2006年03月30日

Duelist(2005,韓国)at PREVIEW

韓国の映画を映画館でマトモに観るのはこれが初めてです。この映画、1度だけ予告編を観たことがあるのですが、その時に「韓国版SHINOBI?」と思ったわけです。それ以外の知識は何もなく、初韓国映画in映画館というシチュエーションにドキドキしながら観てきました。

デュエリスト
朝鮮王朝時代。国中を揺るがす大規模な偽金事件が発生した。その背後に潜む陰謀を暴くため、極秘捜査に身を投じた若い女刑事ナムスン(ハ・ジウォン)。武術にも長けたナムスンは、市場での潜入捜査中に悲しい目をした謎の刺客(カン・ドンウォン)と運命的に出会う。ナムスンは宿敵であるはずの男に惹かれ、切ない想いを募らせていく……。

 隣の国なのに遠い国です、韓国って。だって時代背景も何もかもわからないんだもん!何?そのシーン?って思ってたら次のシーンにいってて、上映終了後に いただいたプレスを読みまくって「あぁ。そういう意味だったのね」と納得する始末(不勉強で申し訳ない)。
 映画を観てると主演2人が韓国の松たか子と小泉孝太郎に見えてきて、とくにハ・ジウォンは叫ぶシーン+上目使いシーンが多かったものだから、よけいに松たか子に見えてしかたなかった。冒頭で白髪&鬼の面をかぶった謎の刺客(カン・ドンウォン)を見た瞬間、私は「…しいな きっぺい…?」と呟きそうになりましたが。
 それ以外にも面白いシーンが多くて。
 お金の入った袋を守るために 路上(日本で言うなら楽市楽座の路上?)でラグビーを繰りひろげるベテラン刑事さん。+ 妙に現代風なエレキな音楽。
 「トラの足の魚の目も取ってしまう(くらいスピーディー)」と言われている刺客を尾行してるのに、刑事ともあろうものがバレバレな尾行を繰りひろげている。見つけてくれと言わんばかりに。
 「室町時代に作られた日本刀」といって献上しているのに、日本刀の銘は『夏草や 兵どもが夢の跡』…え?時代違わない?松尾芭蕉って、室町時代の人ですか?
ごめん、私 もう「なつくさや…」で吹き出すの必死に堪えたよ。
おそらくこの日本刀にまつわる逸話(劇中で語られてます)は、『村正』のことだろうなと思います。

 そんなこんなでストーリー自体は『ロミオとジュリエット 韓国版』といったところで普遍的な要素ばかりのありがちな展開なわけですが、映像美を観る・楽しむ映画なのだろうなと思うわけです。タイトルにもなっている『決闘(duel)』ですが、決闘シーンはどれもこれも色の使い方がユニークで楽しめました。日本公開用に編集しなおしたそうですし。韓流にハマっている方は是非劇場へ♪

 韓流だか華流だか、ワケがわからない…(泣)。そんな私に、是非韓国映画の面白さを教えて下さい。お願いします。そしてこちらもよろしくね☆ → 人気blogランキング


posted by Deanna at 02:20| Comment(11) | TrackBack(27) | Movies I've Ever Seen(洋画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBありがとうございます。
松たかかァ。私は「井森」ネータンに見えたけど
ま、残念な映画でした。

あのセリフは日本市場を見据えたものですが
いやらしいなと思いました。

次回に期待。
Posted by 朱色会 at 2006年04月23日 22:52
あはは。
そーだそーだ。
あのドンウォン君の髪の毛。
白ければしいなきっぺいだ(笑)

主役の二人は東野こーじと井森みゆきという説を
他のブログで目にして大笑いしてしまいました。

これはね・・・韓流でもなんでもないですよ。
邪流です(笑)

こっちゃんも試写会でなければショックで寝こんでいたと思われます(^o^;
Posted by こっちゃん at 2006年04月23日 22:54
こんばんは♪
TBありがとうございました!
韓国映画との相性がとても悪い私です(汗)
なかなか良さが分かりません(滝汗)
恋愛モノが苦手だから余計にダメなんでしょうね〜。
この映画はアクション+切なさだと期待していたのですが・・・・。
アクションは踊りだったし、切なさは足りなかった・・・。
ちょっと残念です。
Posted by ミチ at 2006年04月24日 00:25
こんにちは、TBありがとうございました
映画よりこの記事のほうが面白かったです^^
そう言われれば面白ポイントは結構あったんですね。
私も女の子は松たか子にみえました。
男の子は陣内智則にみえたのですが・・・

