2013年02月15日

若返り

今日は87歳のおばあさま(利用者さん)の病院受診の付き添いをしてきました。
以前は違う病院を受診されていたのだけど、主治医が忙しくてゆっくりお話する時間もなく、これといった安心感も得られなかったので、ご家族と相談して、H先生からS先生に主治医(受診先の病院)を変更しました。
あれから9ヶ月。
歩くたびに「あいたー、あいたー」と言い、認知症状が出現するため家族からは疎まれ…という状態だったおばあちゃまが、手すりや杖がなくてもさっさと歩き、S先生からの質問にもすっとお答えになり(もともと、頭のよろしい方だったようです)、睡眠導入剤がなくても早寝早起きができ、家族からも「物忘れがあっても、それがおばあちゃんだから」と受け入れてもらえるようになりました。
今日の受診時は、「ステキな重ね着ですね」と褒められ、「顔色がよくなりましたね。若返ったみたい」と言われ、おばあちゃまも「まぁ、せんせい揺れるハート」とうっとりしておいででした(笑)。

認知症の周辺症状が出現すると、家族はとっても大変です。
気持ち的にも受け入れがたいし、毎日のお世話に追われて疲労していきます。
その時期を乗り越えると、実はそんなに大変ではなくなったりもするんですが…。
上記のご家族の素晴らしい点は、受診時に実の息子さんが付き添ってこられること。お嫁さんが「あなたが行かないと何も始まらない」とけっこう強く言われたそうです。でもそうやってご家族に付き添っていただいて、ご家族の困りごとを主治医に聞いてもらう(気持ちを受け止めてもらう)という作業を地道に繰り返すことはとても重要で、その結果、あるがままのおばあちゃん像を家族が受け入れてくれるようになりました。

私にとってのs先生はとても頼りになる方で、患者さんだけでなく周囲にも まるで魔法使いのように安心感を与えてくださいます。このようなお医者さんに出逢えたことは、私や私が所属する事業所全体の財産でもあります。

あなたがいるだけで安心するのよ、って思ってもらえるようなワーカーを目指して。
posted by Deanna at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Social Work and Psychology | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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