でも、ちょっと落ち着いた映画も観たいなと思って、「帰らない日曜日」を観てきました。
第1次世界大戦後のイギリスを舞台に、名家の子息と孤独なメイドの秘密の恋を描いたラブストーリー。
うん。でもなんか、想像してたラブストーリーとは違う。
1924年3月、イギリス中のメイドが年に一度の里帰りを許される「母の日」の日曜日。しかしニヴン家に仕えるジェーンは孤児院育ちで、帰る家はない。そんな彼女のもとに、秘密の恋人であるアプリィ家の子息ポールから密会の誘いが届く。幼なじみのエマとの結婚を控えるポールだったが、前祝いの昼食会を前に、屋敷の寝室でジェーンとひと時を過ごす。やがてニヴン家へ戻ったジェーンを、思いがけない知らせが待ち受けていた。時が経ち小説家になったジェーンは、彼女の人生を一変させたあの日のことを振り返る。
ポールと密会(ポールのお屋敷で)→ポール出かける→主人公ジェーン、お屋敷内を真っ裸で徘徊
っていう流れ、全く意味がわからない。あれは真っ裸である必要があったのか?
そんでもって、ラスト、このジェーン(老後)の小説が何か受賞したらしく、自宅にマスコミがインタビューにやってくるんだけど、マスコミに向かって「あたし、たいがい賞取ってきたし。別に嬉しくもなんともない」みたいなこと言ってて、うわ!かわいくねー!って思った。よーするに、主人公であるジェーンに全く感情移入できなかったわけです。
この映画の良かった点と言えば、「風景がきれい」「映像が美しい」ってことくらい。はてさて。ストーリーがよくわからなくて映像がきれいって…イギリス映画と思って観てたけど、フランス映画だったか?
帰宅後、よーく調べてみたら、監督さんはおフランスの方でした。あー、納得。
リピーターにはならないけど、ステキなイギリスの風景をありがとう。そんな映画です。