やっと観てきました。Ewan McGregor様主演の
THE ISLAND
予告編の段階で半分くらいネタバレしているようなもので(クローンだの 施設(?)から逃げるだの…)、あんまり細かいことを気にしなければ観て楽しめる。そんな感じの映画でした。なんてったって監督がマイケル・ベイだからね〜。
まぁ、ネタバレしてたので前半は観てて「ん〜。かったるいね〜

」って感じ。筋書きわかってんのに、なんでそんなにダラダラと…。と思わずにはいられません。そしてやや生臭い。グロテスク。うってかわって後半はマイケル・ベイお得意のドンパチ系に転換。次から次へとアクションシーンが続き、「そんなんで生きてる方がありえんだろう」という状況で主役2人は助かっている。いや、だからね、細かいことを気にしなければ楽しめるんですって。

Ewan McGregorが2人出てきて(1人はクローン、もう1人は人間)、人間の方は「僕はスコットランド出身」とスコットランド訛りで話し、クローンはクローン施設内で育っているのでアメリカ訛りで喋るのね。このシーンは笑えたな。ついでに言うと、ちょっとスタートレックネタがあるシーンで使われていたので嬉しかった(でもどういう脈略で使われていたのかイマイチ掴めなかったのよね。突然カーク艦長が… とか字幕が出てきたから、はぁ?って思ったの)。スタートレックネタと言えば、ヴォイジャーシリーズのニーリックスさん、出演なさってましたよ。人間バージョンだったからちっとも気付かなかったけどね。クレジット観てて気付いたよ。ごめんね、ニーリックス。

そうだ、(日本では)悪役として名高いショーン豆(Sean Bean)様も出演なさってました。今回も悪役と言えば悪役。でも、見方を変えると『人のために何かをしようと思って、科学の究極を極めたキレる男』って感じかな。Ewan&Seanの2大英国スターのぶつかり合いはなんとも言えずワクワクいたしました。
シリアスな話になりますが、要するにこれは
クローン技術を使って延命するという人間のエゴを描いた物語だと思います。命の重さって、どうやって誰が測るのでしょう?‘The Lord of the Rings’でガンダルフがフロドにこう言います。
「生きていてほしい者が死に、死に値する者が生き延びる。お前は死者に命を与えられるのか?軽々しく生死の判断をしてはならん」と(in English;
Many that live deserve death, and some that die deserve life. Can you give it to them, Frodo? Do not be too eager to deal out death in judgement. )。
人はいつか死ぬ運命にあるのだし、命を商売道具にするなんてのはちょっとイヤな感じがしますね。人のクローンを作るのは倫理上問題が多いから禁止されているはずですけど、近い将来 現実に起こりそうな話だなぁ…と微妙に怖くなったのでした。
っていうかさ、あのエンディングでいいわけ?あれ、絶対新たな問題が発生すると思わない? この夏 3作品(SW、The Island、Robots)に出演なさっているEwan McGregor様ですが、童顔に見えてすでに既婚者。そして良きパパ。笑顔がなんとも言えずかわいいよな、Ewan。ところで皆さん
「Ewan McGregorの代表作って何?」って聞かれたらどの作品を選びますか?微妙にいわゆる『超大作!』と言われる作品にはあんまり顔を出してないし(SWは超大作ですかね、やっぱり)、これといって代表作!って言えるような物もないような…。そんなイメージのあるEwanですが(来日しないせいかもね)、私は『ムーラン ルージュ』でYour Songを歌っているEwanが一番好きです

えーと、マイケル・ベイ監督は「日本が大好きだ〜」などとインタビューで答えておきながら、
「好きな日本の俳優または女優はいますか?」と聞かれ「チャン・ツィーイー」と答えたそうだ。そりゃ中国人だぞ!オペレッタ狸御殿でも観たのか、マイケル・ベイ

☆気になったこと;VFXね、Dream WorksとILMがやってたでしょ?でもエンドクレジット観てたらLUCAS FILMって出てきてたような…。ILMとLUCAS FILMは相容れるものなんですか?かたやスピルバーグ,かたやルーカスですよ。
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