間違ってはないような気がする。「私は、青よ」
ただ、いきなり‘I am blue.’と言われたら戸惑うと思う。
と、いうことで。今日の1冊(ホントは2冊)はコレ。

NHK教育で放送されていた『ハートで感じる英文法』が本になりました〜☆ この番組、めっちゃハマッて観てました。講師の大西泰斗先生が、マジであやしい。彼のあやしさがたまらない。
お受験英語で頭につめこんだ知識をアッと覆してくれる『ハートで感じる英文法』。しこたまススメたい。
それではみなさん、以下の文を書き換えてみてください。
<冷蔵庫をあけたら牛乳がないことに旦那さんが気付き、奥さんにそれを告げました。奥さんの返事は以下の二通り>
1. I will buy a milk.
2. I ( ) ( ) ( ) buy a milk.
間違いなく99.9%の人が am going to と書き換えたはず。でも、willとbe going to 〜 には、もんのすごいニュアンスの違いがあるんですね。簡単に言えば確定してるかしてないかの違いなんだけど、そういうニュアンスをわかりやすく説明しているこの本。目からウロコです。
*ちなみに、I will buy a milk.だと「え?牛乳なかったの?だったら買ってくるわ」というニュアンス。I am going to buy a milk.だと「牛乳がないことくらい、知ってたわ。買いに行くわよ!」というニュアンス。後者の答え方だと「知ってたんだったら、さっさと買っておけ!」と夫婦喧嘩のタネになるかも。
他にもHe gave me the present.とHe gave the present to me.の違いとか、It's difficult to study English.とTo study English is difficult.の違いとか、「おぉぉぉ!」と感じる説明の数々。
ええ、丸暗記なんかやめて、この本を読みなさい。言葉はハートだってよくわかるはず。そして、お受験英語がいかに役立たないものなのかがわかるはず(それは言い過ぎ?)。
『ハートで感じる英文法 −会話編−』もオススメです。