・・・。
渡辺淳一作品は嫌いではないです。が,一昔前は「女性が,傷つけられてもそれを踏み台にしてステップアップする」系の話が多かったような気がする。最近のは不倫ばっかで,あげくに愛の究極の形としての死ってのが定番?
お子ちゃまな私には想像しがたい世界です。
死んだら元も子もないじゃん…と思っているので。
不倫の,二人の逢瀬の場面ばかりを取り上げているから,二人はいかにも愛し合っているように感じてしまうけれど,でも会ってない時間 けっこうどす黒いものが二人の心の中に渦巻いてそうな気がする・・・。うまく表現できませんが。
でも,長い長い物語を読み終わった後,どんな困難が立ちはだかっても,どんなに世間から理解してもらえなくても,この主人公が納得した場所こそが『愛の流刑地』だったんだと自然に思えました。これが究極の形だとしたら,人間はいろんなものに縛られてるから 失うものもその代償も大きいのね,きっと。
最近,どーにもこーにもおかしくて。いや,普段からおかしいんですけど。
会いたいくせに,会ったら何を話せばいいのかわからなくて無口になって,何かを漠然と期待していた分 期待が外れたときのショックが大きくて淋しくなって,そして自己嫌悪。・・・会わなければよかったのかな?
I would rather hold hands with you than waiting for a miracle would happen.
読書の時間っていつとってる?
辞書は,嘗め回すように読むんですよ〜by麻生先生
would rather A than Bって・・・英頻でやったやん!!「BよりもむしろAしたい」って。
帰宅して,べんきょして,その合間にべんきょから逃避したくてぼーっと読書する。テレビみるとべんきょできないからテレビつけない。
…って言えるほどべんきょしてるわけじゃない。