アフガニスタンで現地の方のために活動をされていた中村哲医師が銃撃され、命を落とされたというニュースに衝撃を受けています。
私は、直接お会いしたことはありません。でもなぜか中村医師の活動を知っています。どこで知ったのか、それすら思い出せないのですが、いろんな方の魂をゆさぶっていることは確かです。
中村医師の活動は、一貫して現地の方の生活基盤を整えること、つまり、現地の方々に心を寄せていたように思います。様々なメディアでこのような活動に触れる機会があるわけですが、知れば知るほど、アッシジのフランシスコと、そのフランシスコから教皇名をお取りになった教皇フランシスコを思い起こします。
アッシジのフランシスコは、自身は裕福な家庭で生まれ育ちましたが、修道士になり、貧しい者のための活動に身を捧げました。
先日お会いした教皇フランシスコは、先日の来日の際に「武器では平和は作れない」と訴えられました。
教皇ミサでも引用された、アッシジのフランシスコの平和の祈りをここに。
Lord, Make me an instrument of Your peace.
Where there is hatred, let me sow love;
where there is injury, pardon;
where there is doubt, faith;
where there is despair, hope;
where there is darkness, light;
and where there is sadness, joy.
どうぞ、銃撃でお亡くなりになった方々のご遺族に、主の慰めがありますように。そして中村医師の活動が、現地の方々によって今後も継続されますように。
