2007年02月28日

ある中学生の日常

入試直前の中学3年生の皆さん,受験勉強 頑張ってますか?私は毎日DVDを観て過ごしています。昨日は『ケーブル・ガイ』を観ました。この人,アスペ?アスペじゃない?と一人で考え込みながら。私が受験生の時は,ちっとも勉強してませんでした。だから今 苦労してます。


 英語の問題集の中には,だいたい「長文読解」というジャンルがあって,入試でよく出る会話文なんかも問題集にはよく取り上げられるわけです。今日は,なんだか面白い会話文があったので取り上げてみたいと思います。ちょっと長いけど,読んでね。

設定;中学生のTaroの家に留学生Bobがホームステイしている。今日は家族で読書について話し合っている。
Bob; I'm surprised. Are you reading a book, Taro?
Taro; Yes, I'm reading The Sense of Wonder for my homework.
Bob; I read the book, too. It was a best-seller and some of my friends also read it. The students in my country often read for their homework, but some of them read for fun.
Yumi; I'm afraid junior high school students in Japan don't read very much.
Father; You are right. I hear that 43% of Japanese students don't read any books at all in a month. Students in 32 contries were asked, "Do you read for fun?" 55% of Japanese students in the ninth grade answered, "No." It was the worst all 32 countries.
Taro; We don't have enough time to read for fun. We are very busy because we have a lot of homework to do.
  ― 後 略 ―

こうやって会話が続いていくわけです。だいたい,途中でいきなり登場したYumiって誰だよ?って話なんですが,それよりもTaroの父が突然 読書に関する統計資料を持ち出すあたり,できすぎてるって思いません?できれば,この統計資料の出典をきちんと問題集に載せていただきたい。
 それは置いといて。この後の展開がさらに可笑しい。
Bobが「読書は学生にとって大切なことだ。読書で知識を得ることができる」などと知った風な口をきき,それにTaroが「ああ,そうだよ,君は正しいよ。でも,知識だけでは充分じゃない。経験だって大切だ」と反発。そこでTaroの母親まで会話に登場し,「読書は短い時間で誰かの人生を経験することができるのよ。素敵じゃない!」と息子のTaroではなく留学生Bobの肩を持つ発言をし,父親までもが「読書は人生をハッピーにする。読書をするってのはその著者と話をするってことさ」と夢見がちなことを言い始める。そこでBobが「ええ,お父さん。その通りですよ!」と優等生的発言をしたため,母親がさらに調子に乗り持論(読書によって他者の人生を経験するだけでなく,自分の生き方を考えることができる)を展開。
最後に息子のTaroがしぶしぶ「わかったよ。今度から時間作って読書してみるよ」と言い,なんとかその場の議論は終了。

 
 「宿題で読書する時間がないんだよね」と言ったばかりに留学生Bobだけでなく家族全員から責められるハメになったTaroがかわいそう…。ちゅーか,Taroが読書してたら「きみ,読書してるのかい?」と留学生Bobに言われてしまうTaroって,よっぽど本を読まないんでしょうね…。
 だいたい,受験生に向かって「日本の学生は本を読まん」なんていう文章を読ませたからって,読書率が上がるわけでもないでしょうに。
 
 問題集に出てくる会話文ほど不自然なものはないね…という話でした。


posted by Deanna at 09:35| Comment(6) | TrackBack(0) | Deanna's Log | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありましたねぇ長文読解。
英語は苦手だったなぁ(+o+)
今年はケアマネ試験を受ける予定なので、
久々の受験生気分です^^;  
Posted by チェロキー at 2007年02月28日 18:44

>チェロキーさん
英語が苦手な時期もありましたが、なんせ職場で「私の旦那は英国人」などとほざいている身なので、他の言語はともかく 英語だけはわかるようにしておこうと英会話教室なんか通ってみたりしています(汗)。

ケアマネ受験されるんですね!
私も母に「受けなさい!」って言われてて…。どうしようかなぁ。
Posted by Deanna(管理人) at 2007年02月28日 21:19
なるほどー。そういう視点で長文読解するのもたのしいね☆
Posted by koji at 2007年02月28日 21:28
>kojiさん
自分が受験生だったころは「とりあえず読む」ことに必死で、その長文のわざとらしさにまで気付くことができでませんでした。今 読むと、おかしな会話が成立してるなーって感じ。
Posted by Deanna(管理人) at 2007年02月28日 23:11
受験の時はあんなに嫌いだった英語の長文読解がすらすらと読めるようになってる〜(笑)
何事においても、必要と思って身につける努力をしなければ、効率も悪くなるのものですよね。英語も読書も(苦笑)
Posted by hiroaki at 2007年03月01日 00:39
>hiroakiさん
私も受験の時は英語の長文なんか大嫌いでした。英語の必要性を感じたのは,映画を観て俳優(ちなみにメル・ギブソン)に惚れて「この人と同じ言葉を喋りたい」とアホなことを思った瞬間でした(←私のやる気って,だいたいこんなもん…)。あれから10年ちょい。好きな俳優はショーン・ビーンに変わりました。なので,英国英語勉強中(一応)。
必要にかられて自主的に勉強すれば身につくものは増えますよね。…ってことに気付いたのが遅かったので,マジで今 苦労してます。ひぃぃぃぃぃっ
Posted by Deanna(管理人) at 2007年03月02日 00:25
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