上海の伯爵夫人
1936年、頽廃のムード漂う上海。ロシアから亡命してきた美しき伯爵夫人ソフィア(Natasha Richardson)は、一家の家計を支えるために夜総会(クラブ)でホステスとして働いていた。一方、不条理な暴力で愛する家族と視力を奪われた元外交官のジャクソン(Ralph Fiennes)は、絶望の淵で上海の街を彷徨っていた。やがて2人は出会い、これをきっかけにジャクソンは夢に抱いていたバー“白い伯爵夫人”をオープンさせることを決意、彼女を“店の華”として招き入れる。2人は相手への想いを深めていくが、節度を持った関係を続けていく。そんな中、ジャクソンは謎を秘めた日本人、マツダ(Hiroyuki Sanada)とも友情を深めていくが…。
んで。Natasha Richardsonの旦那ってLiam Neesonだったのね…。全く知りませんで。申し訳ございません。彼女は『レッドグレーヴ家』という映画一家のご出身だそうです。彼女の叔母さんとかもこの映画に出てました。すげーな,レッドグレーヴ一家…。
すごいと言えば。レイフ様ですよ。盲目の役をさらりと演じてるんですぅ。やたらめったら「目が見えません」的な演技をするわけでもなく,ホントに見えてないんじゃなかろうかと思ってしまうような目の動かし方や視点の定め方。さすがです,レイフ様。
お話のほうは,やたら台詞が多いわりに主人公二人が迷路みたいな会話をしているので,真意を掴みかねたりものすごーく想像力を働かせないといけなかったり…で,ちょっと大変(これで字幕がトダナさんだったら,台詞の大半が勝手な解釈で訳され,映画が違う雰囲気になったであろう)。
なんかねー,こういう雰囲気で勝負する系の映画って感想を書きにくいのよねー。まぁ,レイフ様ばんざいってことで。
確かに「レイフ様バンザイ」っていう一言感想でもいいかもしれませんね〜(笑)
ソフィア役の方ってあまり好みではなかったのですが、リーアムの奥様だったのですか!
レッドグレーブ一家総出演でしたね。
真田さんがレイフと会話してるよ〜〜って妙に感激してしまったわ。
TB&コメント ありがとうございます☆
あぁぁぁ…すみません,語彙力不足で「レイフ様バンザイ」で終わらせてしまいました(汗)。
真田さんも,謙さんや役所さんに負けない国際俳優になってしまいましたねぇ。日本人が,海外の映画で主人公と張り合うくらいの役を演じられるってすばらしいことだなぁと改めて感動しているところです。