そこらへんのシネコンで1週間だけ上映するっていうから観てきたけど。世間ではすでにDVDレンタル開始されてるらしいよ、この映画(笑)。
Nicole Kidman主演だったから、なんとなく観てみようと思っただけなんです。ええ。観て初めて知りましたが、ダイアン・アーバスという写真家がいて(48歳で自殺しちゃってますが)、彼女は性的倒錯、小人、巨人…を被写体として写真を撮り続けた人なのだそうです。なんか、写真の概念を変えた人らしいんですが、私は全く知りませんでした。
1958年、ニューヨーク。36歳のダイアン・アーバスは、夫である写真家アランのアシスタントとして、またかわいい2人の娘の母として何不自由ない生活を送りながら、言いようのない違和感を拭えずにいた。そんなある日、夏だというのにコートで全身を覆い、顔すらも目出し帽のようなマスクで隠した謎めいた男ライオネルが、彼女の隣に越してくる。その異形の姿に不思議な興味をかき立てられたダイアンは、カメラを手に彼の部屋のベルを鳴らす。やがてライオネルの秘密に触れたダイアンは、彼に激しく惹きつけられて行くのだったが…。
ライオネル(多毛症という設定でした)がチューバッカに見えて仕方なかったんだけど…。ヤク中だったダウニーJr.もこんな複雑な役をこなせるようになったのねぇ。
Nicoleの出演映画はけっこう解釈が難しいのが多いんだけど、これは語彙の少なすぎる私が語るべき映画ではないように思う。ので、興味があるなら観たら?という感じ。『めぐりあう時間たち』よりも意味がわからん!
何が変態で、何が芸術なのか。ただ、「変態の森(表現悪すぎ)」に迷い込むその心理描写がものすごーく丁寧で、そこは面白かった☆
先週は、ブログには書きませんでしたが(ちょっとだけ書いたか)、「ミス・ポター」と「プロヴァンスの贈りもの」も観てきました(見過ぎ)。
「ミス・ポター」はユアンが相変わらず童顔で可愛かったなぁと思いつつ、「女性は結婚すればそれでいいと思われていた時代に自分で仕事して自立していた女性」といったイメージの宣伝がなされていたけど、あーんまりそーゆー雰囲気の映画ではなかったような。波瀾っちゃ波瀾なんだろうけど〜。やっぱ、そこは英国だからゆるめ?
「プロヴァンスの贈りもの」を観たらワインを飲みたくなるのかと思っていましたが、「リドリー・スコット監督、なぜコメディ映画を作ってしまったのか?」と疑問に思いながら劇場をあとにしました。ラッセル・クロウがあんなやんちゃな役をするとは思っていなかったので(彼の実生活はやんちゃそのものですけどね)、あの映画のテンポに慣れるのに少々時間がかかりました。しかもリドリーが作った癒し系…。絵に書いたようなハッピーエンドだけどびみょい(笑)。好きだけどね、こーゆーの。
次はエディット・ピアフの試写会かな?あたし、「愛の賛歌」をViolinで弾きたい。誰か、ピアノ伴奏して。他の楽器でもセッションできればOK。ついでにジャズ編曲してほしい。