24日はあいにくの雨。
朝8時頃 家を出て、高速で長崎へ。
途中、雨足が強まり、カミナリも鳴っていたので、ビッグNスタジアムなどという屋外でのミサは本当に無事に開催されるんだろうかと心配になりました。
長崎のホテルに着いて、レインコートを着て(セキュリティの関係で、傘がさせない)路面電車で会場へ。ふと外を見ると、雨の中、雨具を着て10m間隔で警備にあたっている警察の皆さんを発見。教皇さまがおみえになるって、ものすごく大変なことなんだな…。
ようやく会場に着いた頃には雨は小降りになっていて、セキュリティチェックを受けている間に雨が止んで。
さっきまでのかみなりと大雨は何だったのだ?
ミサが始まる頃には雨雲はどこかに消えてしまい、晴天に。
これが奇跡っていうやつね!
雨だし、寒いだろうなぁと思って、カイロまで持っていってたけど、必要なかった。
教皇さまが会場におみえになった瞬間はもう、会場中が熱狂!!私も「パパさま〜!」ってバチカンの旗(もらった)を振ってしまいました。
ミサはつつがなく執り行われ、私もミサ終了後にご聖体を拝領して、帰途につきました。
教皇さまは、原爆の目撃者である長崎で核廃絶を訴えることに意味があると訴えていかれました。一部の方は「そんなこと、核を持ってる国で言えばいいのに」とおっしゃっている。
そうじゃないの。
75年前に日本で何が起こったか。75年前のことだけど、今も苦しんでいる人がいる。そのことに心を寄せて、武器で平和は作れないという思いを共有することが大切なんじゃないかと私は思う。