2006年04月12日

The Grid(2004,U.S./U.K.) −TV Movie−

『24』に続きまして、CTU以外の機関が活躍するやつも観てみようかと思いましてね。

英国、ロンドン。イスラム教とユダヤ教の主導者たちが集まる会議場近くのホテルで、猛毒ガス“サリン”によるテロ事件が発生。米国(Central Intelligence Agency:CIA、Federal Bureau of Intellegence:FBI、National Security Council:NSC)と英国(Militaly Intelligence Section 6:MI6 = Secret Intelligence Service:SIS)の2ヶ国計4つの情報機関から、それぞれテロ対策のエキスパートが集結し捜査を開始する。チームを指揮することになったNSCのマレン・ジャクソン(Julianna Margulies)は、FBI捜査官マックス・カナリー(Dylan McDermott)、CIA捜査官ラザ・マイケルズ(Piter Marek)、MI6エミリー・タトル(Jemma Redgrave)らと共にさらなるテロを未然に防ぐため、世界中からテロリストに関する情報収集に奔走する。やがて彼らは冷酷非道な犯罪者ムハンマドが率いる凶悪なテロリスト集団と想像を絶する死闘を繰り広げることに・・・。

 ここまで英米万歳なストーリーを作られると、もう笑うしかないのではないかと思いますね。
 『24』はCTUのお騒がせ担当ジャック・バウアーが暴れまくる話でしたが、これは英米の情報機関が協力しあいながらテロに立ち向かうっていう前情報だったので、英米がタッグを組めばジャック・バウアーよりも迅速な対応ができるだろうし、息を飲む展開もたくさんあるだろうと思っていたわけです。しかし、期待は見事に裏切られました。
 なんつーか、お役所仕事っぽい部分があってですね。お互いの情報機関を牽制しあってみたり、かと思えば協力してみたり。さらに寝てみたり(おいっ!協力するってそういう意味での協力なのか!?)←無理矢理恋愛要素を詰め込んだのか?。
 TV Movieだから仕方ないのでしょうが、出演者全員 華がないっむかっ(怒り)Bernard HillがMI6のメンバーで出演している以外は、これといって着目点もない。
Vol.1はそれぞれの機関や登場人物の説明だけに終始しており、これといった見せ場もなく面白くない。Vol.2&3はテロリストと対決していることは対決しているのだけれど、ジャック・バウアーのように現場に行って暴れて騒いで…というわけでなく、机上の空論で終わらせてしまう部分が多い(これぞお役所仕事)。

 それにしても、この作品のテロリストはあこぎなことをたくさんします。善良そうな市民を自爆テロに巻き込んでみたり、子どもの胴体に爆弾まいて立たせてみたり。許せません。テロリストよりも恐ろしかったのがエジプトの秘密警察。意味もなく善良な市民をしょっぴいていき、拷問してる。信じられない。このご時世に秘密警察って…。エジプトってどんな国なんですかっ!!…まぁ、私が世界情勢に疎いだけなんだと思いますけど。

 とどのつまり、イスラム圏の国を敵とみなし、英米でやっつけたよ、ばんざーいかわいいという内容です。『24』シリーズも 意味のない(心に残らない)お話でしたが、これはさらに意味がありません。はいはい、いつだって米国がすることは正しいんですよ…とどこかで諦めていればそれなりに楽しめるかもしれない作品です(多分)。 テロリストが使用する化学兵器が『サリン』というのが…日本人としては複雑な心境になります。

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*英米の機関に興味があられる方は、リンクを張っておりますのでどうぞご訪問下さい(ただし、英語)。
posted by Deanna at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Movies I've Ever Seen(洋画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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