チキン・リトル
平和な町オーキー・オークスに暮らすニワトリの少年チキン・リトル。ある時、上から落ちてきたドングリを空のカケラと勘違いして大騒ぎし、町中に迷惑をかけて以来、やることなすことヘマばかりの毎日。いまではすっかり町の笑いもので、父親からも半ば諦められてしまっていた。そんなある日、一人で夜空を眺めていたチキン・リトルの目の前に、またしても空のカケラが落っこちてきて…。
インディ・ジョーンズ、キング・コング、宇宙戦争 その他映画のパロディが多用されておりました。アニメの老舗と言われるディズニーがパロディを多用するなんて…。正直、ショックでたまりません。何の映画のパロディなのかわかって笑ってるのは私だけで、チビ達は「は?」という顔をしておりました。そんなもんでしょうけど。
なんつーか、あんまり面白くない映画でした。チビが観て、それなりに楽しめる作品だとは思うのだけど、でも面白くない。パロディの他に小ネタもちりばめられてはいるけれど、「結局 何が言いたかったの?」と首をかしげてしまう結末。テーマがはっきりしてないからかな?親子愛なのか、人類愛なのか。それとも負け組と言われても頑張ろう、なのか。
老舗ディズニー、もうちょっと頑張れよ!! 昔は「ディズニーアニメ」ってだけで客が群がってたけれど、今はそういうわけにもいかないみたいですねー。まぁ、ディズニー作品といえば徹底した女性(女神)崇拝主義が貫かれているらしいのですが、言われてみれば女性が主人公のストーリーが多いね。私が好きなのはBeauty and the Beastです☆
でね。でね。
チビと観るから、当然 日本語吹替えなんですー。チキン・リトルっていうくらいだから、ヒヨコのことだろうしかわいい声(高めの声)だと思ってたのです。そしたら、想像してたよりも野太い声のチキン・リトル。それはイヤだ−(泣)。もちょっと声優にも気ぃ遣えよ!!
何よりも悔しかったのが、日本語吹替えでDVDを観終わったあと、エンドロールでPatrick Stewart(as Captain Jean-Luc Picard of U.S.S. Enterprise)の名前を発見したことです。彼が声優演ってるって知ってたら、チビを無理矢理黙らせてでも、英語音声日本語字幕で観ていたはずだ!!悔しいです。
ま、微妙な映画でしたね。
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