職場の同僚に勧められた本を手にとってみた。「わたしのせいじゃないよ」とかいてある。

Leif Kristiansson (著), Dick Stenberg (イラスト)
簡単に言えば,集団で1人をいじめる時の集団の心理について書いてある絵本だった。「だって,他の人も同じことしてるもん」「だって,私が最初にいじめたんじゃないもん」「いじめられる方だって,どこかおかしいんだもん」「いじめられる方も,助けてって言えばよかったんだ」「だから,わたしのせいじゃない」と。
そんな理屈が通じるか!!
でも,みんな「自分に関係ないことだもん」って
心のどこかで思ってるもんね。
ヒトって・・・
でも,みんな「自分に関係ないことだもん」って
心のどこかで思ってるもんね。
ヒトって・・・
私が読んだのは洋書ですが,日本語版も出版されているようです。絵本の最後に写真が数枚載っていました。とてもショッキングな写真でしたが,人にはそんな残酷な一面もあるのだろうし,状況が変われば私も同じことをしてしまうのではないかと思うとおそろしくなりました。と同時に,昔 スタンフォード大学(だったはず)で行われた「刑務所の刑務官と囚人役の役割実験」を思い出しました。それはまた別の話・・・
是非読んでみて下さい。で、授業に活かしてね。