ギャングスター・ナンバー1
現代のロンドン。アンダーワールドのナンバー1に君臨する55才のギャングスター(Malcolm McDowell)にある日、投獄されていた元ボス、フレディ(David Thewris)が出所するとの知らせが入る。動揺し始めるギャングスター。
1968年のロンドン。裏社会の頂点を極め誰からも恐れられるフレディは、彼の部下であるギャングスター(Paul Bettany)にとって憧れの対象だった。ギャングスターはフレディのために次々と仕事をこなし、彼の右腕となるまでに昇進。だが、フレディがカレンという女性に惹かれたことから2人の関係は崩れ始め、嫉妬心にかられたギャングスターはある陰謀をめぐらす…。
ゆる〜い英国映画かと思いきや,えらくバイオレンスな香りが漂う一品でございました。
ポール・ベタニーって,やっぱりどこかネジが1本飛んでるのね〜みたいなキャラがよく似合うわ(@ドッグウィル,ファイヤーウォール)。妹が「ポールがスーツ着たところがかっこいい」と言うので,ポール萌えな私としてはスーツ姿のポールに萌えてみようと思って観た次第。
で。キレたキャラではあったけど,スーツ姿はよく似合ってましたよ。
このギャングスターとやらは,カリスマ性があって地下組織のボスになったわけではなくて,とにかくサイコなだけ。スーツ姿のポールには萌えたけど,サイコなポールは 私には恐すぎました。
ここまでサイコなポールを観ると,The Da Vinci Codeのシラスなんてちっとも恐くないわ。むしろ憐れみを感じるわね。
私としては,暴力で物事を解決しようとするギャングさんたちの心理には全く共感できませんでした。
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