2009年08月10日

珍客騒動

お昼過ぎ,自宅の2階(私の部屋)でのんびりドラクエなんぞやっている時でした。誰もいないはずの階下から物音が聞こえてきます。
人の足音,冷蔵庫を開ける音…
ヘルパーさんが来る時間帯ではないし,家族なら何か声をかけるだろうし…。
不思議に思いながらリビングルームに下りて行ってみたら,見知らぬ男の子(小学2〜3年生くらい?)がちょこんと座っていて,カレールー(バーモンドの甘口)をガリガリとかじっているではありませんか。
「あらぁ。どこから来たの?おうちに帰ろうか」と声をかけてみましたが,目はすわってるし,返事もしないし…。仕方ないので,手を握って「おうちに帰ろうね」と言ってみたら,黙って立ち上がってリビングから庭に出て,そのまま裏庭に続くスロープをすたすたと下りていってしまいました。しかも裸足のまま(うちに侵入するときも裸足だったと思われます)。
そこには男の子の弟・妹と思われる子ども達がいて,弟くんは「すみません」と私に言い,妹ちゃんは男の子からカレールーの破片をもらってガリガリ食べてました。
その様子を斜め向こうのアパートの柵のあたりから眺めながら,大声で「もう!どこ行ってるの!」と怒鳴りつけてる女の人(おそらくお母さん)。
子ども達は,そのままアパートへ帰っていきました。
*うちのリビングは,家に人がいる時は基本的に網戸になってます。男の子はそこから入り込んだようです。


うちの両親から,「アパートに発達障害っぽい子がいて,お母さんが子どもをよく怒鳴りつけている」「一度,うちの車に乗り込んでいたことがある」などと話は聞いていたし,お母さんの怒鳴り声も度々(夏休みに入ってからはほぼ毎日)聞いていたので,リビングに男の子がいるのを見た時もそんなに驚かなかったけれど(ここは驚くべきところだったのか?)。
しかも,以前の仕事が児童福祉関係だったし,発達障害とかお手の物だったから,淡々と対応しちゃったけど。
これ,うちじゃなくて他の家庭に侵入してたら,子どもを母親のところまで引き連れていって母親を怒鳴りつけてたり,警察沙汰にしたり…っていう展開も考えられるよねぇ。
しかも,今回は食べ物だったからまだいいものの,刃物を持ち出してたりしたら大変だしね。それでなくても発達障害→行為障害→精神障害って進んでいきそうなケースじゃん。
早めに福祉関係に相談したほうがいいんじゃないかなぁ〜。あのお母さん,もういっぱいいっぱいになってるよ…。怒鳴るんじゃなくてさぁ,何がダメでどうすればいいのかを伝えてあげなきゃ。「どこ行ってるの!」って言われても,男の子にしてみたら「え?人のおうち」っていう感じだろうしね。
と思っていた私ですが,妹に話したところ,「あんた,そこまで気付いてるなら,そのお母さんにアドバイスしてやればいいやん」と言われてしまいました。父親には「もう発達障害には関わりたくないのか?」って言われたし。
関わりたくないとか,そういうことはないけどね。
児相は虐待が絡んでないと動きが鈍いからな〜とか(虐待が絡んでてもなかなか動かないけどね),親のサポートしてる機関って他にないかな〜とか,一人ケースカンファなんぞやってしまってましてね。
ここは意を決して,お母さんのグチでも聞きに行ったほうがいいんだろうか。

色々と考えてしまう真夏の珍客騒動でした。


posted by Deanna at 14:57| Comment(5) | TrackBack(0) | Deanna's Log | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほどな。現場の声だ。
どうするのが一番いい、なんてないのでしょうね。Deannaさんの気の向いたように(かなりいい加減!)するのがいいでしょう。
この世界、ほんとにいろんなタイプの人がいますよね。でも仕事していれば、まったく相容れないタイプの人とも話をしなければならない訳で、情熱を失ったわけではなくとも、責任感を失ったわけではなくとも、全部をまともに対面していたら自分もくずれますよ。基本人対人。じゃないかなぁ。
Posted by さがたく at 2009年08月10日 21:34
俺も今精神保健福祉士の勉強してるから凄くよくわかります、その状況。

でも文面からだけ察するなら確かにお母さんはいっぱいいっぱいみたいだよね。そのうち自分までってなる前に相談できるところに行った方がいいのかもね。
Posted by よ〜へ〜 at 2009年08月11日 00:01
さがたくさん、よ〜へ〜さん
そう,基本 人対人ですよね。
自分の今の仕事が〜とかじゃなく,近所に明らかに困ってる人がいて,見て見ぬふりするから現代社会は人付き合いが希薄だなんて言われてるのに。
私は困ってる人をどうにかできる知識を持っているわけだし,あの親子がいい方に向かうきっかけが作れたら…と考えています。
Posted by Deanna at 2009年08月11日 06:48
逆に現場や現実を知っているからこそ、動けないという時もありますからね。
そのお母さんの相談に乗ってあげることが一番の解決策なんでしょうけど、そこに持って行くまでの手順を間違えないようにしないと「あんた、なんなんよ!あんたに何がわかるのよ!」と言われてお終いになりかねませんからね。
難しい…・
Posted by hiroaki at 2009年08月11日 08:16
hiroakiさん
相談の入り口って難しい。
仕事してた時は仕事だと割り切って突破口を開いてきてたけど…。
で,いつも「もっと早くこの子に出会えてたら,違うこともできたのに」と思ってました。
だからこそ,今が勝負時だと思うのよね。幸いご近所さんで顔見知りになっちゃったし。
でもねー。入り口に関してのテクを私があまり持ってないのが一番のネック。
Posted by Deanna at 2009年08月11日 10:28
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