うちのスタッフAが事務所にやってきた。
「Deannaちゃ〜ん、うちの車、バッテリーが上がったごたるとけど、どげんすればいいとやか?」
バッテリー??
んー。ブースターかなんかつないで、どげんかせなんとじゃないと?
私もよくわからないので、とりあえず義弟に電話。義弟も頼りにならず、こういう時にしか真価を発揮できない父は海外旅行中なので、途方にくれる私とスタッフA。
色々と考えているうちに、父が懇意にしている車屋さん(なんじゃ、そりゃ)を思い出して電話してみたら、月曜日に修理に来てもらえることになりました。スタッフAにはうちの事業所の車を貸しました。
先日も、うちの事業所の真横で工事しているおっさんがいきなりたずねて来て、「誰の車か知らんばってん、タイヤにビスが抜かってパンクしとるばい」とおっしゃいますの。
その車の持ち主(スタッフB)に「パンクしてるってよ。スペアタイヤ持ってる?」って聞いたら「スペアち何ね?」とか言う始末。
仕方ないので(本社にいた)父を呼び出しました。
父はスタッフBに「スペアはトランクの中に入っとる!」と教えながら、スペアタイヤとジャッキを取り出しておりました。
そこへまたやってきた工事中のおっさん連中。
「うちの若いとが、前は整備士ばしよったけん、タイヤ換えくらい3分でしてやるばい!」
整備士がえらいんであって、おっさんが威張る必要はどこにもないんだけどね(笑)。
そうこうするうちに、その若い整備士さんとやらがタイヤを換えてくれて、おまけに近所のGSだかなんだかにタイヤ修理に持って行ってくれて、修理の終わったタイヤをまた付け換えてくれて…。
持つべきものは、工事中のおっさんだ!!(違)。
そういうわけで、スタッフBは、おっさん連中と整備士の兄さんにお茶とケーキをふるまったのでした。
今日も、「整備士の兄ちゃん おらんやか?」って工事現場を見に行ったのだけど、誰もおらんかった(泣)。
それにしても、うちのスタッフってなんでこんなにメカに弱いとやろうか。「車の仕組み」とかいう図鑑でも買ってやろうかな。
スタッフみんなでJAFに入った方がいいと思います。
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今度俺も最低限のことくらいは習っておこうかな〜〜。
スペアが車の後ろに乗ってるってくらいは、教習所で習わない?