また映画のお話きかせて下さいね!
Posted by ひよこ at 2006年04月24日 08:57
>朱色会さん
井森ねーさん…。言われてみれば、そのようにも見えます。いろんなブログにお邪魔して、「東野」「井森」という感想に爆笑しまくっております。映画の内容は…何も語りますまい。

>こっちゃんさん
邪…邪流!!!名言です!
ここまでわけのわからない映画を観たのは、本当に久しぶりでした。

>ミチさん
私も、韓国映画とめちゃくちゃ相性が悪いです。
どこを楽しんで観ればいいのか、さっぱりわかりません。世の中「韓流」と聞くだけでキャーキャー言っている人達の思考回路がわかりません。
試写会の時に映画館の方が「私もまだ観てません。韓国映画がどこまで進化したか、楽しみです」と言われてました。そっか、韓国映画は発展途上なんだな、と。そう思えば相性が悪くても韓国映画が少しはかわいらしく見えるかも(笑)。

>ひよこさん
陣内智則!! ちょうど、うちのチビがお笑い番組の録画を見せてくれて、その中で陣内智則が韓国語講座のネタをやっていたのです。直後にひよこさんのコメントを読んだので、「ひよこさんってばテレパス?」と思ってみたり。
こちらからもまた遊びにうかがわせてくださいね☆
Posted by Deanna(管理人) at 2006年04月24日 16:11
初めまして〜!
TBどうもありがとうございました。
私も芭蕉の俳句にはやられました。
あの場面で一気に「もう、好きにしてくれいっ」と気持ちが萎えちゃいますよね。
この映画「コメディ」として見るのが正解なのかもしれません。
Posted by ゆっこ at 2006年04月24日 17:18
>ゆっこさん
なるほど!コメディとして楽しむという手段があったのですね!その見方は、新たなる発見です!

またお邪魔させてくださいませ。
Posted by Deanna(管理人) at 2006年04月25日 00:59
韓国映画は…
配給会社のうたい文句に乗って、その通りに振舞うのが礼儀です


いや、「泣ける作品」が多いじゃないですか!
というより、日本人受けするのを買い付けてくるんでしょうけど…

コレ、どうしちゃったんでしょうなぁ…
受け入れられると思ったのかなぁ〜

昔のB級香港映画の方がマシなような気がします。ジャッキーのドタバタ師弟劇とか…サム・ハンとか…(映像美はこちらの方が上でしょうけど…)
Posted by 八ちゃん at 2006年04月25日 02:22
>八ちゃんさん
韓国映画=泣ける というイメージ、そろそろ(というかすでに)飽和状態に来てるのではないかと思うのです。つーか、なんでわざわざ「泣ける!」といううたい文句に乗って泣きに行くのかがわからん。
あなたたちの感動の表現は「泣く」以外にはないのか?と。
んー。自然と感動できる作品はないものか…。

B級香港映画については詳しくないのですが、ジャッキー・チェン関連作品は「はいはい。好きなだけアクションしてちょ」と思って観ることができそう(笑)。
Posted by Deanna(管理人) at 2006年04月25日 10:51
この映画だけで韓国映画を語るのは厳しいので
まずは先駆けとなった「八月のクリスマス」「シュリ」
そして「オールドボーイ」「甘い人生」「マラソン」
あたりを見たらどうでしょうか。
自分は韓国映画には「泣き」でなく「熱い」ものを
感じたくて見に行きます。
この映画はカン・ドンウォンのプロモなので画面の大写しがあればファンはOKじゃないかと。
他に必ず気に入る作品が見つけられると思いますよ!
Posted by soramove at 2006年04月30日 17:25
>soramoveさん
たくさん韓国映画を紹介していただいて、ありがとうございます。
食わず嫌いになる前に、ちょこちょこ観てみます☆
Posted by Deanna(管理人) at 2006年05月01日 14:13
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