2016年04月30日

年度始め

年度始めは、なぜか仕事が忙しくなる。
毎年のことだし、予測がついていることだったはず。
予測がついていても、想像以上の忙しさに「猫の手も借りたいとはこのことか…」と毎日思う。


年度末のある日、上司の異動が発表された。
私はその上司が大好きだった。
とても面倒見がよくて、毎日何かと話しかけてくれ、ほぼ毎日のようにおやつにつきあってくれ、おやつを食べながら仕事のこと、趣味のこと、たくさん話してくれたし私の話もたくさん聞いてくれた。
こんなに話しやすい上司と1年間一緒に仕事ができた私は恵まれているのだろうと思う。
その上司への思いが、上司として尊敬しているというだけなのか、それ以上の何かが含まれているのか、自分でもわからない。
わからないふりをしているだけかもしれない。

彼の異動後、周りは私が上司ロスに陥っていると思っているらしく、毎日誰かが私に「(上司がいなくなって)さみしくない?」と聞いてくる。
もちろん、さみしい。
さみしいなんてものではない。
喪失感から抜け出せないでいる。
私に上司を返せ、と叫びたくなる。
いつだったか、彼と話していて「あなたが上司でよかった。でもいずれどちらかが異動することになるだろうし、楽しく過ごせる日に終わりが来るのもわかってる」と言ったことがあった。あの時、彼は「そうやって先のことを見通せる力があるのは、あなたのいいところだよ」というようなことを言っていた。
でもこんなに早くその日が来るとは思ってなかった。
異動後、彼は毎日お昼時になると必ずやってくる。
昨年度は毎日のティータイムが2人きりの時間だったけど、今年度はどうやらランチタイムを一緒に過ごすのが日課になりそう。

このひと月、私は異動になった上司2人分と欠員となってしまった職員の分と自分の分、計4人分の仕事をしていた。その上、自然災害の影響での避難所従事もあり、徹夜明けで仕事をした日もあった。
先月まで優雅に過ごしていたティータイムは一体どこに行ってしまったのだろう。
4月最後の勤務日、19時頃にようやく2人でティータイムを取ることができた。
ひと月ぶりのティータイム。
ちょうど新茶の茶葉があったので、それで緑茶を淹れた。
いつものようにどうでもいい話をし、それからどうでもよくない話をし、あぁ、せっかくお茶を淹れたのに、今日は何も和菓子がなかったね、と言って笑う。

願わくば、5月はもう少し平穏な日々を送りたい。
posted by Deanna at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Deanna's Log | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする