカッコーのヒナは巣の持ち主の卵を巣の外に放り出してしまい、自分だけを育てさせる・・・って。
 カッコーって隠語で「オバカさん」ってことなんですと。精神病院を陰喩してるんですよ,『カッコーの巣』って。
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2006年10月07日

World Trade Center(2006,U.S.)

以前 劇場で予告を観た時に音楽に泣かされた私。ようやく本編を観ることができました☆

ワールド・トレード・センター
2001年9月11日の早朝。いつものように家を出て署へと向かう港湾警察のジョン・マクローリン巡査部長(Nicolas Cage)。彼は署に着くと部下たちを集め“お互いを守り合い、事故のないように”と言葉をかけ、それぞれの現場へと送り出す。ところが間もなく、世界貿易センタービルの北棟に旅客機が激突する大惨事が発生、港湾警察官たちに緊急招集がかけられる。すぐさまマクローリンを班長とした救助チームが結成され、現場へと急行する。現場の惨状に言葉を失う彼らだったが、新人警官のヒメノを含む4人の警官が、マクローリンと共にビル内に入ることを志願する。しかし、彼らがビルに潜入した直後、大音響と共にビル全体が崩れ始めるのだった。

 だいたい、秋頃から「今年度アカデミー賞最有力候補!」などと勝手に言っている映画に限ってアカデミー賞を受賞することはほとんどない。この映画も、きっとそんな1本になるはず。

 今年は米国同時多発テロ5周年なので、9.11.関連の映画が公開されているけれど、あんなでっかい事件から5年くらいで元の生活に戻れる人って、そんなに多くはないと思う。『元に戻るものは何もない』のよね。新しい紙を1枚クシャクシャにして、地道にきれいに伸ばしていったとしても、紙にシワは残るでしょう?…って、別にPTSDの話をしたいわけじゃないんだけど。
 
 社会派オリバー・ストーン作品にしては政治色がない、人々のつながりを淡々と描いた映画でした。情報が錯綜する中で救出に行って、自分達が生き埋めになって、それでもお互いに励ましあったりして『希望』を忘れない二人。瓦礫の下で、何も情報がない中で、ものすごい音だけが聞こえたり突然火事が起こったり…。そういった恐怖もしっかりと(でも淡々と)描かれてました。なんつっても、事件後の救助にたくさんの人が集まってるあたり、けっこう感動ものでした☆
 個人的には、ヒメノ警官の奥さんの行動がやたらとわがままなところがイヤでしたけど。でも、もしも自分が妊娠してて自分の旦那さんが行方不明になっちゃったら、静かにパニック起こすだろうなとは思うので、あまり人のことは言えないな。

 静かな音楽で、静かに感動。
 淡々としてるけど、人間社会って悪くないやんと思える、そんな映画。
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2006年09月16日

TOM & THOMAS(2002,U.K./NZ)

レンタルショップで子ども向けのDVDを探していたら、偶然見つけてしまいました。豆様主演(と、パッケージには書いてある)お子さま向け映画!! これは見なくては!!!
 豆様って、英国出身セクシー俳優Sean Beanのことです☆☆
別々に育った双児の兄弟トムとトーマスが、クリスマスの時期にロンドンで繰りひろげる大冒険!

 豆様は、トーマスの養父役。病院に捨てられていたトーマスを養子にしたのだそうです。一方、トムは養護施設育ち。その二人が いわゆる「双児の神秘」ってやつですかね、出会ってしまって冒険が始まるわけですが。
 日本では考えられないことですが、トムは施設で人身売買の現場みたいなのを目にしてしまって、それで悪者から追われるハメになり、逃走の途中でトーマスに会う という設定。英国の養護施設って、そんなにわけわからんことをしてんのか?
ちょっと興味深かったのが、施設のお子さまがみんな寄宿舎の生徒のように制服を着てたとこ。

 豆様は、売れない絵描き。
 紅茶(英国はやっぱり紅茶なのか?)に入れる砂糖もミルクもないくらいの極貧生活なのに、息子へのクリスマスプレゼントのために画廊からお金を前借りするくらい心優しいお父様です。
 で、豆様ときたら、同じアパートの住人に会う前は「誰だよ、こんなところに自転車を置いたのは!」と住人の自転車に向かって悪態をついていたくせに、実際にその住人に会ってみたらあまりに美人だったので、クラッとなって「いや〜、自転車はあなたの好きなところに置いていただいてけっこうですよ☆」と態度が変わるお調子者。
 自分の息子トーマスと、今まで会ったこともないトムが目の前で入れ替わってるのに、全く気付かないオバカな豆様(これって、父親失格じゃない?)。
 そんなこんなで、パパ豆たんの優しさとバカっぷりを露呈しながらゆるゆると物語は進みます(ゆるゆると、というのがいかにも英国製作らしいテイストでありますね)。
 そして終盤。
 物語は突然盛り上がります(この、突然の盛り上がりってのも、英国らしくて好きだな)。オープニングに出てきた人身売買の危機がトーマスにせまり、それをトムが助けに行くわけです。助けに行った先がヒースロー空港。夜のヒースロー空港を巻き込んで、大騒ぎですよ。離陸した飛行機をヒースローに戻しちゃうくらいの大騒ぎですよ。このシーン、何がおかしいって パパ豆たんが救出された息子(と思いきや、実はトム)に近付こうと突っ走るんだけど、警察に止められて息子に近付けないのね。悪役豆たんだったら、警察の制止をふりきって突っ走るんだろうけど、今回はおとなしく制止されたまま。おとなしい豆様って…。そして最後の最後まで自分の息子トーマスと、双児のトムを間違え続ける豆様。
 子どもを間違えてしまうところは100歩譲って許すとしよう。とにかく、豆様が子どもに向ける笑顔がいいのよ。優しいのよ。まめたーん!!って叫びたくなるのよ。
 映画の中で死なないもしくは捕まらない豆様ってのも、けっこう珍しいんですけどね。最近は死なない豆様も増えてきたかな。子ども相手の豆様っていうのは、やっぱり珍しいわね。

 と、いうことで豆様と英国英語にどっぷり浸れる映画でした(え?見るとこ違う…)。
posted by Deanna at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

X-MEN: The Last Stand(2006,U.S.)

ブライアン・シンガー監督からブレッド・ラトナー監督に変わった3作目。Final Decisionって、邦題だったのね…

X-MEN: The Last Stand
プロフェッサーX(Patrick Stewart)の右腕だったジーン(Famke Janssen)の死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、“ミュータントは病だ”と主張する天才科学者によって、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬“キュア”が開発される。“ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるか”という究極の選択に、ミュータント社会は大きく揺れる。マグニートー(Ian McKellen)率いるブラザーフッドは、キュアの根絶を狙い、キュア開発のカギとなる少年ミュータント、リーチの強奪に動き出す。一方、X-MENは人類とミュータントの全面戦争を回避しようと奔走するのだが…。

*この記事の中での『ピカード艦長(@ Star Trek The Next Generation)』はプロフェッサーXを、『ガンダルフの爺さん(@The Lord of the Rings)』はマグニートーを指します。
知人から「X-MEN 観に行くの?」と聞かれ、「うん。だって、ピカード艦長が出てるから^_^」と答えたところ、かなりマニア扱いされました。別にいいもーん。英国俳優の対決は萌えるのよー☆

 ピカード艦長とガンダルフの爺さんはどちらが強いのか?ついにこの映画で二人の究極の戦いが…!?

 そんなことを勝手に予測しておりましたよ。えぇ、期待はみごとに裏切られましたよ。ついこの前まで(ちゅーか前作まで)けっこう主役級扱いだったあの人やあの人は、「必要無いでーす」と言わんばかりにあっさりと消されてゆく。あげくにプロフェッサーまでも…!!!!! だめじゃーん!ガン爺とピカちゃんで戦ってよ〜!!!
 んで、今回だけのために出て来た 白い翼のミュータントさん、あの人もっと戦うのかと思ってたけど、ちょびっと飛んで去っていっただけ…。がーん…。
 前半は、話の展開がちょいと抑え気味ではあったけれど、後半の戦いはすごかったねー。SFならではのVFXでございました。あーゆーのを時々観るのは、スッキリするからいいね☆

 ところで。突然変異は病なのでしょうか?
 映画館に行く前に読んだ雑誌に、ストーム役のハル・ベリーのインタビュー記事が載ってました。「私は有色人種と言われる人間だけど、もし‘白人になれます’っていう薬が開発されたら手を出すかしら?答えはノーよ。私は私だもの」みたいなことが書いてあった。自分の決断としてそういう薬に手を出す人がいれば、私は否定はしないけれども。
 まぁ、突然変異だからこそ異端扱いされてしまうんだろうけど、それって人間のエゴがなせる差別意識からうまれるものなのよね。地球上で一番優秀なのが人間だと思ってたら大間違いだ!
 でも、「自分に与えられたパワーをどうコントロールするか」はとても難しい問題ですね。ジーンはパワーにコントロールされてしまったその典型例だし、マグニートーはパワーゆえに奢ってしまった典型例ですなぁ。

 20年前のピカード艦長とガン爺、あれは特殊メイクで若くしたんでしょうか?ピカちゃんってば、S.T.X. NEMESISの時より若くみえたんだけどなぁ…。気のせい?
 そして、ラストはアメコミならではの「え…これって終わらないんじゃ…?」系の終わり方。お約束です。
posted by Deanna at 20:34| Comment(23) | TrackBack(88) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

United 93(2006,U.S.)

久々、1人で映画館☆

United 93
2001年9月11日――
4機の旅客機がハイジャックされた。
3機はターゲットに到達。
これは、その4機目の物語である。

 来週の火曜日に 仕事で映画鑑賞をすることになりまして。なにせ20人の大所帯で映画館に行くので、「映画館、自宅から近いよね?チケット買ってきとって(当日20人分の座席を確保するのは大変だけど、事前購入ができるから)」という展開になり、たいして観たい映画があるわけでもないのにチケットを購入するためだけに映画館に行くのもねぇ…と思っておりました。
 で、例によって英字新聞を斜め読みしていたら、今日は映画についての特集記事がありまして、‘United 93’についてだったわけです。記事によると、2001.9.11.の関係機関(特に管制塔関係)の混乱ぶりや ハイジャックされた機内で何が起こっていたのかドキュメンタリータッチで描かれているとか。なんてたって監督は英国でドキュメンタリー製作に携わり続け、『ブラディー・サンデー』で金熊賞まで獲ってしまったPaul Greengrass(緑の草っ葉?)氏。調べてみたらボーン・スプレマシーの監督さんでした☆
と、言うわけで チケット購入ついでにUnited 93を鑑賞することに決定。

 いや〜、ホントにドキュメンタリーでした。
「ハイジャック?まさか…ねぇ」と初めは情報を疑い、
「なんじゃ!あの映像は!!」とWTC激突の映像を観ても実感がわかず、
あまりの緊急事態に慌てふためくばかり。
私もその現場にいたような気分。
うってかわってUnited 93の機内の映像になると、
「え?爆弾?」「人が刺された!?」と命の危険を感じ、
そこから先は それでもハイジャック犯に立ち向かおうとした乗客の方々の勇気に敬意を表しつつ、あんな短時間で 予期していなかった死に直面してしまった恐怖を克服して家族や友人に‘I just wanted to tell you that I love you.’と電話をする乗客乗員の なんとも言えない『人間愛』を感じつつ…。
 もう、ドキュメンタリーすぎて、気分が悪くなりました。気分が悪くなるくらい、疑似体験ができる。そのくらいハイレベルなドキュメンタリー。テロが悪いとか、飛行機に乗ってたアメリカ人が頑張ったとか、そういう話ではなくて、起こったことが淡々と描かれている。テロリストも1人の人間として描かれている。だってドキュメンタリーだから。

