2016年02月11日

Hoi An, Day 3

ホイアンに来て2日目。
ベトナムに来て3日目。
1日目、2日目は移動と観光で疲れたので、3日目は何もしない。ホテルから出ない。何もしないことを楽しむ。そう決めた私。

朝ごはんを食べた後、お風呂に入り、庭を眺めていたら眠くなったので一寝入り。
起きたらお昼近くになっていて、でもたいして空腹でもなかったので、そのまま本を一冊だけ持って、ホテルのプライベートビーチへ。
プライベートビーチだから誰からも邪魔されないかと思いきや、数十メートル先には明らかにプライベートではないビーチがあって、春節を理由に押し寄せているチャイニーズとタイ人らしきご一行様(タイは春節ではないだろうから、タイ人はただの家族旅行と思われる)がプライベートビーチにまで侵入しまくり!
うるさい!
うるさくて本読めない!
ホテルのおじちゃんが頑張って追い払ってくれたけど、また違うチャイニーズがやってきて、いたちごっこ。
アジアのビーチらしくて、ま、いっか。と思いながら読書してたけど、波の音も飽きてきたし、ちょっと肌寒くなってきたし…と思って、ホテルのプールサイドへ移動。
プールサイドには初老のフランス人夫婦がいて、旦那さんはビール飲みながら読書、奥様は日光浴をなさってました。
こっちの方が静かでいいじゃん!と思い、私もソファに腰掛けて(むしろ寝そべって)読書の続きを。
ほんと、気持ち良く読書できました。
今日は安部公房の「他人の顔」という難解というかなんというか、リゾート地で読む題材か?とでも言いたくなるような本を読んでいたのだけど、プールサイドの静かで落ち着いた空間と、少し離れた道路から聞こえてくる車のクラクションの音と、本の内容が醸し出すどす黒さと、チグハグな感じがまた面白くもあったのでした。

「他人の顔」は、事故で顔を失った主人公が他人の顔を仮面にして…というストーリーで、己とは一体何者なのか、顔がないと自分は自分ではないのか、といった永遠に答えなんか出そうにない命題を考え続けてるものだから、私も「はて。私はなぜ誕生日休暇など取ったのか。なぜ誕生日には仕事をしないなどと決めたのか」と、わりとどうでもいいことを考え始めたり。
何もしないということは、普段は気付かない(または気付かないふりをしている)自分に気付くことなのかもしれないなぁ。

夕方、だいぶ涼しくなってきたのと、米国人ご一行様が世界の経済状態について大声で語り始めて騒がしくなってきたので、明日のエステの予約を入れて部屋に戻り、庭から夕暮れを眺めたりして、今日も終了。

ねぇ。米国人って、なんであんなに「おれ、世界情勢詳しいんだぜ」みたいな顔してるんだろうね?
あの人たちの話題ときたら、「香港は物価が高い」「今は円高」「旅行に行くなら物価が安いところがいいぜ!」ばっかり。
別に、米国人のために世界経済が回ってるわけじゃありませんから!と言いたくなる。
物価が高かろうが安かろうが、その土地の人たちの生活に干渉しすぎず、その土地の人々の文化を体験できればそれでいいと私は思ってます。

先ほどホテルのフロントから電話がかかってきて、「明日は何時にチェックアウトする予定?」と尋ねられたので、12時にチェックアウトして、午後はエステに行って、ここを8時くらいに発つ予定だからタクシー呼んでもらっていい?と伝えたら、「ホテルの送迎サービスの方がタクシーより安いよ」と上手にご提案いただきました。
ここのホテルの方、みなさん優しい。
困らないように先回りしていろいろ聞いてくれる。
いいホテルだわー。


もう20年くらい前になるんだけど、Star Trek The next generation のとあるエピソードで、ピカード艦長が惑星ライサで休暇を取る(結局冒険に巻き込まれて休暇にはならなかったんだけど)というのがあって。
ピカード艦長が「太陽の下で読書する。それだけで十分だよ」とプールサイドらしき場所で言っておられてね。
やっと私もそんな過ごし方をしましたよ、ピカード艦長‼︎
posted by Deanna at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/433700268
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック