連休だし、弾丸で行けないこともないや…と思ってベルリンへ。
ウィーンフィルの演奏会を聴きに行って、次はベルリンフィルを聴きたい!と思ったことがきっかけです。…のわりに、ベルリンフィルのチケット取り損ねてしまったんだけどね。
今回の旅は、フィンエアーで福岡→ヘルシンキ→ベルリンと移動。ベルリンってドイツの首都なのに、日本からの直行便がない。ちょっとビックリしましたよ。
さて。初日はほぼ移動のみであんまり観光はせず、2日目から観光しまくり。
・カイザーヴィルヘルム記念教会
・ベルリン大聖堂
・博物館
・スパイ博物館
・ブランデンブルグ門
・ブッフヴァルド(バウムクーヘン屋さん)
カイザー・ヴィルヘルム記念教会の新礼拝堂は、青のステンドグラスがとても美しくて、いやー、もう、ここは行ってよかったと思いました。パイプオルガンの音色もよかったしね。
あと、なんとなく入ったスパイ博物館も、スパイの歴史に始まって最後はなぜかミッション・インポッシブルとかジェームズ・ボンドとか出てきて面白かった。どこまで本気で作った博物館なのかわかんないんだけど、スパイをテーマに博物館作っちゃうって…ドイツもなかなかやるわね!
3日目
朝からヴィッテンベルク旧市街へ。
ここは、宗教改革を起こしたルターが大学で教鞭をとった街として有名で、ルターの生家があるアイスレーベンとともに世界遺産登録されてます。
ベルリンから列車(ドイツ鉄道)で約2時間。
ドイツらしい風景を眺めながら、ヴィッテンベルク旧市街駅へ。
城の教会、町の教会、ルターハウスなど見てまわりました。
ちなみに今年は宗教改革500周年。
町のあらゆるところでマスコット化したルターさんが迎えてくれるのですが、ルターもまさかこんな風に扱われるようになるなんて思ってもなかっただろうなー
3時半頃の電車でベルリンに戻り、今回の旅の最大のイベント、ベルリンフィルのコンサートへ。
コンサートチケットを入手し損ねていたので、前日にホールに行って、ホールでしか売ってないチケット(合唱席とか)のチケットを手に入れておきました。
ホールに入った後、ホワイエがとても広くて歴代指揮者の写真が展示されてたりしたのでフラフラと見てまわってたのですが、カラヤンの写真の前で思わず「カラヤンさん、はじめまして。ついにここまで来ました!」って話しかけてしまったり。
ラトル指揮のブルックナー8番、この世のものとは思えない、荘厳な響きのある演奏でした。ベルリンフィルが世界最高峰である理由がよくわかる。
演奏会自体は20時スタートで、前プロとメインが続けて演奏され、アンコールもなくサクッと終了。拍手が鳴り止まないのでラトルさんが再び出てきてくれました。ありがとう、ラトルさん。
ホテル近くの駅まで戻ったのが23時前だったのだけど、カリーブルストのお店がまだ空いてたので、カリーブルスト買ってベルリンっ子に混じってテントで立ち食いしたのがいい思い出。
4日目。
ヘルシンキ行きの飛行機が9時半発なので、8時半には飛行場にいなきゃねー。
みんな勘違いしてるけど、ベルリン→ヘルシンキは国際線ではないのです。いや、国際線だけど、シェンゲン協定加盟国内での移動なので、ベルリンからヘルシンキに行っても出国にはならないのです。
そしてベルリンのテーゲル空港はとても小さいので、チェックインカウンター→手荷物検査→搭乗口が徒歩10歩圏内。冗談抜きで。
旅行会社から「飛行機の出発時間の2時間前に集合」などと言われても、テーゲル空港は1時間前に行っても余裕ぶっこけることを記しておきます。
ドイツもいい国だった。
列車の乗り心地もよかった。
バスが2両編成でおもしろかった。
ソーセージがおいしかった。
そういう旅でした。
次はどこに行こうかな…