2014年05月21日

How to break a bad news

悪いニュースの伝え方。
ワーカー業務をしていて、福祉以外の分野の方々の大半は、悪いニュースの伝え方が下手だなと感じることがよくある。

昨夜、前職でお世話になった在宅医のS医師からのお誘いで、緩和医療研究会に参加した。S医師の教育講演もあり、医療用語はわからないが、ワーカー業務にも活かせる視点を改めて確認できた思いがする。
あなたは末期ガンです、もう手の施しようがありません、治療はないのでどうぞご自宅に戻られてください、と告げるのは簡単。
「でも、私たちは、あなたが、あなとの人生の最後を、幸せに生きていくためのお手伝いができます」
この一言が言えるか言えないかがカギだ、とS医師は静かに述べられた。

もう何年も前、横浜に虐待対応の研修に行った時、基調講演をした英国人が同じことを言った。
当人にとって受け入れがたい現実でも、サポートがあるということを伝えなければ、何の意味もなさない、と。
危機介入。
危機の危は危険の危だが、
危機の機は機会の機なのだ。
ピンチをいかにチャンスにするのか。

ただ、ピンチをチャンスにするためには、普段から「何でも言える関係」を作っておかなければならない。
何の関係もない人間が、あんた、こんなことしとったらいかんよ、と言っても、関係構築なんかできっこない。
そして、関係が切れることを恐れて何も踏み出さないのは、もっと愚かなことだろうと思う。
今、危機介入するリスクと、危機介入せずに悪循環を続けていくリスクと、どっちがいいのか、という話である。
私は、今はこんなに良くない状態だけど、ちゃんとサポートするから、良い状態にしていこうね、と伝えることができるワーカーであり続けたい。
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posted by Deanna at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Social Work and Psychology | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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