<本日の演目>
チャイコフスキー 歌劇「エフゲーニ・オネーギン」から「ポロネーズ」
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ヴァイオリンソロ:チョーチャン・リン
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調 作品95「新世界より」
アンコール;ドヴォルザーク スラブ舞曲第10番ホ短調 Op.72-2
指揮;クリストファー・ワーレン・グリーン
前プロがはじまったばかりなのに、1st Vnの人の弦が切れる。ゴソゴソと楽器のやり取りをしているのをナマで見たのは初めてでした(笑)。で、そのまま弦を張る裏の人。すげー、本番でそんな余裕があるんだ…と思いながら いかにもポロネーズ(ポーランド起源の宮廷音楽)だなぁって感じの、チャイコフスキー独特の華やかさのある音楽に浸る。
中プロ Violin concert。「やたらと明るい音楽」とのだめちゃんは言っておりましたが、そのまんまやたらと明るい音楽です。いや、明るいと言うより華やか。豪華。いっぺんに春が5つくらい来たんじゃない?という感じ。
この曲を作った時、チャイコフスキーは離婚したばっかりで(結婚相手はかつての教え子で、教え子のしつこい求婚に根負けして結婚してはみたものの うまくいかなかったらしい)、傷心のままヨーロッパに旅立ち、なんとか夫人という人と文通が始まる。それが支えになったのか何なのか知りませんが、まぁ、1ヶ月で曲を書きあげたのだとか。
いつぞや青島広志さんが「だいたいね、つらいことがあったら‘このやろう’とかって思って つらいことをバネにして曲を作るからね、失恋から生まれた曲を聴くと元気をもらえるのよ」みたいなことをテレビで言ってました。なんとなく「元気がもらえる」ってのがわかりますわ、このコンチェルト。
メインのドヴォ9。
はい。鮫がおそってきましたよ。
冗談はさておき。わかりやすい曲よね。1楽章から3楽章まで聴きやすい主題が流れ、4楽章ではそれらが回想されて終焉に向かう。
アンコール
スラブ舞曲が来るだろうなーと思ってたら、やっぱりスラブでした。ドヴォちゃん演奏した時の定番みたいなもんなのかね。
指揮者のChristopher Warren-Greenさん、いかにも英国紳士っぽい上品な指揮でした☆
コンサート行って、久しぶりにヴァイオリンを弾きたくなるかなと思ったんだけど、やっぱプロの音は違う。レベルが違い過ぎて「あたし、無理だ」で終了。妹がヴァイオリン習いはじめるらしいので、私のヴァイオリン(名前はイムザディ)はしばらく妹のもとへ。
今度は7月の九響が楽しみ♪
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N響だったか九響だったかの人にVn.教えてもらったことがあったよねえ。
懐かしい曲でした。はい。やっぱ,音の質は違ってたけど(当然か…)。
今日はなんだかチャイコフスキーに染まっておりますよ。
んー。えぬきょーもきゅーきょーも特別レッスンは出てないから覚えてないっす。ごめんよ。
7月の九響,一緒に行きたいねぇ。