 有名な俳優さんなんか1人も出てませんよ。なんてたって、管制官とか軍隊指令部とか、as Himself で出演してる人がいっぱいでしたもん。エンド・クレジットみてびっくりしちゃいました。
 余談ですが、「この映画、ユナイテッド航空から資金援助を受けてるわけじゃないですよ。資料は提供してもらいましたけれど。ドキュメンタリーですからね。」というただし書がちょろっと流れてました(わりと長い英文をちょろっと読んだだけなので、誤訳だったらごめんなさい。多分、こういう意味だと思います)。


 2001.9.11.から5年。もうすぐ『ワールド・トレード・センター』という映画も公開されます。きっと5年経っても傷が癒えてない人はたくさんいると思う。だって、外野の私達が5年経ってやっとあの時の現実に目を向けることができるようになってきたくらいだから。
 ホンットに余談なんですが、『ワールド・トレード・センター』の予告編をよーく観ていたら、おバカ映画『ズーランダー』の看板に遭遇してしまい、吹き出しそうになりました。ごめんなさい。


 あれから5年。世界中でまだ内戦は続いているし、英国でテロも摘発されたばっかり。何か 変わったのかな? 関係ない人を巻き込んでまで自己主張することに何の意味があるのかな? 平和って一体何だろう?
posted by Deanna at 23:55| Comment(11) | TrackBack(58) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest(2006,U.S.)

胃が痛くても,ジャック・スパロウ船長には会いたかった。

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
呪われた海賊バルボッサとの壮絶な闘いを乗り越え、再びブラックパール号の船長となったジャック・スパロウ(Johnny Depp)。しかし最近なぜか浮かない様子。それもそのはず、彼は、海賊なら誰もが恐れる幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズ(Bill Nighy)にもうじき魂を奪われようとしていたのだ。彼は13年前、ブラックパール号を手に入れるためジョーンズと“血の契約”を交わしていて、その契約の刻限が迫っていたのだ。一方、鍛冶屋の青年ウィル(Orlando Bloom)と総督の娘エリザベス(Keira Knightley)は、英国領ポートロイヤルで結婚式を挙げようとしていた。ところが、思わぬ事態から式は延期、結局2人は再びジャックのもとへ向かうハメになるのだったが…。

 (妹いわく)『目の下にクマがあってもセクシーさを損なわない俳優』ジョニデ。えぇ,こんな妙な役ができるのはジョニデしかいませんよ。なんてたって,ジャック・スパロウ船長がゲスト出演(?)してるってだけでキングダム・ハーツ2(ゲームソフト)を購入したおバカさんですから。ぷ〜っ。
 
 さて。肝心の映画の内容なんですが。
 もういいよ,好きにしてくれ…。ジョニデがいればそれで許すよ…ってな展開。
 けっこうこだわりの英国俳優を揃えてる割には,ビル・ナイなんか「あんた,なんでそのオファーにOKだしたの?」と疑問に思うくらいに特殊メイクで覆われ,声を聞いてビル・ナイだとわからなければ「ただのタコ入道」で終わってしまう・・・がく〜(落胆した顔) それでいいのか,ビル・ナイ!!!
 でさー,ウィルも突然自分のお父さんに会っちゃうわけじゃん。自分のパピーがフジツボ怪人だよ。もうちょっと驚けよ
 車輪でグルグルも,落とし穴にゴロンも,ニセモノのおめめも,フルーツ串刺しも,どれもこれも好きなんだけどね。好きなんだけど,ねぇ・・・・という感じです。
でもね,銃を踏みつけた足を,エリザベスが階段の下から見上げるあのショットと,クラーケンに立ち向かうあのショット。あの2ヵ所だけは,DVDを入手したら何百回と見ることでしょうよ(笑)。
 はい,皆さんご一緒に… ‘Savvy?’

He's a Piratesの音楽を聴くと血が騒ぐ私には海賊の血が流れているのでしょうか…

こんな記事発見!! → 海賊版『スターウォーズ』
posted by Deanna at 10:01| Comment(6) | TrackBack(117) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月21日

The Da Vinci Code(2006,U.S.)

公開2日目。念願かなってようやく鑑賞。


ダ・ヴィンチ・コード
ある日、ルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエール(Jean-Pierre Marielle)が殺害される事件が起こる。遺体は奇妙な体勢で横たわり、周囲には不可解な暗号らしきものが記されていた。フランス司法警察のファーシュ警部(Jean Reno)は、講演のためパリに滞在していたハーバード大学教授ロバート・ラングドン(Tom Hanks)に協力を依頼、事件現場に呼び出す。宗教象徴学の権威であるラングドンはさっそく暗号の解読を始めるが、この時警部はラングドン自身をこそ疑っていた。そこへ、暗号解読官ソフィー・ヌヴー(Audrey Tautou)が現われる。ラングドンが無実で、事件解決には彼の力が不可欠だと確信する彼女は、直後、ある驚きの行動に出るのだった…。

 原作既読の私としては、「そこで黄金比の説明を…」「おいおい、もう少し五芒星の説明しなくていいの?」と思ったりもしました。「ちがーう!その暗号の5文字は『りんご』じゃない!!」とほんのちょっぴり怒りました。

でも、すべて サー・リー・ティービング(Ian McKellen)のいかにも英国紳士的 かつ茶目っ気たっぷりなやりとりと、シラス役のPaul Bettanyの尻の白さに免じて許す。

 サー・リーについて一言申し上げておりますと、これはキャスティングの段階で半分ネタバレだったし 予告編で明らかにネタをバラしすぎたと私は思うのですが、それでもやはり サー・イアン以外にこの役を演れるじい様はいない!!!
 サー・リーとロバートが「人間がいつから神扱いされるようになったか」について論じあうシーンがありましたが、サー・リーはマニアだと確信。ちょっとしたことで熱く論じれたら、それはマニア(持論)。彼は信仰心よりも自分の研究にあまりにも熱心に没頭し過ぎたことから、2000年にもおよぶある秘密を暴くために…(以下略)…。

 未読の方からすれば、それでも情報量が多すぎて何がなんだかわからない…といった感じだったかもしれません。あまりに彼らがさっさと謎を解いていくので、「そんな簡単に解ける謎があってたまるか!」と突っ込みを入れたくなったかもしれません。原作では、もう少し悩んでますのよ。
 1年ほど前に‘National Tresure’という映画が公開されました。あれにもテンプル騎士団だの独立宣誓書だの教会だの、パズルのピースが登場してました。The Da Vinci Codeも、ピースがあって謎を解いていくスタイルはちっとも変わらないのに、ここまで大騒ぎになっているのはやはり扱っている題材が『キリスト』だからなのでしょうか(そしてその大騒ぎに自ら拍車をかけているバチカン)。キリストさんも、2000年経った今でもそれだけの影響力があるってすごいですねー。

 私としては、別にバチカンにケンカを売る気は全くありませんが、同じDan Brown作の『天使と悪魔』を映画化してほしい。バチカンのコンクラーベが舞!なので、バチカンが今まで以上に大騒ぎすること間違い無し。バチカンの怒りを無視して、『天使と悪魔』の中のスタートレックネタを正確に再現してくれる監督はいるのか!? 

The matter is what you believe.
posted by Deanna at 21:21| Comment(12) | TrackBack(129) | My Favourite Movies(O〜Z) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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